SPACE銀河 Library

作:えり子

家  族

(その9 また叔母)

「おばさん、浣腸の趣味は理解できましたが、旅行、特に海外旅行にもよく行かれ
 ますよね、特にアメリカに。」
「そう、学生時代の親友がニューヨークに住んでるから、夏休みを利用して
 ホームステイをするのよ、海外の人は日本人と考え方や習慣が異なるから大いに勉強
 になるわ。」
 」
「それはいいですね、旅行もおばさまの趣味ですね。」
「そう旅行が趣味は全然おかしくないでしょ、ところが日本では浣腸が趣味と大きな声
 では言えないわね、ムチやローソクと同じ仲間と思っている人もいて・・・。」
「でも最近若い女性の間でコーヒー浣腸が流行し始めていますね。」
「そうそう、あれはよい傾向ね、それもルーツはアメリカなのよ、アメリカでずっと以前
 からコーヒー浣腸はポピュラーだった。
 それだけではないわ、ハーブ浣腸もあって、私がアメリカで自分の趣味は浣腸です
 と言ったとしても、それほど奇異な目で見られることはないんじゃないかしらと
 感じたわ。」
「そうなんですか、それは知りませんでした、でもハーブの浣腸は素敵で、趣味性が
 ありますね、私も経験してみたいです。」

「私の友人の家でも家族全員がよく浣腸をするわ、日本のように暗いイメージではなく、
 明るく、楽しく浣腸をしてるの、お風呂や歯磨きと同じような感覚で・・。」
「そうですか、それはうらやましい環境ですね。」
「ご主人が奥さんや娘さんにしてあげてるわ。」
「そうなんですか、それは驚きです。」
「あちらはバスルームが広いでしょ。
 だから、ご主人が娘さんに浣腸をしている横で、友人が歯磨きをする光景など日常的
 なのよ。」
「そうですか。」

「浣腸はどんな風にするんですか。」
「ふつうはエネマバッグをバスルームにつり下げて、それにエネマソープを入れて
 するようね、日本のイルリガートルの高圧浣腸によく似たものね。」
「いちじく浣腸のようなものはあるんですか。」
「フリートというものがあるんだけど、即効性がないのよ、じわっと効くタイプね。」
「そうですか。」
「効き目は断然いちじく浣腸に軍配が上がるわ、だから私は日本からお土産にいちじく
 浣腸を持参するのよ、大変喜ばれるわ、アメリカ人へのお土産はいちじく浣腸が
 おすすめよ。」

「あちらは肉食なので、腸の病気が多いから、その分腸の健康に注意してるようね。」
「おもしろいお話をありがとうございました。」
「その友人のことで、もうひとつお話があるんだけど・・・。」
「それも聞きたいです。」

(その10 またまた叔母)

 叔母の話は続きます。
「学生時代の友人のとも子とは今も交流が続いてるわ、互いに日本とアメリカという
 遠い距離を置いて住んでいるでれど・・・、彼女とは本当に気を許した中なのよ、
 実はお互いのお尻の穴まで見せ合った仲なのよ。」
「えっ、それは一体どういうことなんです。」
「前にも話したけど、私たちの幼い頃は体調が悪いときはどの家庭でもすぐに親から
 浣腸をされたのよ、熱がある、おなかが痛い、きげんが悪いときはたいてい浣腸され
 たの。
 その体験がトラウマとなって心に深く残る子と、そうでない子がいるのね。
 あなたお母さんである姉は少しその傾向があったわ、ところが私は浣腸の体験が心に
 すごく強く刻まれた方だと思う。

  大学生になって、私は大学の女子寮に入った。
 寮の部屋は2人部屋で、同室が彼女、とも子だったの。
 彼女と一緒に生活していると、彼女はひどい便秘で、私と同じように子供のときから
 よく浣腸をされ、しかも私と同じように、浣腸の経験がトラウマになってそれに執心
 していることがわかったの。
 それで、便秘のときは互いに相手に浣腸をするようになったの。
 とも子が便秘のときは私がとも子に、逆に私が便秘のときはとこ子が私に浣腸を
 するの。
 それは2人にとって、ごく自然な流れでそうなったの。
 そうなるのに、何の抵抗もなかったわ。
 ただ、二人とも家庭が豊かではなかったから、費用をおさえる必要があった。
 それで、ディスポタイプの浣腸は費用が高くつくので、ガラス浣腸器を購入すること
 にしたの。
 もちろんそれを共有するのは衛生的に問題だから、互いに1個ずつ "マイ浣腸器 "

