SPACE銀河 Library

作:えり子

援助交際

(1)

 私は香谷えり子、20才、都内の女子大に通っている学生です。
地方から出てきたのですが、もう東京での生活にも慣れて、凡々とした学生生活を過ごしています。

 私は文系なので、講義の時間数は多くなく、最近は時間を持て余しているんです。
「ああ、つまんない、何かおもしろいことがないか知ら?」

 ということで、最近始めたことがあるんです。
それは何と、お浣腸なんです。
私、健康なんですが、2日ほどお通じがないことがあったんです。
便秘はあまりしないので、気分がすぐれません。
そこで、ドラッグストアに行って見ると、いちじく浣腸がありました。
 浣腸は中学生と高校生のときに一度ずつ、病院で経験したことがあります。
それはとても恥ずかしかったんですが、よく効いて、おなかが軽くなって爽快な気分に
なったことを覚えていました。
それを思い出して、私、試してみたくなって、勇気をふるって10個入りの箱を購入
したのです。

 浣腸って、とてもきもちいいですね。
何だかおなかがすっきりして、まるで視界良好、世の中明るくなったみたいな感じが
します。
お金もあまりかからないし、健康にはいいし、今どき、どこをさがしてもこんなにいい
ものってなかなかないですよ。

 浣腸を始めてみたものの、それでも暇であることに変わりはありません。
最近、特に思うんです。
「何か習い事かアルバイトでもしようか知ら・・・。」

 私って、好奇心が強いので、何でもすぐに首を突っ込むんですが、飽きっぽいので
長続きしないんです。
茶道、華道、英会話、習字、絵画、ダンスなどを経験してみたけれど、もう今は何も
やっていません。
お浣腸を除いては・・・。
こればかりはクセになりそうですね。

 ある日曜日、暇にまかせて新宿の大型書店に繰り出します。
最近の新刊書を物色します。

 そのときです。
ポンと肩を叩かれます。
友人のあき子でした。
「えり子、お暇のようね。」
「そうなの、することがなくて、ここに来てみたの、あなたもそう?」
「まあ、そういうところね、えり子、コーヒーでも飲みながら、だべらない?」
「いいわね。」

 私とあき子は近くの静かな喫茶店に入ります。
私は言います。
「このところ、暇なの、刺激が欲しいの、何かアルバイトをしてみたいの。」
「そうなの、私、アルバイトのようなものやってるのよ、なかなか刺激があって、おも
 しろいわよ。」
「そうなの。」
「私、ある人から人の紹介を頼まれているの、えり子、やってみる気ある?」
「どんなアルバイトなの?」

「アルバイトというか、実はね、いわゆる援交、援助交際なの、相手は社長、医師、
 弁護士、スポーツ選手などお金持ちばかりよ。」
「あき子、そんなことやってるの、すごいわね。」
「お金が目的だけじゃないの、人生修行のひとつよ、刺激もあるし・・・。」
「そんなことしてて、問題ないの。」
「これはとてもよいことなのよ。」
「へぇ、どうしてなの?」

「社長さんはね、私達と交際すると身も心もリフレッシュして、お仕事を頑張るでしょ、
 すると会社の業績が向上して、売り上げや利益が増して、従業員の皆さんのお給料が
 上がるの。」
「なるほど、そうなの。」
「医師の場合も私達のおかげで、お仕事がはかどって、誤診がなくなるでしょ、適切な
 治療をするから患者さんの病気がすぐ治るでしょ、すると健康保険の財政が赤字から
 黒字になって、財政も潤うの。」
「そうなんだ、すご〜い。」
「まだあるわよ、弁護士さんも私達のおかげで元気になって、訴訟は早く解決するでしょ、
 長いと言われている日本の裁判も短くなって、むだな費用がカットされるのよ。」
「スポーツ選手の場合はどうなの?」
「私達のおかげで、試合に集中できるでしょ、成績が向上して観客が増えて、赤字経営の
 チームが黒字になるの。」
「なるほど、援交がうまく行くと、世の中すべてうまく行くのね。」

「私達自身もよくなるのよ。」
「どうして?」
「お小遣いが増えるでしょ、専門の書物が買えるからお勉強がよくできるでしょ。」
「それはそうね。」
「エグゼクティブな男性と交際すると、マナーや男性とのおつきあい法が学べるから、
 将来結婚したとき、結婚生活がうまく行くの、だから離婚率が下がるわ、その結果出生率も
 上がって、日本の国力が強くなるのよ。」
「すごいわね、私達が援交に走ると、日本の国はすべてよい方向に進むのね。」
「そうなのよ。」

「何だかおもしろそうね、私もやってみようかな。」
「えり子はかわいいから、うまく行くと思うわ、紹介しましょうか、まず候補者と会って
 みる?」
「そうね、それはお見合いのようなものね。」
「そうよ、会って交際してみて、よかったら続ければいいのよ。」
「そうね、あき子、私にも紹介して。」
「いいわよ、えり子の携帯を教えて。」
「090-****-****よ。」


(2)

 ある晩のことです。
携帯電話が鳴ります。
電話番号の表示を見ると知らない番号です。
 受話器を取ると低い男性の声です。
「香谷えり子さんですか。」
「はいそうです。」
「私、大川と申します、初めまして。」
「はい。」
「実はある方からあなたをご紹介いただきました。」
「あっ、そうですか。」
「いきなりあつかましいお願いですが、一度会っていただけますか。」
「はい。」
「今度の土曜日の夕方はいかがですか。」
「はい、かまいませんが。」
「それでは、18時に品川の*ホテルのロビーでお待ちします。」
「あなた様に何か目印になるものはありますか。」
「そうですね、紺色のブレザーにグレーのズボン、黒い大きなカバン
 をもっています。」
「わかりました、はい、よろしくお願いいたします。」
「こちらこそ、勝手なお願いをしまして。」

 私は土曜日の夕刻に指定されたホテルを訪れます。
ロビーにダンディな紳士がいました。
年齢は50代半ばといった感じです。
紺色のダブルのブレザーとグレーのツイードのパンツをまとっています。
襟が丸いシャツに赤いネクタイが素敵です。

「失礼ですが、大川様ですか。」
「そうです、えり子さんですか。」
「はい。」
「よろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いいたします。」

