SPACE銀河 Library

作:亜奈留美

欲望の旅人

欲望の旅人(1)

ユミの部屋に行くと女性の訪問客がいました。「こんばんわ。私、南サチエです。サチって呼んでください」と女性に挨拶をしました。女性は色白で女優の高橋恵子に似たやさしい上品な顔立ちをしています。30台半ば過ぎ位です。 私が「ありがとう。お返しするわ」とテープのお礼をユミに言うと、ユミは「この方が貸してくれたの。山崎先生。お医者さんよ」とその女性を紹介しました。「言った通り、可愛い子でしょ」とユミが先生に言うと「本当ね、それにすごくセクシーで魅力的。良い友達になりましょうね」と私の手を握りました。やわらかく暖かな手でした。私も先生の手を握って好意を示しました。でも、こんな上品で美人の女医先生があんなエッチなテープを持っていたとは信じられません。ユミの話では前から知り合いで色々とお世話になっており、今日はチョット体調が優れないと話したらお見舞いに来て下さったとのこと。「どこが悪いの」と聞くと「一週間ぐらい便秘で、ウンチが出ないの」。先生が「ですから、これからユミはお浣腸を受けるんですよ」。その「浣腸」という言葉はお店(大人の玩具店)では当たり前に良く使われますが、「浣腸器を下さい」とか「浣腸器の使い方を説明して」と言われる度にどきまきしてしまいます。しかし、その女性が「女医さんなんだ」と思うと、納得して聞けました。「丁度いいわ。サチさんもお手伝いしてくれると嬉しいんだけど、いい? お浣腸用のぬるま湯を200ccほど作ってくれない?」。そう先生に言われて私は素直にユミの台所のガスをつけてお湯を作り、浴室にあったピンクの洗面器に入れて居間に持って行きました。

居間では浣腸の準備は手際よく整っていて、ショーツを脱がされてお尻を露出したユミが既にカーペット敷きの床に仰向け寝かせれており、腰の下に敷かれたビニールとおしめの上で足首を先生の手で持ち上げられて、ワセリンを肛門に塗られています。その格好を見てどきどきしてしまいました。ユミとのレズではお尻の穴への刺激もしたことが無く、ましては未だお互いに浣腸はした事もありません。何時かは、ユミに浣腸したり、されたりしたいとは思っていましたが、ユミに話して万一「いや」と言って軽蔑されたら恥ずかしいと思い、一度も「浣腸」と言う言葉は使ってなかったのです。でも、シックスナインで割れ目を舐めあう時には、ユミの肛門の匂いが大好きで、それが私を興奮させてくれていたのです。

先生は「浣腸用グリセリン」と表示のある青いビンから薬をドクンドクンと洗面器に注ぎ、スチロールのケースから白いガラスの浣腸器を取り出しました。200ccの大型で、さっきビデオで見たお化け浣腸器と比べるとおもちゃに見えますが、こんな大きな浣腸器で浣腸する場面は初めてで興味深々です。グリセリンをシューシューと吸ったり、出したりしてから先生は「ユミには2本するのよ」と、グリセリンを目いっぱい吸い上げた浣腸器を私の目の前に差し出して見せるのです。私も、平静を装い、浣腸器を手に取って思い切って、「あら、こんな大きなお浣腸をされるの」と、からかうと「うん、先生には前に何度か浣腸してもらっているの」と言うのです。先生はユミを横向きにし、片側の脚を胸に近づけて折り曲げさせるとユミの可愛らしい割れ目と小さな肛門が露出しました。先生は人さし指を暗褐色のつぼみの中心に挿しいれて何度か出し入れしています。「痛くないでしょ?どお?」先生が中指をその付け根まで挿し込んだまま尋ねると、ユミは「うーん、痛くはないけれど何か変」というのです。「浣腸器が入り易くなる様にお尻の穴の筋肉を緩めているから変に感じるのよ、我慢ね」。「先生。なんだか変な気持ちになってきちゃった」。ユミの言葉に先生はユミの割れ目を開いて覗き見ました。「あら、あら、ユミの上のお口から何か出てきている。サチ、これ何だかわかる?」とユミの割れ目を更に広げさせて私に見せるのです。割れ目の溝にはヨーグルトみたいな白い粘り気の愛液が少し出ています。「あれー、どうしてユミは濡れているの?」と私が言うと先生は「ユミは肛門が感じるタイプなの。何度か浣腸して知っているの。浣腸器を見ただけでも興奮するのよ。気持ちいい?」と、もう一度指を肛門に出し入れしながらユミに聞きます。「うん、なんか気持ちのいい感じなの。すごくエッチな感じ。先生お願い、もっと早くお願い」。「あら、今はお浣腸よ。先にお腹のものを出してからよ」。先生は私にユミの両足首を支えさせ、赤ちゃんのオムツを取り替える格好で膝を曲げさせると、「サチ、ユミのこの足を抑えながら、浣腸器が入って行くときのユミの表情を良く見ておいてね」。そう言いながら先生はガラスの先端をユミの肛門にゆっくりと挿入します。ユミは浣腸器の先端が肛門に挿入され始めると顎を上げてと息を吐き、何か苦しそうに眉を寄せました。先生は満足そうな笑みを口元を浮かべて「浣腸器の挿入感がいいのね」と言い、シリンダーをゆっくりと押し始めます。ユミはつむった眉間に更にしわを寄せ、「あーっ、あーっ」と声をあげながら顔を振ります。「ユミが痛がっているの? 先生」。私の問いに先生は「ユミが気持ちよくなる時のクセなの」。ユミも注入が進むと「、いい、いい」と何度も繰り返し、150ccほど注入された頃から口を半開きにして「はーはー」と呼吸を速めてきます。私のショーツの中も大変になっています。