 買ったのよ。
 とも子は透明のガラス製のもの、私のは乳白色のやはりガラス製だった。
 サイズはどちらも50ccだった。
 グリセリンは大ビンを協同で買って二人で共用したのよ。
 グリセリンが切れて、お金もないときは食塩水やセッケンを溶かした液を使ったわ。
  
「え〜っ、そんな仲だったんですか、驚きました、それは深い仲ですね、お尻の穴まで
 見せ合ったという意味がよくわかりました。
 これを、お尻合いというんですかね、あっ、つまらないジョークで済みません。」
 」
「彼女のお尻は色白で、ふっくらとしていてとてもきれいだったわ。
 その中央部にこれまたいやらしほど美しいアヌスがあったわ、芸術品のようで、そこ
 からウンチが出てくるなんてとても思えないほどだった。
 それが、不思議なことにとも子の方も私のアヌスをそう思っていたっらしいの、
 おかしいわね。
 お互い美しいアヌスに見とれながら、そこに浣腸器を挿入したのね。
 これはもう二人にとってはおごそかな秘密の儀式のようなものだった。
 二人だけのね。
 そして女子寮の狭い部屋が秘密の儀式を行う秘密の園だったわけよね。」
 
「そうですか、お二人はそのときから今でも互いに浣腸の魔力にとりつかれているわけ
 ですね。」
「まさにそうよ、これは趣味を超越したもので、浣腸という行為は2人にとって天国
 からの贈り物のようなものよ。
 その怪しさ、その恥ずかしさ、そのきもちよさなど、その魅力のすべてをを二人で
 享受していたの、そこには他人の介在する余地はまったくなかったわ。」

(その11 叔母と私)

「おばさま、貴重な体験談をありがとうございました、おばさまが趣味を見つけられて
 ご自分の好きな道を歩まれているから安心しました。」
「久しぶりにえり子ちゃんに会って、すっかり大人になっていて落ち着いていたから
 安心したわ、それに私のいいたいことをすべて聞いてくれて、それを受け留めてくれた
 からうれしいわ。」
「ところで、私もおばさまに負けずに浣腸のことが好きなんですよ、ただ、小さい浣腸
 しか経験ないから、大きい浣腸やコーヒー浣腸、それにハーブ浣腸も経験してみたい
 のです。」
「いいわよ、そのうち教えてあげるわ。」
「私、今すぐ、ここで教えていただきたいんです。」

「そ〜お、もちろんいいわよ、それでは準備を始めるからちょっとお待ちになって。」
「はい。」
「私はしばし、待ちます。
 何だか実家で祖母から浣腸を宣告されたときに似た気分です。」
  ちょっぴり不安と恥ずかしさ、照れくささ、そして大いなる期待が入り交じった
 不思議な気分です。

「お待たせしたわね、今日は高圧浣腸にしましょう、おトイレに来てね、あっ、衣服が
 濡れるといけないから、ここで全部お脱ぎになって。」
「はい。」
 
 私は応接室のソファーの上衣類をすべて脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿になって、実習場所
であるおトイレに向かいます。
もちろん叔母の姿も私と同じです。
 裸になった叔母の裸身は見事です。
もう50才に近いというのに、見事なプロポーションです。
TVの人気時代劇に登場するあの女優さんのお姿を彷彿とさせます。

 おトイレに入って驚きました。
そこは畳6枚分くらいの広さがあり、壁にはTVやステレオ、電話が埋め込んであります。
 便器は様式と和式の2つがならんでいます。
ベッドもあって、防水シートが張ってあります。
給湯器と洗面台もあります。
 戸棚には各種のお道具が収納されています。

照明器具も調光装置付で、部屋の明るさを任意に調整できます。
天井からは位置が調整できるつり下げ式のフックが下げられていて、そこにはゴム管の
ついた大きなガラス容器がつり下げられています。
 ベッドの脇のテーブルにはトレイが措置いてあり、その上に各種お道具一式がセット
されています。
 おばさまが壁のスライド式のシャッターを上部に上げると、大きなミラーが出現します。
そこにはスリムなおばと中肉中背の私の裸身が投影されています。
「自分の浣腸シーンを鏡で見ると、今私は浣腸をされているんだわと実感するのよ。」
「なるほど、なるほど。」

 おばの説明があります。
「ここは私専用なの、来客用は別にあるのよ、私はおトイレで長い時間を過ごすので、
 快適に過ごせるように改造しているのよ。」
「そうですか、豪華なおトイレですね。」
「広いので、臭気抜きの強力ファンを3台と、空気清浄機、エアコンをつけている
 のよ。」
「そうですか。」

「このビールサーバーのようなタンクは何ですか?」
「グリセリンの貯蔵タンクよ、コックをひねればグリセリンが出てくるのよ。」
「すごいですね。」

「まずお道具を説明するわ、これはイルリガートルというものよ。
 器具は1L用よ、あなたは高圧浣腸は未経験らしいから、半分の500ccのぬるま
 湯を入れてあるの。」
 