 私は緊張のあまり、胸がどきどきし、顔が少しこわばっています。
「立ち話しも何ですから、こちらへどうぞ。」

 ホテル内の喫茶店へ入ります。
お客はあそれほど多くはありません。
ゆっくりお話ができそうです。

「私、こういうものです。」
差し出された名刺をいただきます。

「 株式会社***
   代表取締役
    大川** 」
    
「私、名刺はもっていませんが、香谷えり子と申します。
 *女子大学の学生です。」
「はい、伺っています。」

「とてもおきれいな方ですね。」
「いえ、そんな・・・。」
「私でよければ、しばらくお付き合いして下さい。」
「こちらこそよろしくお願いいたします。」

「私はビジネスマンの端くれです。
 よい商談があるときは間髪を入れず、その場で話を進めます。
 このまま話を進めてよろしいですか。」
「はい。」

 突然のことで驚きましたが、てきぱきとお仕事をこなすお方のようで、とても
信頼が置けそうです。
それに何といってもルックスがいいのです。

「お任せいたします。」
「そうですか、あなたと知り合ったのも偶然ですが、この出会いを大切にしたいと
 思います。」
「はい。」
「大人の付き合いということでいいですね。」
「はい。」
「連絡は互いの携帯電話のみとしましょう、それ以外はなしです。」
「はい。」
「お互いの仕事や家庭には一切触れないことにしましょう。」
「はい。」
「お会いするのは月に一度だけ、第3土曜日の午後3時でいかがですか。」
「はい。」
「来週の土曜日がその日になります。」
「はい。」
「落ち合う場所は後でご連絡します。」
「はい。」
「お手当として毎月20万円を支払います。」
「はい。」
「交際はあなたが卒業するまでとしましょう、その間にあなたがいやになれば、キャン
 セルしてもかまいません。」
「はい。」

 とても素敵なお方で、しかもよい条件なので私は彼との交際をすることに了承しました。
契約書などはありません。
すべて口頭での約束です。

 お話の後、このホテルの屋上のレストランで東京の夜景を眺めながら食事をごちそう
になりました。
そしてその後私たちは別れたのです。

 小説「援助交際」ですが、皆さんおわかりと思いますが、この小説は
援助交際を扱っていますが、援助交際を礼賛したり、すすめたりするつもり
はありません。
 援助交際は倫理的に問題だと思っています。
ただ、私自身願望はあります。
もう少し若ければですけど・・・。
 そういうことで、単なる浣腸をテーマとした小説という風にご理解いただき、
お読み下さい。
 

(3)

 土曜日になりました。
朝から私、そわそわしています。
彼から連絡があって、1泊旅行に行くことになったのです。
 着替えの下着、洗面具、化粧用ポーチなどをボストンバッグに積めます。
昨日の金曜日から私、もう緊張のしまくりです。
そのためか、朝の定期便もないのです。

 旅行の準備はすぐにできたのですが、何だか落ち着きません。
立ったり座ったりして、時計を見ながら時間がむだに過ぎます。
軽い昼食をすませ、お風呂に入ります。
体の各部を丁寧に洗います。
それから、いつもより念入りにメークをします。

 2時になりました。
軽装で来なさいという彼の指示で、Tシャツに薄いカーディガン、ジーンズの
スタイルにボストンバッグをもって出かけます。

 指定された場所にすでに彼は待っていました。
彼はスポーツシャツにベスト、チノパンツの軽装でした。
「こんにちは、よろしくお願いします。」
 私はあいさつします。
「こちらこそ、お元気そうですね、えり子さん、今日はとてもきれいですよ。」
「はい。」
「車を停めています、こちらへどうぞ。」
 国産の高級セダンに乗って私たちは出かけます。
 
 彼は格別おしゃべりというわけではありませんが、話術が巧みで、ユーモアを交えた
楽しいお話を車中で私にしてくれ、飽きることのない楽しいドライブでした。
若い女の子の心を捉える話題作りがお上手です。
若い子との交際に慣れていらっしゃるのかなとも思わせられました。

 途中一度ドライブインに立ち寄って休憩します。
私はオシッコを済ませます。

 人間、お話をするとその人の人柄がわかるものです。
お話や表情、動作から高い品性や育ちの良さと深い教養を感じました。
安心してお付き合いできそうなお方です。
私は緊張が解けて、よい人を紹介してもらったものとうれしくなります。

 年齢は50歳前後と思えます。
お互いのことを探らないという約束なので、年齢は聞かないことにします。
私はお父さんと同じ年齢の人と交際しようとしているのです。
自分でも、こんなことしていていいのかなと思ってしまいます。

 しばらく走った後に、とある町のとある旅館に到着しました。
もう6時になっています。
3時間走ったことになりますが、おしゃべりが楽しく、その長さを感じませんでした。

 ここは観光地というわけではなく、古い町並みが残る山間の静かな町です。
旅館も小綺麗な小さな旅館です。
旅館の奥さんは彼の顔なじみらしく、自然な振る舞いで奥の部屋に私たちを案内します。
 
 彼が言います。
「食事が先、それともお風呂が先?」
 私はお昼が軽かったので、おなかがすいていました。
「お食事が先でいいですか。」
「そうしましょう。」

 間もなく食事が運ばれてきました。
アユの塩焼き、まいたけとタラの芽のてんぷら、お豆腐料理などおいしそうなもの
ばかりです。
 彼が持参したワインを飲みながら、お料理をいただきます。
男性と二人きりで旅行するのは初めてのことです。
もし、もう少し彼が若ければ、しかもここが外国であれば、ハネムーンに来ているかの
ようです。

 食事が終わりました。
膳が片づけられ、広い部屋に私たち二人きりになりました。
ふすまをへだててもう1室あって、そこにはふとんが2組敷いてあります。
それを見ると、今夜のことが想像されてどきどきします。

 彼が言います。
「さあ、これからは僕がリードさせてもらうよ、僕の言う通りにして欲しい。」
「はい。」

 今までと違って、少し命令口調で高圧的な物言いにちょっといぶかしさを感じますが、所詮私はお金で
買われているようなものです。
たとえ何を要求されても、拒否せずに受け入れる覚悟はできているつもりです。

「これからいっしょにお風呂に入ろう。」
「はい。」
 それくらいのことは当然と思います。

「その前にちょっと儀式をしよう。」
「はい。」
「清めの儀式さ。」
「清めって?」
「君のおなかをきれいにするのさ。」
「えっ?」
「浣腸さ、まず浣腸をさせてもらうよ。」


(4)

 私は彼と2人きりで旅館の部屋にいます。
夕食の後、驚いたことに、何と、彼から浣腸をさせて欲しいと懇願されたのです。
ちょっと意外な要求に驚きました。

 彼が口を開きます。
「いきなりこんなこと切り出して驚いた?」
「はい、少し・・・。」

「ちょっと話をしておこう。」
「はい。」
「ところで、君は浣腸の経験はあるの?」
「はい、中学生と高校生のときに病院で浣腸をされたことがあります。」
「で、浣腸されたときどう感じた?」
「はい、ちょっと恥ずかしかったですが、おなかが楽になって気分がよくなりました。」
「そう、それなら話がしやすいな。」

「僕が浣腸というものに興味をもった経緯を君に聞いて欲しい。」
「はい。」

 彼がぽつりぽつりと話を始じめました。
それは半ば懺悔のような口調でした。

「僕が中学生のときさ、風邪をひいて小児科を受診した。
 そのとき処置室で待っていると、目の前のベッドに同じ年くらいの女の子がベッドに
 横になった。
 ナースが大きなガラスの注射器をもってきた。
 それは注射器ではなく浣腸器だったのさ。
 僕の目の前で女の子はお尻を出して浣腸をされたのさ。
 僕は非常にショックを覚えた。」
「そうですか、あの頃は感じやすい年頃ですね。」

