SPACE銀河 Library

作:朱鷺

ドクター佑香の受浣記録

俊夫は、手にしたガラス製の器具の意外な重さに戸惑っていた。いつもなら、その器具は佑香が俊夫に対して使用するものだ。それをとも子から手渡され、これから佑香に対して使うのだ。

先日、いつものように佑香の部屋で、俊夫が浣腸を受ける立場でプレイをしていた時に、佑香がいきなりそんな話を切り出したのだ。俊夫と結婚したい。俊夫の子供を産みたい。そして、俊夫から浣腸を受けたいと言うのだ。
さらに佑香は意外な事も告白した。同僚の看護士のとも子と対等にプレイをする関係にあるという話だった。とも子に浣腸を施し、とも子から浣腸を受け、お互いの快楽を求める性的な関係を、俊夫と出会う以前から持っていると言うのだ。そして、その関係をこれからも継続させたいとも話した。
佑香と俊夫ととも子の三人が、対等な関係で付き合うのなら、俊夫にとっては、いままで以上にさまざまな事が体験できると、佑香は説明した。一対一よりもヴァリエーションは有るし、とも子も拒む事は無いはずだと言うのだ。

俊夫にしても、その提案を拒む理由は無い。医療プレイで患者の役を好む嗜好から考えれば、本物の女医と
看護師に相手をしてもらえるなどと言うのは、理想的な事態だし、男として女性二人を相手にするのも、世間ではうらやましがられるような事だろう。まして、それを将来の妻の方から言いだしているのだ。

そして話は成立し、今晩初めての、とも子と三人でのプレイとなったのだ。全裸でベッドに横たわる佑香。その脇に立つ二人も、身に付けたものは僅かな下着だけだ。そして、俊夫がこれから佑香に対して初めての浣腸を
するのだ。しかも、今日は専門家の立会人まで脇に付いている。いままで何度も、佑香から浣腸された事は有るが、初めての立場で佑香を相手にしなければならない。期待と困惑が入り混じり、受浣を待つ佑香を見下ろし、不思議な感慨に浸っていた。

とも子は、この状況を面白がっていた。佑香のパートナーとして、何度も対等の立場でプレイしてきたから、自分がする事にも、される事にも慣れている。だが、今日は立会人の立場で、この状況を観察しているのだ。
佑香とは対等なパートナーとして付き合って来たが、どちらかと言えば、とも子の方が受けにまわる立場が多かった。性的な事も、佑香がとも子の快楽の蕾を嬲り、頂点を引き出して、悦に入るケースの方が多かった。
それが、今晩は佑香が処置を受ける側にまわって、しかもそれを第三者として観察しているのだ。俊夫の手並みと、佑香のその時の表情を冷静に観察してみたいと、とも子は密かに考えていた。

佑香から結婚を言いだされたのは、つい先日の事だ。俊夫との関係は知らされていたが、今までの男性遍歴の一人だと思い、将来の事まで思い至る事は無かったのだ。もちろん、女同士の関係は、世間で認められるものでも、法律で守られ、社会的に認められるものでもない。だが、職業上の結びつきもあり、肉体関係も有る事で、とも子は、佑香の恋人のように自分の事を考えていた。
とも子にしてみれば、佑香はリードする立場だったから、恋人からの別れ話のような気分で、佑香が結婚するという意思を聞いた。しかし、その後の話はとも子の想像とは大きく違っていた。同性の恋人と縁を切って、夫に対して貞淑な妻になる事など、佑香は考えて居なかったのだ。
俊夫と三人でプレイをしよう。その方が、より深い快楽を追求出来るだろう。そう言い切る佑香に対して、とも子は否定する言葉も意志も無かった。

「今度、俊夫に浣腸してもらうの。いままで彼からしてもらった事は無いから、どうなるか楽しみだわ。その時にはあなたも立ち会ってね。二人の目の前で浣腸を受けてみたいの。でも俊夫は本当は自分がされる方が好きだから、その後はあなたが俊夫に浣腸してあげてね。医師が見てるところで、看護師のあなたから浣腸されるなんて、医療マニアの俊夫にしてみれば、理想的な環境だと思うの。」
楽しそうに、とも子に対してそんな話をする佑香を眺めていると、それが一番正しい事のように思われて来るのだった。

