エネマな夫婦
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夏が終わろうとしております。日中は、まだまだ暑いですが、朝夕はかなり涼しくなりました。夕食の支度をしていると、主人が帰ってきました。
「お早いお帰りですわね」
「明日から出張だ。だから、早めに帰ってきた」
そう言うと、主人は玄関から上がるなり、着ていた服を脱ぎ始めます。
「あらあら、脱衣場で脱いで下さいな」
「待ちきれんのだ、亜佐美」
あたしは、全裸になった主人から、おもむろに抱きすくめられました。
「まぁ、随分とお元気なこと」
主人の勃起したペニスが、あたしの下腹部に押し付けられます。本当に逞しいんです。
「出張は何日ですの?」
「今日が水曜だな。明日の木曜と、金曜の二日間だ。土曜の夜には戻ってくる」
「そんなに……。つらいですわ」
結婚して十年。子供が出来なかったせいか、毎日でも愛し合っているあたし達にとって、お互いの顔を見れない日は、たった一日でもつらいものなんです。人からは、毎日顔を合わせてると、イヤにならないかって言われます。ですが、あたしは勿論、主人もイヤではありません。人様には言えませんが、何よりもセックスであたし達は結びついていると思っております。
「だから、たっぷり愛し合っておこうと思って、早く帰ってきたんじゃないか」
主人が、唇を重ねてきます。
あたしも、舌を挿し入れて、絡み合わせ、唾液を注ぎ込んで、それに受け応えま
す。
ギュッと抱き締められると、身体の中に至福感が膨れ上がってきます。
「亜佐美、亜佐美」
うわ言のように言いながら、何度も主人は激しいキスを繰り返してきます。二人の口の端から、涎が滴り落ちます。首筋に流れた涎の跡を追い、主人は、あたしの汗ばんだ首筋、頬にも舌を這わせてきます。
「アァン、くすぐったいですわァ」
あたしの甘い声に、余計主人は発情し、耳朶を甘噛みしたり、更には耳の穴の中にまで舌を侵入させ、ベロベロと舐め回してきます。くすぐったいったらないんです。そうやって愛撫されながら、あたしはワンピースのボタンを外され、その下のブラとパンティーも取り去られ、裸に剥かれてしまいました。
主人は、あたしの肩を掴み、改めてあたしの肢体を眺めます。
「そんなにご覧にならないで」
あたしが、バストとアソコを押さえるようにすると、手をどかされました。両方の手首を持たれたまま、バンザイさせられます。汗の匂いが一気に漂います。主人に言われ、あたしの腋の下には腋毛がフサフサと生え揃っています。汗で、腋の下にベットリ貼り付き、強烈なフェロモンを放っているのがわかります。
「アンッ、いやですわ。まだお風呂にも入っておりませんし、今日は汗を沢山かきましたから」
腋を閉じようとしても、許してはくれません。
「だから良いんだ。お前みたいな美人が、こんなに汗臭くなっている、そのギャップが良いんだ。亜佐美の腋の下の匂いを嗅ぐのは、たまらない楽しみなんだ」
開かれた腋の下に、汗で貼りついた腋毛に、主人は鼻を滑らせ、あたしの汗臭い体臭を、クンクン鼻を鳴らしては嗅ぐんです。
「恥ずかしい。そんな汗臭い匂いをお嗅ぎになってはイヤッ」
主人は、目を瞑り、夢中になって匂いを嗅いでいます。
「亜佐美、今度は」
主人が次に匂いを嗅ぎたい所、それがわかっているあたしは、自ら四つん這いになり、自分で尻タブを広げます。
「あなた、いつもの場所が、お嗅ぎになりたいのですね。亜佐美は死ぬほど恥ずかしいのを我慢して、あなたにお喜び頂けるよう致します」
あたしのお尻の穴。アヌス。そここそが、主人の最愛の場所なのです。
「アァーアアアアアアアアアン」
主人の鼻息がアヌスに掛かり、あたしは、はしたない声を上げてしまいます。だって、死ぬほど恥ずかしいけど、物凄く感じてしまうんですもの。だから、イヤイヤって言いながらも、あたし、主人の鼻についついアヌスを押し付けてしまうんです。
主人は、ひたすら匂いを嗅いで興奮しています。そうして、更にあたしを辱めるようなことを言うんです。
「亜佐美、アヌスからウンチの匂いが漏れてきているよ。指を入れたら、全部ウンチが出てきちゃうんじゃないのかい」
「そんなァ……亜佐美は、ウンチの匂いなんかしてません」
「なら、指を入れてみるぞ」
主人の指が、アヌスの中に入ってきます。
「イヤァーン、恥ずかしいわァー」
侵入してきた指は、あたしのアヌスを縦に、横に、拡げ、弄び、ピストン運動で刺激を加えてきます。
「アンッ、ヤァー」
「ほらほら、やっぱり当たった。指の先に亜佐美のウンチが当たっているよ」
「そんな……あなた、お願い。狂わせないでェー」
主人の指のピストン運動が早まります。
「アァアアアアアアー、ダッメェー。イッちゃうゥーンンンン」
あたしが絶頂に達し、グッタリとなっているのを抱き起こすと、主人は上から覆い被さってきます。
「アンッ、アンッ」
主人のペニスで、力強くアソコを突かれながら、あたしは予感を感じます。さっき、主人に触られていたウンチが、出そうになってきていることを。あたしの縋るような目で、主人もそのことに気付きます。
「良いんだよ、出してごらん」
主人は、あたしと繋がったまま、すぐ近くに置いてあったオモラシシートを手に取り、二人の結合部下に敷き詰めます。
「あなた、亜佐美のこと嫌いにならないで下さいまし」
「なるもんか。亜佐美以上の女なんているもんか」
「イイのですか? 亜佐美、今から脱糞しますのよ。ウンチを撒き散らして、絶頂に達してしまうようなド変態の女ですのよ」
「だから好きなんじゃないか。遠慮せず、撒き散らしてごらん」
「ハァーンンン。亜佐美、ウンチしちゃうゥーン。脱糞しながらイッちゃうゥーン。アンッ、イクイクイクイクイクゥーッ! ウンチー! ウンチ撒き散らしちゃうゥゥゥゥン!」
ブリッ! ブリブリブリブリッ!
猛烈な勢いで、大便が飛び出してきます。恥ずかしい話、あたしは同時にオシッコも出しながらイクのが大好きです。
「アーンッ、ウンチ出てるゥーッ! あなたーっ!」
あたしは主人の背中に爪を立ててしがみつきます。
「亜佐美ー!」
主人の叫びと同時に、あたしの中に大量の精子が注ぎ込まれるのを感じました。
あたしの排泄物、二人の体臭、主人の精液、それらが入り混じった強烈な臭気の中で、あたし達は、まどろみます。
あたしは、主人に腕枕をしてもらいながら、囁きます。
「今から、あなたがお戻りになられるまでウンチはしませんわ」
「よし、我慢だぞ、亜佐美」
「その代わり、お願いさせて下さい。お帰りになられたら、あたしのお腹が膨れ上がるほど、大量のお浣腸をして下さい。そして、あなたに突かれながら、思いっ切りウンチを撒き散らしたいんです。お笑いになられますか?」
「可愛いよ、亜佐美」
「あなた……」
二人の熱いキスは続きます。
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