「高校生のときに、同級生の女の子が入院をした。
 かわいい子さ、サークルの仲間でちょっと親しくしていたので、土曜日の午後お見舞
 いに行った。
 ちょうどそのとき、ナースがいて、僕の目の前で彼女は浣腸をされていたのさ、そし
 て、恥ずかしそうにして、僕を避けるように、逃げるようにトイレに直行したのさ。
 これも僕にとってショッキングな出来事だった。」
「そうなんですか。」

「まだあるのさ。」
「聞かせて下さい。」



(5)

「大学生になって、アメリカのロスに短期間留学をした。
 同じ大学のガールフレンドの家でレポートの共同作成をすることになったのさ。
 彼女の家人は留守で、彼女と僕の二人きりだった。
 突然、彼女はおなかの調子が悪いから、今から浣腸をするから手伝って欲しいと言った。

 僕は大変驚いたけれど、彼女の家庭ではよく浣腸をするようだ。
 熱があったりおなかが痛いときはよくお父さんやお母さんに浣腸をしてもらってる
 らしい。
 それは小さい頃からの習慣で、今も続いているそうだ。
 浣腸をすると、すごく気分がよくなるのと彼女は言った。」

「二人はバスルームに行った。
 そこではエネマバッグを使っての浣腸の準備が行われた。
 僕は彼女に浣腸をしてあげた。
 彼女のお尻の穴の美しかったことが忘れられなかった。」
「そんな経験をなさったんですか。」

 30代の頃、ある洋画を見た。
「ウオーターパワー」という映画だった。
 主人公が多くの女性に次々に浣腸をするという一種のバイオレンス・犯罪映画だった。
 僕は非常にショックを覚えた。」

 そういうことが重なって、僕は女性に浣腸をしたいという願望ができた。
 これは変態行為と言われても仕方ないと思う。
 それでもこれは抑えがたい、どうしよもない欲求なのさ。」

「僕は男ばかりの家庭に育った。
 身近に女の子がいなかったから、女の子の存在は不思議だった。」
「かわいいなと思いながらも、遠くから眺めるだけだった。」
「だから女の子の生態や生活がよくわからなかった。
 前に話した中学生の子の浣腸シーンを見たとき、女の子もウンコをするんだという
 ことを初めて意識したんだ。
 そして、強制的にウンコを出す浣腸という手段を知ったのさ。」

「高校のとき、かわいい子が浣腸をされたとき、そのことを再認識したのさ。
 こんなかわいい子が浣腸されて、ウンコを出すなんて・・・。
 僕は打ちのめされたようなショックを受けた。
 その晩、僕はあの子に浣腸をする夢を見た。
 いやがる彼女のお尻の穴にむりやり浣腸器を突っ込んだのさ。
 朝起きると、僕は自分が夢精しているのに気が付いた。」

「そして、大学生のときにあったあの留学のことや、あの映画をみたときのことがあって
 以来、自らの手で女性に浣腸をして、女性の体からウンコを出させたいという欲求を
 ますます抑えられなくなってしまったのさ。」
 
「ご自分の願望をきちんと説明して下さって、おきもちよくわかりました。」


(6)

 彼の浣腸にかける熱い思いが理解できました。
彼の話はまだ続きます。

「それ以来、僕は機会ある毎に女性と交際するとき、浣腸をさせて欲しいと意志表示を
 してきた、しかしほとんどの女性は僕を変態扱いにして、それを断った。
 特に日本の女性は、たとえ前の部分は見せても、お尻の穴は絶対に人に見せたくないと
 思う子がほとんどさ、むろん浣腸はお断りさ。」
「そうなんでしょうか。」
「それでも、たまたま成功すると、その体験は僕の脳裏に深く焼き付けられる。

  こういうことがあった。
「出張でヨーロッパに行ったとき、僕はホテルでマッサージを頼んだ。
 マッサージ嬢は若くてきれいな金髪の子だった。
  体のマッサージが終わった後、彼女は僕にSEXはどう?と言うのさ。
 僕はチャンスだと思った。
 彼女に浣腸をしてみるよい機会ではないかと・・・。

 ただ、いきなり浣腸をさせて欲しいと言うのでは彼女も変に感じるだろう。
僕はある作戦が頭にひらめいた。

 僕は普通のSEXではなく、アナルSEXはどうだと聞いた。
実はそれは口実で、彼女に浣腸をしたかったのが僕の本音さ。
言ってはみたものの、僕はてっきりまた拒否をされると思った。

 彼女はこう言った。
「私、今お尻の中がきれいじゃないの、だから一度家に戻って、お尻の中をきれいに
 してから、また、来るわ。」

 これはチャンスだと思った。
「わざわざ家に戻らなくても、バスルームで僕がお尻の中をきれいにしてあげるさ。」
「そう、それじゃあお願いするけど、アナルSEXのお代はマッサージ料とは別にいた
 だけるの?」
「もちろんさ。」
「**ドル欲しいんだけど。」
「その2倍払うよ。」
「ありがとう。」

 それから彼女はまずシャワーを使わせて欲しいと言った。
彼女がシャワーを使っている間に僕は浣腸の道具を準備した。」

 彼女がバスルームから顔を出て、僕に言った。
「今からおなかをきれいにするのを始めていいわ。」

 僕はバスルームで100ccのガラス浣腸器を使って、彼女に浣腸をした。
 やはりこの金髪の女性のアヌスはピンク色でとても美しかった。
 僕は感動したよ。」

 僕の浣腸を素直に受け入れた彼女がいじらしく、いとおしいと思った。
浣腸の後、彼女は僕のモノの大きさをしきりに気にしていた。
それにクリームはあるのかとも尋ねた。
 僕は言った。
「せっかく君のおなかをきれいにしたけど、僕はクリームはもっていない。
 しかも、君がいろいろ気にしているようだから、アナルSEXはよそう。」
「それでいいの、せっかく私のお尻、きれいになったのに。」
「いいさ、ありがとう。」

 そう言って僕は彼女に追加のお金を支払って彼女を帰した。
僕はクリームはもっていたが、あえてそれは言わなかった。
アナルSEXが目的ではなかったから。

「そんなことがあったのですか。」
「そうさ、アメリカのあの彼女とヨーロッパのあの彼女は浣腸に慣れていたのか、拒否
 はしなかった。
  日本の女性の場合、アヌスを露出することに抵抗があるらしく、まして浣腸となると、
 受け入れてくれる子はなかなかいないのが現状さ。
 君の場合はどうなんだい、いやなら断ってくれてもいいんだよ。」