そして佑香は、初めての時のような、純粋な羞恥を感じていた。俊夫の前でも、とも子の前でも、全裸を晒すことには慣れている。とも子には、こうしてベッドに横たわる姿を見降ろされ、何度もいろいろな浣腸の処置を受けたし、目の前で排泄をした事もあった。
だが、二人に見つめられ、処置を受けるという体験は未知のものだ。羞恥と興奮で体が熱くなるような気さえしてくる。性的な興奮も高まり、陰部に愛液があふれ、しっとりと濡れてくるのが、自分でもわかる。そして、興奮して濡れているのが、二人に解かってしまいそうだという想像が、さらに羞恥を高めているのだ。

俊夫のためらいが長いのに焦れて、とも子が声をかける。この場合、どう言えば良いのか、どちらに声をかけるべきか、とも子には判っている。
「佑香先生。その体勢じゃ、浣腸を受けられませんよ。体位を変えて下さい。」
あくまでも看護師の立場として、冷静な口調で、患者に指示を出すように話しかける。しかし、呼びかけは「佑香先生」と言うのだ。佑香が医師であり、それなのに患者としての立場で処置を受けているという事実を、言葉によって明確に示している。
「そうですね、俊夫さんは初めてですから、なるべくやりやすいポーズが良いですね。じゃあ、うつぶせになって、お尻を高く上げてください。そうそう、四つん這いで肩を落とすようにして、お尻は出来るだけ高く上げてくださいね。」
きっちりと受浣のポーズも指示を出す。佑香は素直にその指示に従って、体をひねり、うつぶせに成ると、枕に顔を埋めるようにして、お尻を高く上げる。そのポーズでは、顔の表情は見えないものの、肛門から陰部は見降ろしている二人にはしっかりと観察されてしまう。さらにとも子の言葉が追い打ちをかける。
「じゃあ、俊夫さん。浣腸器を挿入する前に、肛門にの潤滑剤を塗って上げてくださいね。」
俊夫は、自分がされる時のように、ワセリンを探すが、とも子は首を横に振る。
「ワセリンよりも良い潤滑剤が有りますよ。佑香先生のあそこから滴っているその液を、指先で肛門に塗ってあげてくださいね。」
その言葉に、佑香は耳朶まで赤く染まる。二人の眼には、佑香の陰部から細い糸を引いて、シーツに垂れている粘液まで、しっかりと見えているのだ。俊夫は言われるがままに、佑香の花芯からこぼれている細い糸を指に取る。
「もっとたっぷりと塗ってあげないと、挿入する時に痛いですよ。」
そう言われ、さらに花芯そのものに指を付ける。核から花弁まで、液をすくい取るように指を動かすと、それだけでさらに佑香は反応を示して、吐息を漏らす。俊夫が、すくい取った液を菊花の部分に優しく擦りつけると、さらにとも子の指導が入る。
「もっと、内側まで塗ってあげないと。指を入れるようにするんですよ。」
俊夫はためらいながらも、佑香の菊の芯に指を立て、佑香自身からすくい取った液を、佑香の別の穴に満遍なく塗り込もうとする。その行為だけで、俊夫の分身も大きさを増し、佑香の呼吸も乱れてくる。
「もうそろそろ、良いでしょう。では、浣腸を初めて下さい。」
俊夫は、とも子の言うとおりに、指でのマッサージを終了し、左手に持ったガラス製の浣腸器を右手に持ち替える。200ccまでの目盛が付いたシリンダーには、その目盛いっぱいまで液が満たされている。とも子が調合したグリセリン溶液だ。