 これは今や遅しと私を待っているように思え、何だかぞくぞくします。
おばは説明を続けます。
 
「器具の位置はお尻から50〜70cm上の位置に調整します。
 高すぎるとよくないわ。
「液温にもご注意ね、体温に近い温度がいいわ、高いと危険よ。」
「液はぬるま湯以外のものを使えますか?」
「そうね、少し塩分を加えてもいいし、エネマソープもいいわね。」
「コーヒーはどうですか。」
「コーヒーは200〜500ccがよいようね、多いとお金がかかるわよ、レギュラー
 コーヒーでなければいけないそうだから。」
「それもそうですね。」
「今は街には安いコーヒースタンドが多くありますが、コーヒー浣腸スタンドができれば
 いいですね。」
「それは確かにそうだけど、あれは医療行為だから、難しいわね。」
「そうか、他人に浣腸をしてお金をもらえば医師法違反で逮捕されちゃうんですね。」

「これはエネマシリンジよ、手軽に使えるわ、それからガラスシリンダよ、これは
 あなたのおばあちゃんが使っているものと同じ種類のものよ、50ccと100ccが
 あるの。」
「100ccのものはとても大きく見えますね。」
「そう、大きくて一人では使いにくいものよ。」
「先端がエッチな形をしていますね。」
「そうよ、嘴管部はお尻の穴にフィットするように作られているのよ。
 ガラスシリンダは浣腸器の原点と言えるものよ、だから私好きなの。」

「えり子さん、それでは高圧浣腸を始めるわ、よろしくって?」
「はい、お願いいたします。」

(その12 再び叔母と私)

 いよいよ叔母が私に高圧浣腸の実技指導をしてくれます。
叔母がいいます。
「いいこと、まず、あなたが実際に高圧浣腸を体験するのよ、そして次に
 私の体を使って練習をするのよ。」
「はい、よろしくお願いいたします。」

 姿勢はどういうのがいいかしら、ベッドか立位か・・・。」
「祖母からは横になってされていました、今回は立位でお願いいたします。」
「そう、いいわ、じゃあベッドの上に両手をついて、立ってくれる。」
「はい。」
 叔母はイルリガートルの位置の調整をします。
「液がゆっくり入るようにするのがコツよ、早いと苦しくなるの。」
「お願いします。」
 叔母は嘴管と私のお尻にクリームを塗って、滑りをよくします。
 叔母が私の背後でしゃがみ込んで、言います。
「入れるわよ。」
「はい。」
 私はお尻に違和感を感じます。
次に温かいものの侵入を感じます。
ミラーには一部始終が写っています。
私のお尻に尻尾が生えるたようにゴム管が接続されています。
叔母はしゃがみ込んだまま、ゴム官を手で支えています。

「えり子さん、250cc入ったわ、苦しくなくって?」
「大丈夫です。
「500cc入ったわ。」
「まだ何とか大丈夫です。」
「もう少しよ頑張って。」
「おなかがかなり苦しくなりました。」
「そう、あと一息よ。」
「はい。」
「終わったわよ。」

「はい、便器に座っていいですか。」
「どちらを使ってもいいわよ。」
 私は洋式便器を使います。
「無理にがまんしなくてもいいわよ。」
「はい、もう出してもいいですか。」
「もちろんよ。」
 私はがまんをやめました、その直後にお尻の穴が自然に開いて、排出が
 始まりました。」
 
 私はウオシュレットを使ってお尻を清めます。
「あっ、まだ流さないでね、一応チェックさせていただくわ。」
「はい。」
「事後に必ずチェックが必要よ、出血などがある場合もあるし・・・。」

「あなた、きのうお野菜を食べたわね。」
「はい。」
「モヤシやシイタケが出ているわ、それにゴマかキューイも。」
「はい、デザートにキューイを食べました。」
「さあ、自分自身でも確認するのよ。」
「たくさん出てますね、恥ずかしいです。」
「いいのよ、成功よ、きちんと出すことが健康維持になるのよ。」
「はい。」
「気分はどう?」
「すっきりしていいきもちです。」
「そうよ、これがいいのよね、だから浣腸は病みつきになるのよ。」

「さあ、今度は私の番よ。」
「はい。」
 私はピッチャーの湯の温度をチェックします。
「39度です、いいですか。」
「ちょうどいいわ。」
 イルリガートルのゴム管とノズルを新しいものに交換します。
ピッチャーのお湯をイルリガートルに移します。
「1Lでいいですか。」
「いいわよ、私あまり無理をしないの、1回1Lにしているの。」
「そうですか。」
「大腸洗浄が目的の場合はこれを繰り返すのよ。」
「そうですか。」