 私の頭の中に、突然女神が現れました。
” 母性本能の女神 ” です。
女神様が私にささやきます。
「えり子さん、この人、純粋で一途の人ね、かわいいじゃない、どう、彼の要求を容れて
 あげては・・・。」
「はい、この情熱、熱意には負けました。」

「よくわかりました。
 浣腸は私も中学生、高校生の頃病院で経験しました。
 とても恥ずかしかったですが、正直なところなぜか機会があればまた受けてみたい
 と感じていたのも事実です。
  そして今はときどきいちじく浣腸を使っているのです。
 便秘がひどいというわけではなく、あのすっきり感がとてもきもちいいんです。
 浣腸って、恥ずかしいけど、余韻があって、またいつか欲しくなっちゃう魔力のような
 ものがあると感じます。
 偶然今、その機会が訪れたようです。
 どうか今から私に浣腸をして下さい。」


(7)

 旅館の1室で私は彼から浣腸をさせて欲しいと懇願されたのです。
彼は女性への浣腸に特別な想いを抱いていたのです。
そのとき私の頭に ”母性本能の女神 ” が現れて、私を説得したのです。

 浣腸は本来、単なる医療行為の一つです。
ところが、彼は浣腸を、女性への愛のメッセージを伝えるキューピッドと位置づけて
いるのです。

 私は彼の愛のメッセージを受け取ることにしました。
つまりキューピッドを迎え入れることにしたのです。
つまり、私は彼の熱望をいれて、浣腸をされることになりました。

 私は彼にはっきり言いました。
「私に浣腸をして下さい。」

 彼は信じられないような表情で言いました。
「えっ、えり子、いいのか、本当に僕が君に浣腸をしていいのか?」
「はい、よろしくお願いいたします。」

 彼は早速行動を起こします。
そそくさと準備を始めます。

 彼はバスルームからタオルとバスタオルをもってきて、畳の上に敷きます。
グラスを3個をタオルの上に置きます。
その1個にポットのお湯を少し注ぎます。
もう1個には水が入っています。
さらにもう1個は空のままです。

 彼は持参した黒い大きなバッグをそばに寄せます。
それはお医者さんがもっているような、いわゆるドクターズバックと呼ばれる
もので、中のものが取り出しやすい構造になっています。

 私は彼のかたわらに座って、彼の動作を見守ります。
バッグからいくつかの道具が取り出されました。

 まずガラス浣腸器を取り出して、タオルの上に置きます。
大きなもので、赤い目盛りが鮮やかで、100ccの文字が刻印してあります。
 それからグリセリンというラベルのあるプラスチック製の瓶を出します。
ワセリンと書いた小さなガラス瓶も取り出します。
計量カップも出しました、それは100ccの小さなものです。
血圧計と体温計もあります。
最後が温度計です。

 彼はまず計量カップにグリセリン50ccを入れます。
それを空のコップに移します。
水を20cc、そのコップに追加します。
さらにお湯を加えます。
 温度計でかきまぜながら温度を計ります。
グリセリン液は40度を示しています。
かれはうんうんとうなずきます。

 一連の彼の作業はよどみなくとてもスムーズで、手慣れているという印象です。
きっと何度も何度もこの動作を経験しているに違いありません。

「えり子、浣腸の準備ができたから、衣類を全部脱いでくれるかな。」
「はい。」
 私は衣類をすべて脱いで畳の上に置きます。
正座をして彼と向かい合います。

「それではこれから浣腸を行いますのでよろしく。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「まず血圧を計ります、血圧が高いと危険な場合があるのです。」
「はい。」
 私は言われるままに腕を差し出します。
「血圧は105です、異常ありません。」
「体温を計ります、熱があって体調が悪いときは浣腸はできないからね。」
「はい。」
「四つん這いになってお尻をこちらに向けて下さい、お尻で計ります。」
「はい。」
 彼がお尻の穴に異常な執着があることはわかっていますが、体温をお尻
の穴で測定するのには驚きました。
恥ずかしくないと言えばうそになりますが、彼の指示通りにします。

 私は彼にお尻を向けます。
お尻を高くします。
お尻に体温計が挿入されました。
不思議な感覚です。
「37.2度です、問題ありません。」

 私は再び彼と向かい合います。
「ただ今から浣腸をします。」
 彼が私に頭を下げます。
私も彼に向かってお辞儀をします。

「さあ、浣腸をはじめよう。」
「はい。」


(8)

 彼は私の目の前で、浣腸器をコップに入れてピストンを引き、グリセリン液を吸い
上げます。
ガラス浣腸器は100ccのグリセリンで満たされました。
ピストンが伸びた浣腸器はさらに一段と大きく見えます。
それは被浣者を圧倒するかのようです。
私はその堂々とした姿に少し気後れします。
間もなくあのグリセリンが私のおなかに注がれるのは確実なのです。

 病院で浣腸を宣告されたときに感じるあの思い、恥ずかしさとやるせなさ、そして
あきらめの感情が入り交じった不思議な気持ちです。

 私は深呼吸して、自分を落ち着けます。
もう浣腸を受け入れる覚悟ができました。

 彼はその浣腸器を左手にもち、右手で私の体に触れます。
その手は腕、頭、背中を押します。
私は腕をバスタオルの上に伸ばし、頭と背中を低くさせらされます。
 彼の右手は今度は私の腰に触れ、腰を上げさせます。
私は頭を下げ、お尻を高く突き出す姿勢を取らされます。
これは彼の右手が水先案内人のように、私の体をガイドしてそうさせたのです。

 彼は右手人差し指の先端で、ワセリンのびんからワセリンをすくいとります。
そしてその指の先端を私のお尻の穴に押しつけます。
私のお尻の穴の入り口にはワセリンが付着しました。
彼は指の先端をさらに内側のお尻の穴の中に潜らせます。
私のお尻の穴の内側もワセリンが塗られました。

 もう私のお尻の穴はいつでも浣腸器の嘴管を受け入れる準備が整ったのです。
いわばスタンバイの状態です。
私はスタートライン上の短距離ランナーのように緊張の極みにあります。
「位置について・・・用意・・・。」
の号令が発せられました。
後はスタートの号砲を待つのみです。

 スタートの合図が切られたようです。
彼は左手にもった浣腸器を両手に持ち替えました。
そしてそれを私のお尻の穴へゆっくり挿入します。

 あの卑猥な形をした嘴管を私のお尻の穴はしっかりと受け入れたのです。
そのときです。

 私の頭に再び女神が現れます。
今度は前とは違った別の女神です。
” 女性本能の女神 ” です。
「えり子さん、その感触いかが?、どう、いいきもちでしょ、女性って、挿入されると
 歓びを感じるものよ。
 それは前の部分ももちろんだけど、後ろもいいでしょ。」
「はい。」
 私は女神に答えます。