いつもとも子と佑香がお互いに浣腸をする時には、グリセリン濃度を薄めにする。何度かの経験で、世間での便秘処置が目的の溶液と異なり、性的に楽しめる濃度を探求したのだ。便意が急激に高まり、すぐに我慢の限界を超えてしまうと、排泄行為が先になってしまって、お互いに楽しむ時間が短くなる。それよりもじわじわと効果が表れ、我慢をしながらも性的な刺激を長い時間楽しめるような、速効性ではない溶液の方が、プレイとしては良いのだ。
今回とも子が調合したのも、そういう目的の液だ。しかし、今回は佑香には内緒でとも子の秘密のレシピが加えてある。その効き目を佑香が味わう時に、どんな反応をするだろう。とも子の期待は高まった。

俊夫はためらいながらも、佑香の菊花にガラスの嘴管をゆっくりと埋めた。
「佑香、じゃあ入れるよ。」そう声をかけると、佑香は素直に頷く。
俊夫は、シリンダーに刻まれた目盛を一目盛づつ確かめるように、ゆっくりとピストンを押し、その溶液を、佑香の体内に注ぎ込んでいった。佑香の唇から吐息とも喘ぎ声ともつかぬ声が漏れる。シリンダー内の全ての液が、佑香の体内に送り込まれると、俊夫は静かに嘴管を引き抜いた。
「佑香先生、お代わりしますよね。」とも子がにこやかに佑香に訊ねる。佑香は枕に顔を埋めたまま、小さく頷く。
俊夫の持つガラス製浣腸器をとも子が受け取り、再度液を満たし、俊夫の手に戻す。もう、俊夫もためらう事は無い。無言で佑香の菊花にそれを挿入し、液の注入が繰り返される。二本目の液も素直に、佑香の体内に収まってしまう。
名残惜しそうに、俊夫が佑香の菊花からゆっくりと引き抜いた嘴管は、数滴の浣腸液の雫と挿入の潤滑剤として塗り込んだ佑香自身の粘液が混じり、妖しく滑っている。とも子は、そのガラス製の器具を俊夫の手から受け取ると、代わりに脱脂綿を俊夫に渡す。
「じゃあ、我慢している間は、これで肛門を押さえていてあげてくださいね。」
そう言って俊夫に佑香の肛門を任せると、とも子は佑香の体の位置を変えさせ、側臥位にした。

