第 三 章


浣腸記-8
 真美に浣腸をして楽しんでいるにもかかわらず、私はSM誌やエロ本の購入は止めませんでした。
それらのモデルでオナニーもしました。セックスも当然気持ちいいのですが、自分でする愉しみも捨
てがたいものがありました。
 そんなある日、SM誌を見ているとイチジク浣腸を使っていることが少ないのに気づきました。多い
のはやはりガラス製の浣腸器でしたし、イルリガートルやエネマシリンジもよく使われていました。
私はこれらの浣腸器が欲しくなり通信販売の広告などをよく見るようになりました。申し込めばすぐ
にでも手にはいるのですが、親と暮らしている身の上だったので、浣腸器はかなわぬ夢でした。
 が、しばらくしてチャンスは訪れました。当時流行った国道沿いとかに夜な夜なオープンするビニ
本店に玩具のコーナーが出来ました。店内に入ったとき、最初は気付かなかったのですが、店の
奥に入り口にカーテンに引いてある部屋を見つけたのです。中から出てきた客が居たので何か売
っていることは、すぐに察しが付きました。カーテンの中は部屋全体が赤いランプで照らされ裏本と
思わせるようなビニ本が何冊か並んでいました。その奥にガラスケースがあり、中にはバイブが数
種類並んでいました。そして、その一番端に発泡スチロールの箱に横たわった一本の浣腸器が置
いてあったのです。
 私は宝物を見つけたように全身の血が騒ぎました。すぐにガラス戸に手をかけましたが、残念な
がらそれには鍵がはまっていて自由に取り出せなくなっていました。焦りました。目的の代物を購
入するには店員に告げなければならないのです。一旦その部屋を出て店員に声をかけようとしまし
たが、店には大勢の客が居てその目を気にせずには居られませんでした。
 その日は諦めて、何度か店に通いましたが客は増える一方で目的を達成することはできません
でした。そして、見つけた日から1週間後にその店は無くなったのです。数日後、裏本を売って摘発
に合ったと友達から聞きました。私は後悔しました。勇気を出していればと。
 そんな反省から、私は薬局を回る決意をしました。近所ではヤバイので、遠くの薬局を探しました。
大きい店は人が多いので、そこそこの規模で客が入っていない薬局を探しました。何軒か、条件に
合う店はあったのですが、浣腸器は置いていませんでした。諦めかけて、今日はこれが最後と
思った店に浣腸器がありました。購入の理由とかを聞かれたら実験に使うと言おうと決めていたの
にあっさりと50ccの浣腸器を売ってくれました。
 足をガクガクさせながら車に戻り、運転席から周りを気にしながら箱から浣腸器を取り出しました。
ズッシリとしたガラスの重みと2ccづつ刻まれた目盛りに異常なほど興奮しました。ガラスをきしま
せながら内筒を引き上げると透明な外筒が姿を現しました。