そして、思わず叫びます。
「いいわ、これ!!」

 その声が彼に届いたようです。
無言で作業を進めた彼が、やっと低い声を発しました。

「そう、いいか、それはよかった。」
「それじゃあ入れるよ。」

「はい。」
 呼応するように、私の声も低くならざるを得ません。
 
 お尻に温かいものを感じ始めました。
いよいよ注入がはじまったのです。
「ああ、ついに私は彼の手によって浣腸をされちゃったわ。」
その瞬間に私は彼から浣腸されたことを意識したのです。

 男性から浣腸されるなんて、正直、恥ずかしいです。
でも、私の母性本能が彼の行為を許したのです。

「終わったよ、抜くよ。」

 そのときまた ”女性本能の女神” が現れて、私にささやきます。
「えり子さん、もったいないわよ、この挿入されたこの感触をもっと楽しめばいいわ。」
「そう、そうします。」

 私は彼に懇願します。
「あっ、もう少し、そのままにしておいて下さい、この感触を楽しみたいんです。」
「そうか、いいよ、僕もそれはうれしいよ、このシーン、最高だね。」

 私はよつんばいになって、上体を低くして、お尻を高くした姿勢をとっています。
そしてそのお尻の中央に、ピストンを押された浣腸器がそのまま刺さった状態になって
いるのです。」
「彼はいかにも満ち足りたと言わんばかりの表情で、目を細めながら、じっと浣腸器を
 手で支えています。」
 
 私自身も目をつぶって、瞑想にふけるかのごとくに、この感触を味わい尽くしている
のです。
時間の流れが凍りついて、止まったままかのようです。

 しかし、時間は容赦せず、休みなく、残酷に、確実に時刻を刻むのです。
グリセリンの効果が現れ始めました。
「あっ、あっ。」
 私の声がその事実を認めています。

「えり子、大丈夫か?」
「はい、もう少しがまんできます。」
「初めてなんだから、無理はしなくていいんだよ。」

 彼の言葉に従うことにします。
万一粗相があっては大変です。
せっかくのムードが壊れてしまうのです。

 浣腸器が抜かれました。

「それじゃあ、おトイレに行かせて下さい。」
「そうか、一緒に行こう。」

 彼は右手でティシュを私のお尻の穴に押さえちけながら、左手で私の手を取って前に
進みます。

 バスルームの横におトイレがあります。
ドアの前で彼は手を離します。

 排泄を終えて、私は彼の前で言います。
「おかげさまで全部出ました、きもちよかったです、ありがとうございました。」
「そうか、それはよかった、片づけをして一緒にお風呂に入ろう。」
「はい。」


(9)

 私はとうとう社長さんに浣腸をされてしまいました。
彼は念願であったことが果たされて、満ち足りた表情をしています。
私は私で、悪くない気分です。

 私にとって、浣腸器の挿入感、注入のきもちよさ、注入後の瞑想、きもちよい排泄、
どれも満足の行くものでした。
彼の浣腸の手技が上手だったのも、華を添えているのです。

 お互いよい気分でお風呂に入ります。
タイル貼りのお風呂は家族風呂のようで、2人で入るにはちょうどよい大きさです。

 まず私が彼の背中を流します。
それから彼はタイルの上に、仰向けに横になります。
 私はタオルに石けんをつけて、彼の体を洗います。
首、胸、おなか、そして前の部分です。
特に大切な部分は指で丁寧に洗います。
そうすると、心なしかその部分が固くなったように思いました。
全身にお湯をかけて、石けんを流します。

 突然また私の頭に女神が現れました。
また違う女神です。
それは ” 奉仕の女神 ” でした。
女性は男性に奉仕し、尽くすという宿命があるのです。
 
「えり子さん、この際彼に徹底的に尽くしてはどう?」
「えっ、尽くすって?」
「あなた、知っていますか、ある特殊なお仕事をする女性が、全身に石けんを
 塗って、自分の体をタオル代わりにして、お客さんの体を洗ってあげるのを。」
「それ、女性雑誌か何かで読んだことあります。」
「それをしてあげると、彼、喜ぶのでは?」
「そうでしょうか?」

  私は彼に提案してみます。
「私の体に石けんをつけて洗ってあげましょうか。」
「えっ、それは確かにうれしいけど、そこまでしてくれなくていいよ。」
「君に悪いよ、それに君の清楚なイメージを損ないたくないんだ。」
「そうですか。」
「今度は僕が君を洗ってあげるよ。」

 今度は私が洗っていただく番です。
彼は私をよつんばいの姿勢にします。
この姿勢で彼は私の体を洗ってくれます。

 彼は私の背後に回ります。
そして、手と指にたっぷり石けんをつけて、まず私の前の部分を洗います。
それから今度は彼が私の体の中で最も好きな部分を洗います。
それはもちろんお尻の穴です。

 まず、私のお尻の穴の外側を洗います。
マッサージをするように、丁寧に洗ってくれます。
ひだの一枚一枚まですっかりきれいになるように感じます。

 それから今度は指を奥まで潜らせます。
石けんの作用で、それはするりと抵抗なく入りました。
そして、指は内側を動きます。

 不思議な感触に襲われます。
浣腸した後なので、うんちは残っていないはずですが、うんちを出したい
感覚なのです。
「うっ、うっ。」
と声が出ます。

 その声を楽しむかのように、彼の指はリズミカルに動きます。
しばらくして、指が抜かれます。
抜かれてしまうと、あの感触がもっと続けばよかったのにと残念にも感じます。

 最後に、二人で湯船に入ります。
向かい合っていると、恥ずかしくなります。
それは彼も同じのようです。

 そのときです、また新しい女神が私の頭の中に現れました。
女の子の体には実に多くの女神が住みついているんですね。
” 甘えの女神 ” が私に言います。
「えり子さん、お見合いをしていてはだめよ、彼にうんと甘えるのよ、彼の胸に飛び込み
 なさい。」
「はい。」

 彼は私のお父さんと同じ世代です。
私、昔にお父さんとお風呂に入って甘えていたことを思い出しました。

 私は彼に背中を向けます。
そして彼に寄り添って、膝の上に腰掛けます。

 彼はそれが嬉しかったようです。
私をぐっと強く抱きます。
私の背中と彼のおなかと胸が密着します。
彼は私のうなじにキスをします。

 それから彼は、手を私の胸に回します。
私の胸の感触をしばし楽しみます。
 それから湯の中で前の部分を愛撫してくれます。
その愛撫がしばし続きます。

 それから手をお尻に移動します。
しばらくお尻を触ります。
 それから指をお尻の中央にもってきます。
彼の指はお尻の穴を探り当てました。
指はそこでしばらく遊んでいます。
それから指は強引に内部に進入します。
 私は再び彼から浣腸をされるのです。
指浣腸です。

 私は再びまたあの感触を楽しむことができるのでした。
「うっ、うっん。」

 彼の指がさらに深く挿入されました。
その瞬間、思わず私は叫びます。
「あっ、うんちがした〜い。」


(10)