佑香の下半身には俊夫が覆いかぶさるようにして、肛門を押さえている。全裸の上半身は無防備にとも子の目の前に晒されている。その佑香の胸に手を伸ばし、とも子がそっと乳首を嬲る。佑香の口からは快楽の喘ぎ声が漏れる。
「佑香先生、二人掛りで処置をされる感想は如何です。」
「そうね。思っていた以上に恥ずかしいわ。」
「では、羞恥心を忘れるような快感を希望しますか。」
とも子は含み笑いを浮かべながらそう言うと、俊夫を促す。
「佑香先生は、お尻の穴だけじゃ物足りないようですよ。そのすぐ近くもマッサージしてあげたらどうです。」
俊夫はその言葉に素直に従う。佑香もあえて逆らう様子は無い。肛門を押さえた中指以外の指を曲げ、人差し指は陰唇をなぞり、親指と薬指で陰核をつまむ。もう片方の手は佑香の臍から乳房へと伸び、とも子の手と共に乳首への愛撫を加える。
とも子は、唇を佑香の乳房からうなじに這わせ、耳朶を経て佑香の唇へと達する。俊夫の人差し指や薬指は、佑香の喘ぎに連動するように、秘所への侵入を繰り返す。佑香はその刺激を素直に受け止める。浣腸液が効き目を現わすまでのわずかな時間の間に、すでに刺激による快感の高みへと達してしまう。全身を堅く震わせ、しばし脱力状態となる。だが、腸の中の液体は、その効力を発揮し始めている。佑香の額に先ほどの快感のものと別の意味の汗が浮かぶ。
「ねえ、とも子さん。今日は効き目が違うような気がするの。いつもと同じ量でしょう。」
「そうですよ。200ccの浣腸器で2本、400ccですよ。」
「じゃあ、何かしら。グリセリンの濃さを変えたんでも無さそうね。」
「さすが先生。気がつきましたか。これは生理食塩水カクテルです。
覚えてます。先生が一番最初に私に浣腸してくれた時のレシピですよ。」
「そう、あの時のなのね。ずいぶん前だから忘れかけてたわ。」
佑香ととも子の慣れ染めは、派遣先の田舎の診療所での出来事だった。その時に佑香が作ったのが、生理食塩水にグリセリンを加えたスペシャルブレンドだったのだ。そんな会話をしている間にも、佑香の限界は近づいている。とも子は、手際よくオマルを用意して排泄の準備を整える。
「今日はオマルでうんちを出してもらいます。ベッドの上で出来ますから、限界まで我慢してくださいね。」
そう宣言して、にこりと笑いながら付け加える。
「先生、覚えてます。レミちゃんにもこうやってオマルで排泄させたのを。」
「ええ、小学生のかわいい子だったわね。おかあさんと三人がかりでさせたんだったわね。」
佑香は限界を感じると素直に身を起こし、オマルに跨る。ベッドの上で二人に背を向けた体勢だ。俊夫ととも子の視線が一点に集中して注がれる。肛門を押さえていた脱脂綿も取り除かれ、いつでも排泄可能な状況だ。わずかに佑香のためらいだけが、破局を食い止めている。だが、それも限界に近い。排泄行為を他人に見られるのは恥ずかしい事だ。幼少の頃からの躾や常識が、まだ佑香の限界を先延ばしにしている。そして物理的な限界が訪れ、佑香は腸の内容物を400ccの液体と一緒に吐き出し、羞恥にまみれる。本来ならその羞恥を軽減してやる立場のとも子は、この部屋の中では立場を変える。
「佑香先生、いっぱい出ましたね。まだお腹の中に残ってますか。二人で見てますから、全部出し切ってくださいね。」
その言葉でまた佑香の頬は羞恥に染まる。それを承知していて、とも子はあえて言葉にするのだ。やがて、佑香の菊花のほつれや収縮も元通りに収まり、佑香は大きく息を吐く。俊夫ととも子は、手際良くオマルの内容物を片付け、浣腸器などの道具も洗浄する。