 叔母はベッドに横になります。
イルリガートルの高さを調整します。
指で叔母のお尻の穴を開きます。
とても美しいものです。
色は淡い茶色で、放射状の細かいヒダがまったく乱れることなく整列
していて、まるで菊の花のようですが、それよりもはるかに美しく
見えます。
 ほのかに漂う香りも菊の花よりも芳しく感じます。
叔母はふだんから健康によいといわれている腹式呼吸を実践しておられます。
そのせいでしょうか、呼吸と同期して、お尻の穴もひくひくと動いています。
 その様子を見ていると、叔母様は生きていらっしゃるんだということを
実感します。
 私は思います。
「本当に、生きているって、素晴らしいことね、私もうんと長生きをして、
たくさんうんちを出したいわ、もちろん浣腸も長く続けたい。」

「えり子さん、どうしたの?」
「あっ、ごめんなさい、あまりにおばさまのお尻の穴が美しいので、つい
 見とれていました。」
「そう、何事もよく観察することが大事よ。」
「はい。」
「もう一度ごらん。」
「はい。」
 叔母にうながされて、もう一度叔母のアヌスを見ます。
驚いたことに、アヌスがぐっとしぼんで、次にぱっと大きく開きました。
これが繰り返されます。
あの美しいお尻の穴が、大きく開いたり、しぼんだりを繰り返しています。
「おやっ、一体どうされたんですか?」
「驚かせてごめんなさい、これはお尻の穴すぼめ運動と言って、これを
 繰り返すと、体にとてもいいそうよ。」
「そうなんですか、私もいずれ試してみます。」
「それがいいわ。」

 叔母のアヌスと嘴管にクリームを塗り、叔母に言います。
「おばさま、始めます。」
「いいわよ、お願い。」
 おばさまの美しいアヌスに嘴管を沈めます。
クリップをはずすと、液面がゆっくり下降を始めました。
「おばさま、500cc入りましたよ、大丈夫ですか。」
「大丈夫よ、とてもきもちいいわ。」
「750cc入りました。」
「そう、問題ないわ。」
「おばさま、とうとう全部入りました。」
「お尻をティシュで押さえていてくれる?」
「はい。」

 5分くらい経ちました。
「そろそろね。」
 こう言って、叔母は和式便器に座ります。
お尻をこちらに向けています。
「あっ、出ちゃう・・・。」
 こう言って、勢いよく排出が始まりました。
排泄の場面を見るのはもちろん生まれて初めてのことです。
直視していいのか、失礼なのか、私は顔をそむけながら、目だけは
叔母のお尻を見つめています。
 叔母のお尻の穴は先ほどよりもっと大きく開いています。
これはやはりグロテスクに感じます。
排泄シーンなど見なければよかったと、後悔します。
何だか見てはいけないものを見てしまって、よくない気分になりました。

「えり子さん、終わったわ、チェックしてね。」
 あっ、とてもきれいです。」
「そお、実は今朝、もうクリーニングを済ませていたのよ。」
「そうでしたか。」

「おばさま、どうもありがとうございました。」
「どう、簡単だったでしょ。」
「はい、高圧浣腸の方法がよくわかりました。」

「もうひとつ、お願いがあるんです。」
「今度はハーブ浣腸を経験したいんです、今すぐに。」

(その13 また叔母と私)

「いいわよ、それじゃあハーブ浣腸の準備をしましょう。」
「お手伝いします。」
「よろしく。」
「えり子さん、何にするの、メニューはカモミール、レモングラス、ラベンダー、ハイ
 ビスカスがあるわ。」
「私、レモングラスをお願いします。」
「それでは私はラベンダーにする。」
 
 レモングラスの葉を鉄びんに入れて、ポットのお湯を加えます。
しばらく待って、グラスに注ぎます。
ハーブ液が100cc抽出できました。
レモンの香りがたちこめます。
これに冷水100ccを加え、2倍にうすめます。
温度計で温度をチェックします。
39度です。

 叔母は今度はエネマシリンジを手にとっています。
「今度はこれを使いましょう。」
「はい。」
 私は和式便器をまたぎます。
叔母は私のアヌスにエネマシリンジを挿入します。
ミラーには確かに便器の上に私のハート形のお尻があって、オレンジ色の
イルリガートルがつながっているのが写っています。
先ほどはイルリガートルを経験しました。
今度はエネマシリンジが経験できて私はうれしく思います。