浣腸記-9
 私は急いで家に戻り、自分の部屋で改めて浣腸器を眺めました。この少しふくらんだ觜管が真美
のアヌスを貫くと思うと、早く試したくてたまりませんでした。そして、私は浣腸器を見て勃起していま
した。自然と手が行ってしまい浣腸器を見ながらオナニーしました。射精の後、ガラスの筒を見なが
ら射精した自分が馬鹿げて見えました。それと、次の日がデートの日でしたが1年後のように感じま
した。
 あれこれと想像しながら、ふと自分で試したくなりました。なぜすぐに試さなかったのか不思議な
感じがしました。早速薬局へ行ってグリセリンを購入しました。グリセリンは意外と恥ずかしくありま
せんでした。500ccのボトルを買って、自分にしようと準備にかかるといろいろと必要なものが足り
ないことに気付きました。まず、グリセリンと水を混ぜる入れ物がないこと。かき混ぜるのに適当な
棒がない。それに肝心の水がない。ずいぶんと面倒臭いものだと思いました。 今度は、日曜雑貨
店に出かけて料理に使う計量カップと、ジュースを混ぜるマドラーを買いました。イチジク浣腸の便
利さがよくわかりました。
 50%のグリセリン溶液を吸い込んだ浣腸器は怪しい輝きを放っていました。生唾を飲み込みなが
らパンツをおろしてお尻に差し込みました。ガラスの滑らかな感じに好感を持ちました。それと、イチ
ジクにはない注入感がとても気持ちよかったことを覚えています。
 次の日、真美と会うと心臓がバクバクしました。はやく使いたい!これだけでしたが、焦らず喫茶
店へ入りました。なるだけ奥の方に座り、真美に浣腸器を見せました。真美にはエロ本とかSM誌
を見せていたので、真美も一目で浣腸器だとわかったようでした。耳まで真っ赤に染めて俯く真美
は男心を擽りました。何を言っても下を向いて頷くだけで、早くホテルへ入りたい様子でした。私も
同じ気持ちでしたが意地悪く焦らしました。しとどに濡れそぼった真美を拝みたかったからです。小
一時間程喫茶店で真美を虐めてからホテルへ入りました。
 抱き寄せてキスをすると、普段より大胆に舌を絡ませてきました。浣腸が欲しい意思表示のよう
でした。スカートを脱がせてベッドに寝かせ、その横で浣腸の準備をしました。真美は目を閉じなが
らも準備で発する音で感じている様子でした。部屋のイルミネーションに光る浣腸液を満たした浣
腸器を真美に見せると、悦びを隠すように顔を背けました。
 浣腸器をベッドに置いて真美のショーツを脱がせました。両足をいつものように抱えさせると、真
美の花園は沼地のように愛液を溜め込んでいました。アヌスまでも濡らして浣腸で濡れる女になっ
ていました。  
 透き通ったガラスの觜管を濡れたアヌスにそっと挿入すると真美の体がビクンと反応しました。真
っ白なお尻に突き刺さる透明な液を満たしたガラス浣腸器は私を最高の興奮へと導きました。

浣腸記-10
 ピストンをゆっくりと沈めると、何の抵抗もなく真美のお腹に浣腸液が消えていきました。目盛りを
通過するピストンの先が入っていく量を的確に教えてくれます。いつもより大きな声を出して浣腸液
を歓迎している真美がそこに居ました。コツと小さな音で浣腸液の終わりを知りました。アヌスから
引き抜いた觜管はうっすらと曇っていました。再び浣腸液を吸い上げて2回目の浣腸をかけました。
真美の反応はますます大きくなり私を悦ばせました。2回目も入れ終わってコップを見ると、少し浣
腸液が残っていたのでそれも真美に入れました。
 ちり紙を丸めて真美のアヌスをきつく押さえて便意を我慢させました。苦しみながらも真美のラビ
アからは愛液が溢れ続きました。100CCオーバーの浣腸はさすがにきつかったようで2分弱で真
美は限界を告げました。お尻を押さえながらトイレに歩く後ろ姿を見送りながら、すぐに私もトイレへ
近寄りました。ドアは閉めないように言ってあるので、この日も真美はドアを開けて和式便器にしゃ
がみました。
 真美のお尻からちり紙が落ちると、茶色く染まった浣腸液と太い便が勢い良く飛び出ました。お
腹の痛みに自然と漏れる声が浣腸液の量を現しているようでした。途切れ途切れに浣腸液と便が
飛び出しその都度大きく開くアヌスはピンク色をしていました。二十歳の子が自分の排便を見せる
のはさぞかし恥ずかしいだろうと思いました。
 普段より長く苦しんだ真美を再度べっで似寝かせて洗腸をすることにしました。おむつ替えのポー
ズではお腹が圧迫されるので左横臥で注腸する事にしました。洗面器に満たした水を浣腸器に吸
い上げ真美のアヌスへ觜管を、そしてその水を真美のお腹へ。水が流れ込むたびに真美のラビア
からジュースが溢れてきました。300CCで洗腸になれていない真美は我慢できなくなりました。今
思うと水では冷たかったのかもしれません。真美のお腹からは、かなり汚れた水が出てきました。た
ぶん宿便だったのだと思います。
 それをもう一度行って真美を抱きました。もっと洗腸してやりたかったのですが、ガラス浣腸器に
興奮させられた私の方が限界でした。真美の興奮も普段と違い、ヴァギナがもぞもぞと私のペニス
を包み込み、いたたまれず放出してしまうありさまでした。お恥ずかしい話です。女体の奥の深さを
知ったような気がしました。
 驚いたのは次の日でした。今までになく化粧映えした真美を見て呆然としました。今までになく綺
麗な光り輝く肌をした女になっていました。洗腸の効果でしょうか。真美も当然そのことに気付いて
いました。それからは、浣腸後の洗腸は標準コースとなり真美もかなりの量をお腹に入れることが
出来るように
なっていました。真美のお腹もかなり綺麗になっているようで、回数を重ねるごとに汚れも治まって
きました。
 ガラス浣腸器を購入して約2年後に私たちは結婚しました。その間、浣腸器は真美のお腹を守っ
てくれました。