次はとも子が浣腸を受ける番だ。佑香が立ち会いで俊夫が施浣する役目だ。とも子はすでに覚悟を決めている。俊夫の目の前で身に付けた下着を脱ぎ捨て全裸になると、ベッドに横になって、自分への処置を待っている。俊夫は初めて目にするとも子の裸体に戸惑っている。
「さあ、俊夫。とも子さんも準備が出来たわ。浣腸してあげてね。」
「俊夫さん、お願いします。」
二人から促されて、俊夫はおずおずと、とも子の体に手を伸ばす。
「どんな体勢でするの。あなたの好きなポーズで良いわよ。」
佑香にそう言われても、俊夫は決めかねている。今まで自分が浣腸をする立場になった事は無い。今日、佑香ととも子の二人に対してガラス製の浣腸器を使うのが、生まれて初めての体験なのだ。佑香が助け舟を出す。
「じゃあ、さっきの私の時と違ったポーズが良いわね。とも子さん、採石位をとってね。」
佑香に言われ、とも子は仰臥したまま足を上げ、膝の裏側を自分の手で抱え込む。俊夫の目の前に、下腹部、陰部、肛門が全開で晒される。
「とも子さんはもうそのつもりで居るのよ。浣腸だけじゃなくて、前の方も弄っても構わないのよ。あなたのしたいようにしなさい。」
そう言われても、俊夫はとも子の陰部に手を伸ばすのをためらっている。
「さっき私にしたように、あそこの液を潤滑剤に塗ってあげるのよ。そうしないと挿入するのに痛いわ。」
俊夫は佑香に促され、言われた通りに、とも子の陰部を指で刺激し始める。陰部からの透明な液体は、すぐに溢れ出し、俊夫はそれを指で誘導し肛門に導く。佑香の時と同じように、肛門内部まで指を入れるようにして、満遍なく愛液を塗り込むと、佑香に渡されたガラス製浣腸器を手にして、とも子の菊花に嘴管を優しく挿入する。
「とも子さん、これから入れるわよ。私のと同じスペシャルブレンドよ。しっかり飲み込んでね。」
佑香のその言葉が合図のように、俊夫はピストンを押し始める。200ccの液体は抵抗も無く、とも子の体内に収まり、俊夫が抜いた浣腸器に佑香が再び液を満たす。二本目も、同じように素直にとも子は飲み込んだ。俊夫が浣腸器を抜いて、肛門を脱脂綿で押さえても、とも子は大きく股を開いたポーズを崩そうとしない。
「俊夫、ただ待っているだけじゃ、とも子さんが淋しがってるわ。さっきと同じように、あそこを弄ってあげてね。」
佑香に言われて、俊夫は菊の花びらや栗の核に指で刺激を加える。とも子が快感に呻く。
「俊夫。どうせならキスもしてあげれば。いつも私にしてくれるように。」
俊夫は佑香の言うがままに、とも子の陰部に顔を近づけ、栗の核に舌を伸ばす。唇で吸いこむように核を含み、歯で甘咬を加える。さらに陰部の花弁に沿って舌を這わせ、深部にまで侵入する。そして、脱脂綿で押さえた菊花までも舌を這わせ、こじ開けるように侵入しようとする。
「ダメです、俊夫さん。そんなことしちゃ、出ちゃう。」
思わずとも子は悲鳴のような声を上げる。
「あらあら、防水シーツは敷いて有るけど、ここでそのまま洩らさないでね。」
佑香はとも子の様子を見降ろしながら、そう言って笑う。そして、そう言いながらも、とも子の胸に手を伸ばし、乳首を口に含み、とも子を刺激し続ける。
しばしの間、とも子は全身への刺激と便意の狭間で、快感とも苦痛ともつかない興奮を味わう。しかし、快感の高みに達する前に、腸の中の薬液の刺激に耐えられなくなってしまう。
「もうダメです。出ちゃいます。」
俊夫は菊花に戻した脱脂綿をしっかりと押さえながら、とも子の体を起き上がらせた。佑香が素早くオマルを差し込む。先ほど自分がその中に排泄した羞恥の塊と同じものを、とも子が産み落とすのをしっかり見届けようと覗き込む。
俊夫が脱脂綿を外すと、準備は完了する。これでいつとも子が限界を超えても大丈夫な体勢が整った。とも子の腸内の嵐は限界まで荒れ狂っている。だが、とも子も佑香と同じようにぎりぎりの抵抗を試みている。常識ある大人の女として、排泄行為を他人に見られるのは、羞恥の極みなのだ。まして今日は、初めての男が自分に浣腸を施し、その結果を見守っているのだ。
だが、どんなに抵抗しようと、グリセリンの医学的な効果に勝てるものではない。とも子の菊花は内側から押し広げられ、迸る液がオマルに落ちる。さらにそれに続いて褐色の塊が菊花を押し破るように、内圧に押されて姿を見せる。もう、とも子は排泄を堪える事を放棄している。それよりも、この羞恥の行為を一刻も早く終了させるように、腸の内容物を押し出そうと努力をしている。
だが、限界までの我慢の間に腸の深部まで浸透した薬液は、その効力を増し腸の深くまで刺激を拡げ、その部分の便までが活発な腸の動きにより出口へと運ばれて来ている。長い時間をかけて、大量の便を産み落とした後、とも子の肛門も落ち着きを取り戻し、とも子は排泄行為の終了を告げる。

とも子の排泄物を片付けると、室内に籠った臭気を逃がす為に換気が行われ、佑香の部屋は消臭剤と香でリフレッシュされる。佑香が休憩の為に、三人分のお茶を用意する。テーブルを三人で囲んで居る状況はごく普通の友人同士のようだが、その姿は異様だ。女性二人は全裸で、男性もトランクス一枚だけの姿なのだ。しかもそのトランクスは風を受けた帆のように大きく膨らんで、中身の様子がどうなっているか一目瞭然なのだ。