「始めるわ。」
「はい。」
叔母はゴム球をゆっくり押しはじめます。
お尻に温かいものがゆっくり入るのがわかります。
イルリガートルは連続的でしたが、エネマシリンジの場合はおばの握りに
同期して間欠的に液が入ってきます。

ズボッ、ズボッっとゴム球が空になった音がしました。
「えり子さん、全部入ったわ、これはがまんしなくてけっこうよ。」
「はい。」
「これは浣腸の楽しみの他に香りを楽しむものだから、和式便器の方が
 よくってよ。」
「そうですか、わかりました。」
 私は和式便器にまたがります。
後ろを振り返ると、叔母の視線の他に、私自身が振り返って自分の後ろ姿を
見ています。
ちょっと不思議な気分です。
和式便器は高い位置にあるので、私の桃のような形のヒップがミラーの中央に
堂々と写っています。
こんな自分の姿を見るのは生まれて初めてです。

 そろそろ便意ががまんできなくなりました。
「おばさま、出ちゃいます。」
「いいわよ、どうぞ、お出しになって。」
「はい、あっ・・・・。」

 勢いよく、液が放出されました。
高圧浣腸の直後なので、あまり汚れていません。
便器からよい香りがただよってきます。
あのいやなにおいは完全に消されています。
「これって、レモンの香りに似ていますね。」
「そうよ、だからレモングラスと言うのよ。」
「ハーブ浣腸って、香りがよく、いいものですね。」
「そうよ、体にもよいようよ。」

 今度は叔母お番です。
叔母はラベンダー液200ccを準備します。
容器から素敵な香りが漂っています。

 ラベンダーというと北海道の日高が有名です。
お花の時期に訪問してみたいと一瞬思いました。

 叔母はベッドに横になります。
叔母の所望で、100ccのガラス浣腸器を使います。
私はピストンを引いて液を吸い上げます。
浣腸器はとても大きく感じます。
これで100cc用なのかしらと不思議な感じがします。

「入れます。」
「はい。」
液がゆっくり叔母の体内に吸い込まれます。
「おばさま、終わりました。」
「そう、あと100cc入れて下さる?」
「はい。」
私はシリンダにラベンダー液100ccを再び浣腸器に吸い上げます。
そして、美しい叔母のアヌスを開き、妖しい形をした嘴管をゆっくり
挿入します。
叔母のアヌスはそれをすっかりくわえ込みました。
ピストンをゆっくり押します。
「あっ。」という低い声が叔母の口からこぼれます。
2度目もすぐに終わりました。

「えり子さん、そこに便器があるから取って。」
「はい。」
それはホーロー製の差込式の便器でした。
「これをお尻の下に入れて下さい。」
「はい。」
私はベッドに横になった叔母のヒップを下から抱くように少し持ち上げ、
そこにホーロー便器を挿入します。
「ありがとう、ハーブ浣腸のときはこれが一番いいわ。」
「そいうなんですか。」

叔母は静かにそのときを待ちます。
「あっ、出ちゃうわ。」
「どうぞ。」

 あの美しいアヌスがパックリと開き、排出が始まりました。
それを見るのは2度目ですが、決して美しいものではありません。
やはりアヌスはキュッと締まった姿が美しいと思います。
バラの花もつぼみか、かすかに少し開いた状態が美しく感じます。
開いてしまった花はあまりきれいとは思われません。

「えり子さん、便器をもって行って下さる?」
「はい。」
便器の中はまったく汚れていません。
それどころか、あのラベンダーの香りが素敵です。
そうか、やっと叔母がこれがいいと言う理由がわかりました。

「おばさま、ハーブ浣腸って素敵ですね。」
「そう、今コーヒー浣腸が流行し始めているけど、ハーブ浣腸は
 紅茶の浣腸によく似ているわね。」

「そういえば、ハーブ浣腸を楽しむには差込式便器が適しているわよ。」
「そいうですね、あの香りで私もそう思いました。」

 私はおばからお土産をたくさんいただき、叔母の家を後にしました。
そのリストは以下の通りです。

 ♭♭♭  1000ccのイルリガートル 1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  エネマシリンジ        1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  ガラスシリンダ 100cc  1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  ホーロー製差込便器      1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  グリセリン   大瓶     1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  エネマソープ  1L     1式  ♭♭♭
 ♭♭♭  ハーブ     3種類    1式  ♭♭♭
 
 これらは全部新品で、宅配便で東京の私のアパートに届けて下さるそうです。
叔母様は私を浣腸の趣味の後継者と認めて下さったようです。

(その14 妹)