 いよいよ2度のデートの日を迎えます。
あの彼との出会いの日からもう1カ月がたちました。
長いような短いような1カ月でした。

 昨晩、前回のあの日のことが思い出されて、私はよく眠れませんでした。
朝、食欲がないので、ミルクとリンゴだけの朝食です。
お通じはありません。
これは好都合です。
 と言うより、事前に彼からデートのある土曜日の朝はなるたけうんちはしないように
との要請があったのです。

 前と同じ場所で彼と待ち合わせ、同じようにあの旅館に到着し、あの部屋に通されま
した。
それから前と同じように夕食を先に済ませます。

 そしていよいよあの時間を迎えます。
彼が言います。
「えり子、今朝うんこは出たの?」
「いいえ。」
「そうか、それはよかった、それじゃあ始めようか。」
「はい。」

 私は衣服をすべて脱ぎます。
そして先にお風呂でシャワーを使います。
その間に彼は浣腸の準備を進めるのです。

 シャワーから戻ると、道具が並べてありました。
私の目を引いたものがありました。
今日はガラス浣腸器はなく、別の器具がありました。
それは初めて目にするものでした。
オレンジ色のゴムでできたものでした。
ゴム球の両端からゴム管が伸びています。
片側にはプラスチックのノズルが付いています。
もう一方にもプラスチックのリングが付いています。

「これ何ですか?」
「これはエネマシリンジというものさ、今日は少し液を多めに浣腸しようね。」
「私、これ初めてです、ちょっと怖いです。」
「大丈夫、入れるのはぬるま湯だから、むしろグリセリンより楽さ、きもちいいよ。」
「そうですか、それではお任せします、よろしく。」

 計量カップは少し大きいものでした。
500ccの目盛りが刻まれています。
その中にすでにお湯が入れられていて、温度計が40度を示していました。」

「それでは、検温しよう、お尻を出して。」
「はい。」
 お尻に体温計が入ります。
もう私は驚きません。

 体温も血圧も異常ありません。
「えり子、さあ浣腸をするよ。」
「はい。」

 今度は私は横向きに寝るように言われます。
左を下にしてバスタオルの上に横になります。

 まず彼は私のお尻の穴にワセリンを塗ります。
指で外と内に丁寧に塗られます。

 それからあの嘴管が入れられます。
ガラス浣腸器はお尻でくわえる感触でしたが、今回はゴム管がずるずると奥深く入って行く
感触です。
「抜けるといけないから、少し奥までいれたよ、痛くないか?」
「いいえ、大丈夫です。」
 やはり挿入されるという行為は女性の本能として歓びとして感じてしまうようです。
たとえそれが後ろであってもです。
その証拠に、前の部分がしっとり濡れてしまいました。

 いよいよ注入が始まろうとしています。
今回は注入量が多いので不安です。
でも、彼は女性に浣腸すること自体に喜びを感じているようで、苦痛や極度な辱めを
与えることが目的ではないことがわかっているので、大きな心配は不要でしょう。
それに、違うタイプの浣腸が楽しめるという期待もあるのです。
経験のない未知のトライアルには不安もありますが、期待もあるんです。

「えり子、入れるぞ。」
「はい。」

 彼がゴム球をつぶします。
温かい液がゆっくり入ってきました。
彼がゴム球の操作をする度に間欠的に液の進入を感じます。
それは男性と交わったときのピストン運動の動きに似てリズミカルなものです。

「これって悪くないわ、むしろいい感じよ、これ好きよ。」
 私は本音を声に出していいます。
それは彼の耳に当然聞こえています。
「そうか、それはよかった、続けよう。」

 やがておなかがふくれてきて、うんちがしたくなりました。
そのときです。
「終わったぞ。」
「はい、おトイレに行っていいですか。」
「うん、いいさ、一緒に行こう。」

 また彼と一緒におトイレに向かいます。

 心地よい排泄でした。
グリセリンのときのあの、お尻の穴が強制的に開いてしまう感覚ではないのです。
お尻の扉がゆっくりノックされ、ゆっくり開くという感覚です。
しかし、いったん開くと、せきを切ったような流れがありました。


(11)

 彼と私の関係はもう半年ぐらい続いています。
場所はいつもあの宿です。
そして、宿に到着するとまず食事です。

 それからあの儀式が始まるのです。
私は彼から愛の浣腸を受けます。
浣腸は私たちの間の大切な愛情表現なのだということがわかりました。
 彼は毎回少し違った形で愛情表現をしてくれます。
それはマンネリを避けようとするためなのか、それとも新しい愛の形を追求しようと
しているのかわかりません。

 第1回目はカラス製浣腸器を使って100ccのグリセリン浣腸をされました。
第2回目はエネマシリンジで500ccの温水を注入されました。
第3回目はイルリガートルでの2倍の1000ccの温水浣腸、第4回目は150cc
 の医療用ディスポ浣腸、第5回目はいちじく浣腸の連続4個の注入でした。
 
 そして今回が6回目のデートです。
私は今回はどんな形で浣腸をされるのでしょうと、ちょっと気がかりでもあり、楽しみ
でもありました。
ちょうどクリスマスプレゼントをいただくとき、今年は何かしらと思う、あのきもち
にも似た期待があるのです。

 正直なところ、1カ月に一度では待つのが長過ぎます。
毎週一度会って、浣腸をしていただけたらいいのにと、熱いきもちでこの日を待ち
こがれるのでした。

 それに今回のデートはちょっと特別な意味がありました。

 1カ月前の前回のときのことです。
浣腸液の注入が終わった直後に彼が言ったのです。
「ちょっとお願いがあるんだ。
 えっ、何でしょうか。」
「今から君が出す場面を僕のこの目で見たいのさ、そして出したものも僕に確認させて
 欲しい。

 要するに彼は私の排泄シーンを見たいというのです。
これには困りました。

 そのとき、私の頭にまた女神が現れました。
前の3回とはまた違う神様です。
それは ” 恥じらい ” の女神様でした。
彼女がささやきます。

「えり子さん、排泄のシーンや排泄したものを男性に見せるのは、これは女性としての
 恥じらいの最後の砦を奪われるようなものです。
 それをもしあなたががそれを許したら、後で彼はあなたに幻滅するのではないかしら。
 確かにあなたは美しいかも知れないけれど、あなたの体から出た物は決してきれいで
 はありませんよ、いやなにおいもするし・・・。
  男性は女性に対して、恥じらいをもっていることを大切に思うのです。
 恥じらいをかなぐり捨てた女性は、女性としての魅力をすべて捨ててしまうことに等し
 いと思いますよ。
  一時的に彼は喜ぶかも知れないけれど、彼は後であなたに失望するわ。
 女性は男性に秘密の部分があってこそ、神秘的で魅力的になるのです。
 すべてをさらけ出す女性に魅力はないと思うわ。」

