平成14年22日 〜

◆ 経 過

4/20(土)
明け方猛烈な嘔吐に襲われ、WCまで動けず手近に在るコンビニ袋に幾度も幾度も嘔吐しながら
朝を迎える。 病院に行きたくても熱発(39.8度)で体が動かず。 右脚の腫れに気付く。

4/21(日)
38度台に熱が下がるものの日曜日の為、自宅にて安静にして過ごす。

4/22(月)
H記念病院を訪れ診察を受ける。 医師の勧告に従い即日入院。

以後5/2(木)まで10泊11日入院加療をする。


◆ 再 発 ・ 入 院

昨春初めて発症し入院加療した右脚の腫れ。 病名は血栓性静脈炎と云って血流が悪くなった部
位に菌による感染を引き起こし酷く腫れる病気です。 一旦は治ったものの昨秋に再発し、その時
は外来治療(但し約2週間(日曜日も休まず)点滴の為に訪院)で治しました。
そして今春… 再々発。 医師も半年周期で1年内に3度も発症しているのを気にして精密検査を
含めた(即日)入院を勧め、その指示に従い一旦帰宅して準備をした後病院に戻って入院しました。
昨年は23日、一日違いで今年は22日、ほぼ同じ時期に2年続けて入院する事になってしまいま
した。 しかも前回より2日長い10泊11日の入院でした。


◆ 精 密 検 査

この病気は最近よく耳にするエコノミー症候群(航空機の中で長時間同じ姿勢で座り続けた為に
脚に血栓を生じ、着陸後に立って行動すると肺にその血栓が移動し問題を起こす)と同じような要
領で右下肢に血栓が生じ、私の場合は其処に菌による感染が加わる為に痛みを伴って大きく腫
れるのです。
場合によっては循環器系統に問題があるのではと云う事で、心エコー(血液の流れ等も加味し心
臓を超音波で診断)とMRA(静脈に造影剤を注入し磁気共鳴画像診断をする)の検査をしました。
しかし共に決定的な異常は見当たらず、また体質的に特に血栓を生じ易いと云う事でも無いような
ので… 強いて言えば仕事柄PCに向かって座っている事や車の運転等も多い為、下肢の血流が
悪くなりがちでそれが血栓の元になっているようです。 ただ私の血管は割りと細めのようです。


◆ 入 院 生 活

入院時の生活のパターンは詳しくは昨年UPした入院記をご参照下さい。 同じ病院ですので、同
じパターンです。 なお今回も全食事の写真を撮ってきました。 ⇒ 病院食クリックして下さい)
以下は今回撮った写真です。 クリックして下さい)
病院内   汚物処理室   点滴


◆ 浣 腸

入院すると分かりますが、看護婦さんは患者の排泄状況をとても気にします。 入院して3日目の
昼過ぎ、S看護婦(可愛いType)がベッド脇に来て「銀河さん、苦しくないですか? 一度出してし
まった方が良いと思いますので浣腸しましょう
」と言いました。 元気な時ならとても嬉しい(笑)申
し出ですが… 未だ脚が結構腫れている上微熱も出ていましたので… 「大丈夫ですぅ…」と答え
ました。 でもS看護婦は「もう5日ですし… 浣腸しましょう」と説得されてしまいました。 5日と
云うのは、入院前の腫れが再発した当初からお通じが出ていなかったからです。
「準備しますね」と言って病室を後にしたS看護婦。 でもその後浣腸を持って現れたのは別の看
護婦(オバさんType)でした。(苦笑) 尚その後カマ(塩化マグネシューム)とアローゼン(センナ
系緩下剤)を毎日服用させられました。

喫煙やWC以外殆ど動かず安静第一なのが入院の基本。 当然お通じのリズムも狂います。 最
初の浣腸以降全くお通じが出ずに3日過ぎ、少々お腹をさすっていたのを見つかり、またもや浣腸。
今度はI看護婦(長髪Type)から浣腸処置を受けました。 しかし… この時は“不発”に近い感じ
で殆ど効果無しでした。 しかもこの時「どうやってします? 前にも浣腸しましたよね その時どうや
ってしました?
」と尋ねられ、「此処(ベッドの上)で横になって…」と答えたところ、「そうですか 浣
腸して差込便器でしたんですね 準備して来ます
」と何か勘違い(?)されてしまい、「い・いえ 浣腸
してからWCに行きました」と強く(笑)訂正しました。 歩けるのに差込便器は一寸ねぇ…(苦笑)

その晩の検温時に夜勤の看護婦に「日中に浣腸しましたね、どうです? 出ました?」と聞かれ、
つい正直に「早くWCに行き過ぎたようで… イマイチでした」と答えてしまいました。(苦笑)
そうですか… 今夜お薬を飲んで取り合えず様子を見ましょう もし出なくて苦しいようでしたらも
う一度浣腸しましょう
」と言われました。
明けて翌日、日勤のS看護婦(前述の可愛いTypeとは別で美人Type)に幾度と無く「出ました?
と尋ねられ… 遂に夕方前に浣腸宣告。 このS看護婦の施浣時のお尻を開く感じが何とも心地
好くその上良く効くんです。(笑) 久々に沢山出ちゃいました。 尚この頃は大分脚の腫れも回復
し浣腸の“体感”・“羞恥”を味わえる(笑)余裕も出て来ていた事を付け加えます。

入院7日間で何と3回の浣腸処置! オペや検査の前処置としてでは無く、あくまで便秘解消の
為だけです。 もう十分満足(?)した私ですが… 退院前日に実は4度目がありました。
結局自然排便が無いまま10日を迎えた訳ですが、それでも3回目の浣腸から3日経っていたの
で「下剤が効かないようですね… どうします?」と前に浣腸して貰ったS看護婦に尋ねられ、「明
日退院だから… スッキリしたいような…」「じゃぁ浣腸します?」「そうですね… お願いします」と
最後になって初めて素直に浣腸をお願いしました。 浣腸中に「一寸温め過ぎたかな? 大丈夫
ですか?
」と聞かれちゃいました。(笑)

結局10泊11日の入院で合計4回も浣腸処置を受けました。 一切の細工抜きで自然(?)に入院
生活を送っていた筈なのですが… 入院すると本当に浣腸は身近です!

もっと詳細な浣腸報告はこちら

浣腸もそうですが… 入院時には本当に色々な面で看護婦の皆様にはお世話になりました。
特に血管が割りと細いので点滴の針を入れ難い上に、しばしば点滴が漏れて腕を腫らし針の刺し
替えを頻繁にして貰いました。
このようなHPで言うのも(お世話になった看護婦さん達に対し)やや不謹慎な感は否めませんが…
心より厚く深く御礼申し上げます


◆ お 見 舞 い

ロバ氏とぞんび氏がわざわざお見舞いに来て下さいました。 しかもロバ氏は浣腸系ビデオを2本
と米国製フリートエネマを、またぞんび氏はエッチなCD-ROMを早く退院出来るようにとの友情を
込めて持って来て下さいました。 “病ハ気カラ”、早く帰宅して見たいと云う気持ちを生じさせて回
復が早まったよう思いました。(笑) お二人には大変感謝しております、どうも有難う!
またお見舞いメールを送って下さいました皆様、本当に有難うございます。 とて嬉しかったです♪


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