 東京のアパートで妹と共同生活を始めて、今日でちょうど1週間になります。
今日は日曜日なので、二人とも大学は休みです。
朝食の準備は交代ですることになっています。
今日は私が当番です。
 妹は疲れているのか、まだベッドで眠っています。
部屋のスペースを有効に使うため、2段ベッドを使っていて、私が下段、妹が上段なの
です。
 妹を起こさないように、私は静かに朝食の準備を始めます。
キャベツ、トマト、レタス、きゅうりにチーズを添えて野菜サラダを作ります。
ウインナソーセージをオーブンで加熱します。
卵をフライパンで焼いて、スクランブルエッグにします。
食パンをトーストします。
バターとジャムを冷蔵庫から取り出します。
コーヒーをいれます。
牛乳を暖めて、ホットミルクにします。
これで朝食の準備ができました。

 妹を起こします。
疲れているようで、さえない表情をして起きてきました。
二人で食事を始めます。
「どう、大学生になった感想は?」
「まだオリエンテーションが続いていて、講義は来週からなので実感がわかないわ。」
「そう、サークルはどうするの?」
「うん、私、ソフトテニスをやろうかと思うの、姉貴、ラッケットを譲ってくれない?」
「いいわよ、私は硬式テニスだから、ソフトテニス用ラケットはあげるわ。」
「よかった、出費が少なくて済むわ。」
「シューズとウエアは買いなさい。」
「うん、そうするわ。」
「スポーツサークルに入るのは賛成よ、ただ日焼けには注意するのよ。」
「うん。」

 妹は食欲がないようで、朝食にあまり手をつけていません。
「どうしたの、食欲がないの?」
「うん。」
「私は額に手を当てます。」
「熱はないわ。」
「おばあちゃんのようね。」
「そうよ、家ではおばあちゃんが私達の健康管理をしてくれてたけど、
 ここでは互いに注意するのよ。」
「そうね。」
 私は今度はおなかに手を触れます。
「もしかして、便秘?」
「それもおばちゃんと同じ言いぐさね?」
「そういえばそうね。」
「うん、実はもう5日目なの。
 生活環境が変わったせいか、調子よくないの。」」
「それは大変、すぐ処置をしなければいけないわ。」
「それもおばあちゃんと同じ言い方ね。」
「仕方ないでしょ、私たち生まれてずっとおばあちゃんが私たちの
 お通じをチエックしてたのだから。」
「そうよね、おかげで私たち、大きな病気をせずに済んだよ。」
「おばあちゃんと同じ処置をするわよ。」
「うん、おばあちゃんの代わりにお姉ちゃんが私に浣腸をしてくれる?」
「いいわよ、じゃあすぐに準備するわ。」

 私は浣腸の準備を始めます。
浣腸はわが家では当たり前の処置なんです。
祖母が昔からお通じのことをすごく気にしていて、便通が悪いときは私や妹は
すぐに祖母から浣腸をされたのです。
母やおば(母の妹)もそうされたそうです。
そのおかげで、家族全員が大きな病気もせずに全員健康な生活を送ることができて
いるのです。
 いわば浣腸はわが家の健康の守り神なのです。

 まず100ccのガラス製の浣腸器を取り出します。
乳白色のボディに赤い目盛りが刻まれています、
嘴管が独特の形状をしています。
中央部がふくらんでいて、エッチな形状です。
ガラスコップにお湯とグリセリンを混合して50ccにします。
100ccは多すぎると思ったので、半分の50ccを入れることにします。
指を入れて温度を確認します。
ほどよい温度です。
クリームとティシュボックスを揃え、準備が完了しました。

 床にバスタオルを敷き、妹の体を横にします。
私も妹もこれまで浣腸は何度となく経験しています。
私たちは浣腸をされるとき、もう、泣いたり、わめいたり、拒否したりは
しません。
ごく自然に浣腸を受け入れることができるんです。
ただ、私自身が妹に浣腸をするのは初めてです。
 
 妹の下着を下げます。
白く、むっちりしたヒップが私の前にあります。
若いだけに、肌のきめが細かく、ヒップははち切れんばかりの美しさです。
同性の私でさえ、その美しさに、平常心ではいられないほどです。

 ヒップのその中央部にひっそりとすぼまったアヌスがあります。
ティシュにクリームを塗ります。
 左手でアヌスを開きます。
その部分は淡茶色に着色されています。
細かなひだが美しいです。
まさに菊の花のようです。
 また、若いだけに強い香りを放っています。
 叔母のお尻の穴も見ましたが、負けず劣らず美しさを誇示しているかのようです。
ほんとうに、若い女性のアヌスって美しいものだとため息が出そうです。
自分のはどうだろうかとも考えてみます。