 私は沈黙します。
彼は言います。
「ごめん、ちょっと悪いことを言ったかな、今回はよすよ。」
 結局、私は排泄シーンは彼に見せませんでした。

「次回までに考えておいてくれ、すぐ結論は出さなくてもいいよ。」

 これには私、困ってしまいました。
「今日、またあれを言われたら、私どうしようかな。」

 あれこれ考えながら、約束の場所で彼を待ちます。
時間になっても彼が現れません。
彼はいつもはきちんと時間通りに現れます。
遅刻したことは一度もありません。
1時間待っても現れないので、携帯電話で連絡してみますが、電源が切られている様子で
反応がありません。
 いったいどうしたというのでしょう。
彼は社長さんなので、急用ができて来ることができなかったのでしょう。
2時間待っても連絡がないので、私は自宅アパートに引き上げる決心をしました。

 夜7時になりました。
携帯に電話がありました。
あき子からでした。

「えり子、大変なことになっちゃったのよ、大川社長が亡くなっちゃったのよ、急性
 心不全らしいの。」
「えっ・・・。」
 あまりのことで、私は呆然として声が出ません。
 今日1時に会社で倒れて、救急車で病院に運ばれたそうだけど、だめだったらしい
 の。」
「そうなの・・・。」
 そう言うのが精一杯でした。
「明日19時からご自宅でお通夜があるらしいの、自宅は世田谷区***よ、私があな
 たを迎えに行くわ、いいわね。」
「うん、・・・。」
 そう言って、もう私は泣き出していました。

 彼と過ごした5回のデートのシーンが走馬燈のように、私の頭を駆けめぐります。
特にあの浣腸シーン、彼も私も浣腸が大好きでした。
彼は施浣側、私は被浣側、それぞれ立場は違っていましたが、彼から浣腸されて、私は
幸せでした。
きっと彼も私に浣腸をするときは幸せだったと思います。

 もう彼が私に浣腸をしてくれることは永久にないのです。
そのことを思うと目の前が真っ暗になります。
そして、私に浣腸をできなくなった彼もかわいそうでなりません。
 それに彼は一度でいいから私の排泄シーンを見たいと言っていたのです。
もうその彼の夢は永遠に実現しないのです。

「あぁ、あのとき、彼の要求を容れていればよかったのかしら?」
 涙がとめどもなく流れて、止まりません。
 
 またまた、女神が現れました。
” 嘆き ” の女神が言います。
「えり子さん、悲しいわね、慰める言葉もないわ、泣きなさい、心ゆくまで泣くのよ。」

 私はひたすら泣きました。
一晩中泣き続けたのです。


(12)

 社長さんの通夜がとり行われました。
私はあき子と出席しました。
彼の遺影を見ると、また涙があふれます。

 彼の奥様があき子と私にあいさつをします。
そして、別室に来て下さいと言うのです。
あき子と私は別室に入ります。
しばらくするとまた若い女性が2人現れました。
何と、同級のたえ子ととも子ではありませんか。
さながら、ミニ同窓会の雰囲気です。

 奥様が口を開きます。
大変やつれた表情です。
「本日は大川の通夜に来ていただいて、誠にありがとうございました。
 生前、大川は皆さんに支えられて、はつらつとした人生を楽しんでおりました。
 皆さんのことは私、すべて存じ上げております。
 実は私皆さんと同じ女子大の卒業生なのです。
 
  私は30代の半ばに体を悪くしました。
 ガンになったのです。
 数年のうちに卵巣、子宮、大腸、乳ガンの手術をしました。
 医師は私は助からないと宣告しました。
 ところが私は奇跡的に今まで、10年以上生き延びています。
 しかし、夜の営みがまったくできない体になってしまいました。
 これでは主人がかわいそうです。
 
  女性との交際を私は認めました。
 しかし、風俗などのプロの女性との交際や、人妻は困ります。
 身元のしっかりした女性がよかったのです。
 だから、私は女子大の後輩に交際をしてもらうようにしたのです。
 
  始めは一人でした。
 彼はもう一人との交際を希望しました。
 私は彼が女性にのめり込んで、会社の業績が傾くことを恐れていたのです。
 この会社は私の父が築いたもので、彼は婿養子なのです。
  会社の業績が上がったら、もう一人の女性との交際を認めるわと私は
 提案しました。
 
  彼は営業活動に奮走して、会社の売り上げが10億円伸びました。
 私はもう一人の女性との交際を認めました。
 そういうことを繰り返して、会社の業績はうなぎ昇りに上昇し、彼は今は4人の女性
 と交際しています。
 
  第一土曜日があき子さん、第2土曜日がとも子さん、第3土曜日がえり子さん、
 そして第4土曜日がたえ子さんです。
 
  私、主人の性癖も知っておりました。
 通常ではない行為を要求することを知っていました。
 しかし、これは彼の強い趣向なので、仕方ありませんでした。
 あなた達にご迷惑がかかることは承知しておりました。
 
  それから、あの旅館は私の実家なのです。
 私の姉が跡を継いでいます。
 私は私の目が届く範囲で彼の交際を認めていたのです。
 
  学生さんであれば、卒業までのご縁です。
 後を引くことがないと思ったのです。
 大変身勝手をお許し下さい。
 
  生前、主人がお世話になったお礼として、お一人300万円を差し上げます。
 あなた達のおかげで、会社はこの何十倍もの利益を上げています。
 あなた達はこれを受け取る権利がおありです。
 どうかお受け取り下さい。」


(13)

 彼が亡くなってから明日で早くも7日目になります。
あき子から提案がありました。
明日4人が集まって、彼の供養をしましょうということでした。
しかも場所はあの旅館なのです。
あき子が予約をしてくれたのです。

 あき子、とも子、たえ子と私の4人は車に乗って出かけます。
旅館のおかみさんが、私たちをあたたかく迎えてくれます。
「このたびは大変でしたね。」
「はい、今日は皆でここで供養をするために来たのです。」
「それはよいことですね、大川様もさぞお喜びになることでしょう。」

 私たち4人はいつもの部屋に集合します。
床の間に祭壇をつくって、彼の遺影を飾ります。
果物とワインをささげます。

 それから私たちは身を清めるために、お風呂に入ります。
この部屋のお風呂ではなく、奥の大きなお風呂です。
お風呂からあがると私たちは浴衣に着替えます。

 もう夕食のお膳が5つ並べてありました。
1つを彼の遺影の前に置きます。

 それから夕食が始まります。
あき子がビールを注文します。
遺影の前にビールの入ったコップを置きます。
 私たちもビールをコップに注ぎます。
あき子が乾杯の音頭をとります。
「大川社長の供養を執り行います。
 社長、お世話になりました。
 安らかにお眠り下さい。
 今日は私たち、湿っぽくならず、楽しくやらせていただきます。
 供養というより、同窓会の雰囲気で行きます。
 その方が社長もお喜びになるでしょう。
 乾杯!!!。」

 私たちはビールと食事をいただきながら、社長との思い出話に花が咲きます。
「よい方だったわ。」
「話題が豊富だった。」
「やさしかった。」
「母性本能をくすぐられたわ。」
「何といっても浣腸がよかったわ。」
「そうよ、そうよ。」