浣腸記-11
 結婚式を翌日に迎えて、あれやこれやと忙しい一日を終え結婚するとは何と面倒なことだと思って
いた夜に、真美から電話が入りました。自宅からでなく公衆電話からでした。今なら、携帯電話があ
りいつでも話が出来ますが、当時はそのようなものは想像も出来ず、親に聞かれたくない話はこっ
そり家を抜け出して公衆電話を使ったのです。
 真美は話を切り出せないようで、暫く黙っていました。まさか、結婚しないなんて言うのでは、と一
抹の不安を抱きながら真美が話し出すのを待ちました。10円玉が何枚か落ちる音がして、ボソッと
真美の声が聞こえました。それは、浣腸器を持って来て欲しいとのことでした。便秘ならイチジク浣
腸を持っているはずだしと思いましたが、今までそのようなことを口にしたことがなかったので車を走
らせて届けました。途中、薬局に立ち寄ってグリセリンを購入しようと思いましたが、遅かったため開
いてる薬局はありませんでした。
 紙袋に入れた浣腸器を渡すと、真美は何も言わずに恥ずかしそうに家の中へ消えていきました。
このとき、真美の女心を察してやれず 礼くらい言ったらどうなんだ!と腹立たしく家に戻りました。自
宅に戻って暫くしてハッと気付きました。真美は今夜自分で洗腸をして、明日の結婚式に臨みたか
ったんだと。そう思うと急に愛しくなり、真美を抱きしめてやりたい気持ちでいっぱいになりました。
 その夜はそんな真美に興奮してなかなか寝付けませんでした。目を閉じると真美が自分で浣腸器
をお尻に差し込んでいる姿が浮かびました。後で嫌がるのを無理矢理聞き出したのですが、その夜
はイチジク浣腸2つの薬を浣腸器に入れて浣腸して、500CCの水を2回入れて洗腸したそうです。
 当日の真美はいつも以上に輝いていました。それと、私にしかわからないことですが欲求不満を
物語るように目が潤んでいました。たぶん、浣腸後のオナニーでは物足りなかったのだと思います。
これも、後で聞き出したのですがオナニーはしなっかたとのことでした。
 夜になってやっと二人の時間が出来たとき、新たな驚きが待っていました。真美の下半身に陰毛
が無く深い割れ目が姿を現していたのです。剃毛をした理由はお腹を洗った後で自分を見たとき、陰
毛がむだ毛のように見えたそうです。
 結婚後も浣腸はセックス前の儀式で、子供が出来るまでは毎回浣腸をしました。真美も日々感度
がよくなり、洗腸用に100CCの浣腸器や500CCのイルリガートルなどを買い揃えました。真美が
妊娠してからは浣腸が使えなくなり、今では子供も大きくなって家での浣腸は殆どしていません。
 今でも真美は浣腸好きで、我慢できなくなったときはイチジク浣腸をねだってきます。今、私たちは
2が月に一度程度ホテルへ行き、たっぷりと浣腸を楽しんでいます。(完)

ながながと、つまらない投稿をお読みいただいた皆様に感謝いたします。


★ このお話はBraque氏より寄せられました回想記です  若き頃からの浣腸に対する想い
 やその後の女性とのお付き合いの中で浣腸を通して愛を育んだ氏の過去が心理・情景描
 写共に素晴らしく綴られたお話です



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