 右手でクリームを塗ります。
その部分がクリームで光って、一段と美しく輝きます。
浣腸って、とても美しい行為ではないかと感じてしまいます。
浣腸器にグリセリン液をすくい上げます。
「入れるわよ。」
「うん。」
 私はゆっくりピストンを押します。」
「液が妹の体内に注入されます。」
 妹の顔は直接見えませんが、向かいのドレッサーにうっとりした表情の妹の顔が
写っています。

「終わったわよ。」
「うん。」
 私はティシュを束ねて妹のアヌスを押さえます。
「できるだけがまんする方がいいわよ。」
「うん。」
 妹、ゆり子はなおもうっとりとした表情を崩しません。
「お姉さん、浣腸が上手ね。」
「おばあちゃんがするようにしただけよ。」
「そう、おばあちゃんも上手だよね。」
「私たち、小さい頃からおばあちゃんに何度も浣腸をされたわね。」
「うん、そしてたまにお父さんやお母さんにもね。」
「そうね。」
「便秘のときはやはりこれが一番ね。」
「そうだよね。」

「もうおトイレに行っていい?」
「いいわよ。」
 妹は自分でティシュを押さえ、下着を下げたままおトイレに向かいます。
むき出しのヒップがとてもかわいいです。

「ああ、すっきりしたわ、私、もう大丈夫よ。」
「そう、それはよかった。」
「ところで、お姉さんは大丈夫なの?」
「えっ・・・?」

(その15 私)

 私たち姉妹は小さい頃から祖母が健康管理をしてくれていました。
特に祖母はお通じの管理はきびしく、お通じが二日ないときは必ず祖母に浣腸をして
もらいました。
わが家では浣腸は健康管理のための必然的なツールだったのです。
 そういうわけで、私たち姉妹にとって浣腸は恥ずかしいものでもいやなものではなく、
日常生活に組み入れれられた通常の行為だったのです。

 妹に浣腸をした後、妹は逆に私のお通じの状態を問います。
「う〜んそうね、私3日ね、普通なら私も浣腸をしなければならないわね、でも浣腸器
は今、消毒薬に浸けていて使えないわ。」
「そうね。」
「でも私、実はお通じに関係なく、週末はおなかのお掃除をすることにしているのよ。」
「それって、あの大腸洗浄のこと?」
「そうよ。おばはこれをよくしているのよ、私、方法をおばから教わったのよ。」
「そうなの、それって自分一人でできるの?」
「できないことはないけど、アシスタントがいると楽よ。」
妹はいいます。
「私、興味あるわ、私、手伝っていい?」
「もちろんいいわよ、方法を教えてあげるわ、あなたもこれを勉強するといいわ、美容に
 とてもよいのよ。」
「私、おばさんやお姉さんのように、美しくなりたいわ。」

 私はお道具を取り出します。
エネマシリンジとイルリガートル、それに1Lのピッチャー、嘴管付きのゴム管です。
妹に説明します。
「これはおばに買ってもらったものよ。」
「へぇ、そうなの。」
「このゴム製のものはエネマシリンジというものよ、ゴム級を握ったり、離したり
 すると液が入っていくの。」
「ふ〜ん。」
 
 妹は興味津々という表情で、目はお道具に釘付けです。」
「こちらはイルリガートルといって、このガラス容器を高いところに吊すと、自然に
 液が入っていくのよ。」
「液は何を使うの?」
「ぬるま湯よ。」
「どれくらい入れるの?」
「1Lくらいよ。」
「高さはどれくらいにするの?」
「お尻から50cm〜75cmくらいよ、高すぎると危険なの。」
「よ〜くわかったわ。」
「それじゃ〜始めましょう。」

 ゴム管をクリップしておきます。
ぬるま湯で満たしたイルリガートルをカーテンレールに吊します。
クリップをはずしてゴム管に通水します。
ゴム管がヘビのようにうねうねと震え、嘴管から水が出ます。
それを確認して再びクリップで管を止めます。
私は下着を取り、立位の姿勢を取らせます。
「さあいいわよ、始めて。」

 私は妹に命じます。
妹はひざまづいて、私のお尻の穴にクリームを塗ります。
それから嘴管を挿入します。
「お姉さん、入れるわよ。」
「いいわ。」
 妹はクリップをはずします。
温かい液の侵入をお尻に感じます。
いいきもちです。
妹は嘴管の接続部を手にもち、それを保持します。
 液面が次第に下がってきます。
「あっ、お姉さん、入って行くわよ。」
「うん。」
「もう半分はいったわ、苦しくない。」
「大丈夫よ。」
「もう3分の2も入ったわ、大丈夫?」
「うん・・・。」
 そう言ったものの、私はおなかにかなり違和感を感じます。」
「もう少しよ、頑張って?」
「う〜〜ん・・・」
「終わったわよ。」
「少しがまんするわ、ティシュで押さえておいてくれる。」
「いいわよ。」
 妹は私のお尻を束ねたティシュで押さえます。」
次第に便意が強くなります。
でもそれはグリセリンほど強烈ではありません。
「お姉さん、だいじょうぶ?」
「うん、これはグリセリンではないから・・・。」
「でもたくさん入ったわよ。」
「それはそうね、そろそろおトイレに行くわ。」