 夕食タイムもやがて終わりました。
あき子がいいます。
「お片づけをして、さあ二次会よ、供養の儀式よ。」
「始めましょう、浣腸の準備をするのよ。」


(14)

 私達は社長の供養をするためにあの旅館に来ています。
夕食が終わり、いよいよ供養の儀式が始まります。

 私たちは準備した小さなダンボール箱を遺影の近くに置きます。
彼がしたようにバスタオルとタオルを遺影の前に敷きます。
ダンボール箱の中から道具を出して、タオルの上に並べます。

 いちじく浣腸4個とワセリン、ティシュが並べられました。
あき子が進行役を勤めます。
「一同、大川社長に礼!!!」
「黙祷、1分間。」

「最初はえり子よ、ここに来て。」
 私は遺影の前に進みます。
一礼をして、後ろを向きます。
四つん這いの姿勢をして、ひじをつき、頭を下げます。
お尻の位置が高くなりました。

 あき子が私の浴衣の裾をあげます。
そして下着を下げます。
社長の遺影の前で私のお尻がむき出しになりました。
この姿勢は彼がもっとも好むものでした。
あき子は指で私のお尻の穴を開きます。

 あき子が言います。
「社長、あなたが愛したえり子のお尻の穴です。
 よ〜くご覧になって下さい。
 美しく、妖しいこのアヌスを・・・。」

 しばらくこの状態が続きました。
それから、あき子が言います。
「社長、今度はあなたがお好きだった浣腸ですよ、心ゆくまでご覧になって下さい。」

 あき子はいちじく浣腸1個を手にとります。
嘴管にワセリンを塗ります。
それを静かに私のアヌスに挿入します。
「社長、今えり子のお尻に浣腸が入りました。
 今から注入します。」

 冷たい液の進入を感じます。
そして、嘴管が抜かれました。
「えり子、このまましばらく我慢するのよ。」
「はい。」
「社長がアヌスを見てるからティシュで押さえないわよ。」
「はい。」

 私はちょっと不安になって、あき子に質問します。
「ここで出すの?」
「ううん、4人がここで排泄すると、修羅場になっちゃうから、それはよしましょう。
 トイレに行っていいわよ。」
「そう、わかったわ。」

 3分間が経過しました。
私は下着をあげ、浴衣を戻します。
そして、遺影の方に向き直って、お辞儀をします。
そしてゆっくり立ち上がっておトイレに向かいます。

 2人目はたえ子です。
私のときと同じように、社長の遺影の前でアヌスが開かれ、その後いちじく浣腸が注入されました。
3人目のとも子も同じでした。

 そして最後はあき子の番です。
「えり子、あなたにお願いするわ。」
あき子の指示によって、私が浣腸を担当することになりました。


(15)

 社長の遺影の前で私はあき子に浣腸をします。
あき子はお酒にあまり強くないらしく、全身がピンク色に染まっています。
元々色白の体が、美しい色になっています。

 あき子は社長の前でお辞儀をして、後ろを向きます。
彼女は横向きになって横たわりました。
私はシムスの体位をとった彼女の浴衣の裾をめくります。
下着を下げます。

 アルコールのせいでしょうか、彼女の体は熱くなっています。
息づかいも荒いです。
その息づかいに呼応するかのように、彼女の美しいアヌスも呼吸しています。
彼女が息をはくと、アヌスは開き、息を吸い込むとアヌスもきゅっとすぼまる
のです。

 これは彼女が生きているという証拠なのです。
彼女は生命活動を続けているのです。
呼吸器は休みなく、呼吸を続けています。
循環器も活動を続けていて、心臓が元気に体中に血液を送り出しています。
消化器も活動をしているはずです。
昨日食べた食物は胃で消化され、一部は腸で吸収され、残りはお尻の穴の内側
で待機しているはずなのです。

 私の手にしている浣腸はがそれらの呼び水になるのです。
何の因果か、社長はこの本来医療行為であるはずの浣腸を、こよなく愛したのでした。
私は最後に社長にこの浣腸の行為をお見せする役割を担ったのです。

 社長に軽く会釈をします。
「社長、よくご覧になって下さい、あなたがこよなく愛したあき子に、またこよなく
 愛した浣腸を施します。」

 私は指でワセリンをすくって、彼女のアヌスの表面に塗ります。
そして、人差し指の第一関節まで内部に潜らせます。

「うっ。」
 彼女が声を出します。

 いちじく浣腸のキャップを取り去ります。
おもむろに嘴管を挿入します。

「うっ、うっ。」
再び声が漏れます。

容器をゆっくりつぶします。
「う〜ん、う〜ん、いいわ。」
 今度は大きな声です。

 私は声に出して言います。
「このシーン、社長はもう何度も覧になったことでしょうが、これが見納めです、
 ゆっくりご覧下さい。」

 私は嘴管を抜かず、そのまま挿入状態を続けます。
きっと社長はその方が喜びになりだろうと思ったからです。

「いいわ、いいわ、とてもいいわ。」
社長の声を代弁するかのように、あき子が叫びます。

 あき子が私に抜いてと言うサインを手で示します。
私は嘴管を静かに引き抜きます。

 あき子は静かに立ち上がって、おトイレに向かいます。
 
 あき子が戻りました。
そして言います。
「ああ、たくさん溜まっていたから、すっきりしたわ、さあ皆集まるのよ、そして最後
 のお別れを盛大にいたしましょう。」

 4人全員が遺影に頭を下げます。
あき子が言います。
「皆でレビューをやりましょう、歌劇団のように。」
「賛成。」

 アルコールの勢いも手伝ってか、華やかなフィナーレで社長を送ることにしました。
あき子が言います。
「さあ、皆、浴衣を脱いで裸になるのよ。」
「うん。」

 私達は全員生まれたままの姿で社長の遺影の前に立ちます。
全員が横に並んで、腕を組みます。
歌の得意なたえ子が歌います。
「愛それは美しい〜、愛それは悲しい〜、あなたからの愛〜、それはお浣腸〜♭♭♭。」
私達は歌に合わせてラインダンスを始めます。
足を高く跳ね上げます。
とてもいいきもちです。
社長もにぎやかなこのレビューに満足して下さっているでしょう。

 あき子が言います。
「さあ、踊りはもう終わりよ、最後のお別れをしましょう。」

そして、後ろ向きになって、全員そろって四つん這いの姿勢を取ります。
あき子がまた言います。
「さあ、一斉にご開帳よ。」

 全員お尻を高く突き上げます。
あき子が言います。
「さあ社長、ご覧下さい、私達4人のお尻の穴を心ゆくまで・・・。
 私達4人、社長に深いご縁がありました、これは援交ではなく縁肛なんです。」


(謝辞)
  この小説はRさんに筋書きをいただきました。
 Rさんに感謝いたします。


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