200ccの浣腸液はゆっくりとユミの肛門に注入されて行きます。先生の目もユミの表情の変化をじっと見つめながらシリンダーを押す速さを加減している様です。先生の白い手が押し出す浣腸液を暗褐色の輪の中心に受け入れながら「あえぎ」を漏らす私の未だ知らなかったユミの乱れは私の呼吸も乱れさせます。浣腸で「あえぐ」ユミが愛くなって、私はユミの半分開いた唇に指を触れてみました。私の気配を察した先生は「サチ、ユミのクリを吸ってあげて」と言うのです。お医者さんにしては不謹慎な指示ですが、既に純粋な医療行為を超えた雰囲気になっているので、ユミの胸に跨り、両足を脇に抱えなおして、顔をクリトリスに近づけます。皮をむくと、大きくなったサーモンピンクのお豆が顔を出して、プーンとエッチな匂いがします。この匂いも好きです。豆の頭を舌で前後にしごいてから全体を口に吸い込みました。「ああ、すごくいい感じよ、サチ。往きそうになってくるの。先生もっと入れて、早くもっときつくして」ユミはあえぎながら更に強い刺激を欲しがりました。欲求を察した先生は残りの浣腸液をグッと一気に押し込み、空になった浣腸器を引き抜きました。次はグリセリンをビンから直接浣腸器の筒に100cc程流し込み、浣腸器の空気も抜かずにそのままユミの肛門に挿し入れました。先に「クーッ」という音をたてて空気が注入され、その後に生のグリセリンがゆっくりと注入されてゆきます。「うあー、お尻の中が熱い。せんせい。お○んこも熱くなってきた。すっごく気持ちいい。お○んこにも指をいれて、サチ」クリトリスを噛んだり吸い続けながら、指を彼女の膣に挿しいれると中は「ずぶずぶ」の洪水状態でした。そこで私は指を二本にして挿し入れ、指中で少し曲げ、指の腹で「ざらついた」膣壁をトントン叩きました。すると直ぐにユミは脚にすごい力を入れ始めて身体を強く突っ張り「はアッ、はアッ、いくー、いく、いくー」と短い絶叫を発すると頂点に達してしまいました。先生はにっこりしてユミの肛門を押さえます。両腕をだらりと伸ばしたユミは「ゼイゼイ」と激しく呼吸しています。私がユミの唇にそっとキスしていると、ユミの顔がゆがみ始めます。「ぶー、ぶー、ぴー、ブシュー」と恥ずかしい音をたてた排泄が始まりました。おむつを押さえている先生は片手でユミのお腹をやさしく円を描くようにさすりながら「沢山出ているの。浣腸がよく効いたわ。よかったね、それに、サチにはもうひとつの穴もたっぷり満足させてもらって・・・でも驚いたわ。サチがあのテクニックを使うなんて。ユミのGスポットに・・・ありがとうね、サチ。今後は一緒にユミを可愛がってあげようね」と言いました。ユミも「サチ、すっごく良かった。今迄で最高。ありがとう」と快感の残る余韻にひたりながら小声で言いました。

・・・つづく・・・

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