 私はきもちよく排出しました。
すっきりした気分です。
この爽快さがあるから、浣腸っていいんですね。
 ベートーベンの第九シンフォニーのように、苦しみを乗り越えて、その後大きな
歓喜が得られるのです。

「終わったわ。」
「お姉さん、とてもさわやかな顔をしてるわ。」
「そう?」

「あの〜う、お姉さん。」
「何?」
「私もお姉さんのように、きれいになりたいわ。」
「そうなの。」
「今から私にも洗腸をして欲しいの。」

(その16)再び妹」

「私にも洗腸をして欲しいの。」
「あなた、今、浣腸をしたばかりよ。」
「いいの、私、お姉さんを見ていたら、洗腸をして欲しくなったの。」
「おねだりね。」
「うん。」
「いいわよ、でも初めてだから、少し苦しいわよ。」
「私、がまんできるわ。」
「そ〜お、でも苦しいときは、そう言って。」
「うん、してくれるの、うれしいわ。」

「今、イルリガートルを使ったばかりだから、エネマシリンジを使うわね。」
「いいわ、お願い。」
「それじゃあ、ここにひざと手をついてね。」
「こう?」
「そうよ。」
 妹に四つんばいの姿勢をとらせます。
「初めてだし、1Lは無理ね、500ccくらいにするわ。」
「そう、お姉さんにお任せする。」

 私はエネマシリンジのゴム管を握って、通水をし、空気を抜きます。
それから嘴管にクリームを塗ります。
左手でゆり子のアヌスを開きます。
あの美しい一輪の花が私の指先で満開になります。
「入れるわよ。」
「うん。」
「入ったわ、これからお湯を入れるわ。」
「うん。」
 オレンジ色のゴム管が接続され、ゆり子のお尻に尻尾が生えたように見えます。
これは非日常的な光景です。

「どう、お湯が入ってるのがわかる?」
「はい、お尻に温かいものが入ってるわ。」
「半分はいったわよ、苦しくない。」
「まだだいじょうぶよ。」
 向かいのドレッサーには目をつむり、必死に耐えているゆり子の表情が写されて
います。
 グリセリン浣腸を終えたばかりのゆり子は今度は高圧浣腸にチャレンジしているのです。
私はなおもゴムポンプを押し続けます。
「もうすぐ500ccが入ってしまうわ。」
「そう、私、だいじょうぶよ。」
「終わったわ。」

「お姉さん、お願い、もっと入れて下さいな。」
勝ち気で常に挑戦的な性格の妹が言います。
「そう、じゃあ、200cc追加してみましょ。」
「うん、私、頑張ってみる。」
 私は200ccの液をピッチャーに追加して、ゆっくりゴム球を操作します。
少しずつ液がゆり子の体内に追加されます。
100cc入ったところでゆり子がいいます。
「お姉さん、私、もうだめ、おトイレに行かせて。」
「いいわ、無理は禁物よ、嘴管を抜くわ。」
 ティシュの束をゆり子のお尻に当てます。
ゆり子は自分の手でそれを押さえながら、おトイレに向かいます。
妹を見送りながら、私は思います。

 妹、ゆり子も私に負けず浣腸が好きなようね。
祖母、母、叔母、私、そして妹、皆、例外なく浣腸が好きだわ。
これはきっと遺伝に違いないわ。
浣腸の趣味はきっと遺伝するのよ。
浣腸が好きな性質はDNAに深く刻まれているに違いないわ。
それが祖母から母へ、そして、私へ、また将来、私の娘へ、孫娘へと伝わるの。
将来、孫娘から私は「浣腸ばあさん」なんて呼ばれるかも・・・。
 
 今、遺伝子診断技術が急速に進歩しています。
近い将来、きっとDNAの検査で、その人の性格、趣味などの情報がわかる
ようになると思うわ。

 私は自分のDNA診断書を想像してみます。

<DNA診断書>
  香谷えり子殿

◇性格
(1)好奇心が強い。
(2)喜怒哀楽が激しい。
(3)自己顕示欲が強い。

◇趣味
(1)小説を書くこと。
(2)ピアノを弾くこと。
(3)浣腸をされること。
  ・・・・・・・・・・・・
 こんな診断書が出たらどうしよう。
私、恥ずかしくてたまらないわ!!!。

(浣)

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