「佑香先生、いかがでした。俊夫さんに初めてしてもらった感想は。」
「そうね。とっても素敵だったわ。それにあなたの排泄シーンも美しかったわよ。あんなに色っぽい排泄って、今まで見た事が有ったかしら。やっぱり俊夫が居ると違うのかしらね。」
「そうですね。先生と二人っきりの時よりも恥ずかしくて、体が限界まで反応してしまったような感じですね。それより先生の絶頂シーンもセクシーでしたよ。自分がしてあげてるんでは無くて、客観的に見ていたからでしょうかね。」
「そうね、二人掛りで刺激されたから、とっても感じてしまったの。あなたはいかなかった様だったわね。」
「気持ちは良かったんですけど、便意の方が先になってしまって。ちょっと便秘気味だったせいでしょうか。」
「それであんなに多かったのね。仕事柄、便秘になるのも仕方ないけど、ちゃんとコントロールしないとね。」
「大丈夫です。いつも先生にしてもらってますから。それに今度からは俊夫さんにも、してもらえそうですしね。」
「そうね、いつでも俊夫にお願いしてみて良いわよ。俊夫としては、するよりもされる方がお好みかもしれないけどね。」
「じゃあ、先生が居なくても俊夫さんと遊んで良いって事ですか。」
「もちろん良いわよ。俊夫もいつも三人で遊ぶだけじゃ、大変でしょうしね。」
「寛大な奥さんなんですね。夫が他の女とこんなプレイをするのを認めるなんて。」
「だって、他の誰かじゃ無くてとも子さんだからね。俊夫にいろんな気持ち良い事をしてもらっても良いのよ。」
「ええっ、それはセックスもOKっていう意味ですか。」
「そうね。じゃあ、こうしましょう。セックスはゴムを使ってなら良いわ。生は駄目よ。あそこの部分の素肌と素肌が触れるのは、妻だけの特権にしておいてね。それに、あなたが俊夫の子供を産むような事になっても困るものね。快楽の為なら浣腸でもセックスでもアナルセックスでも、なんでも試してみて良いわよ。」
「なんだか、そこまで言われると、かえって困ってしまいそう。最近は男の人とお付き合いした事が無いですしね。」
「だってヴァージンじゃ無いでしょう。たまにはペニスで体の奥まで刺激してもらうのも、気持ち良いわよ。俊夫のモノもなかなか立派なのよ。とも子さんは、さっき最後までいかなかったでしょう。これからやってもらえば良いわ。」
「これからですか。」
「そう、この後はあなたが俊夫に浣腸してあげるでしょう。俊夫って浣腸されて我慢している時が一番ペニスが大きくなるし、堅さも最高になるのよ。我慢している俊夫の体からそそり立ってるペニスを、あなたが上から受け止めてあげれば、二人ともとっても良くなるわよ。」
「先生はそれを見てるんですか。なんだか申し訳ないような気がしますね。」
「大丈夫。私は俊夫の顔の上に跨るから。さっき、あなたもやってもらったでしょう。俊夫って舌の使い方も上手なのよ。」
「じゃあ、俊夫さんの上で先生と私が向かい合って感じるっていう事ですか。」
「そうよ、見つめあってキスしながら、あなたと快感に浸るなんて最高だわ。」
「俊夫さんはそれで良いんですか。」
「俊夫はそうやって責められながら、便意の極限まで我慢するのが快楽なの。大丈夫よ。でも、あなたを行かせるまで頑張るなら、お尻の下にオムツは用意しておいた方が良さそうね。」

そんな二人の女同士の会話を聞きながら、俊夫は微笑んでお茶を飲んでいる。この先の、二人から与えられる快楽と苦痛を想像して、それを楽しみに待っているのだ。お茶を飲み終えると、俊夫がカップを片付け始める。これから三人のプレイの第二ラウンドが開始されるのだ。



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