SPACE銀河 Library

作:えり子

音 楽 会

 (その1)
 私は音楽大学の学生です。
バイオリンを専攻しています。
私、3才からピアノを、5才からバイオリンを
習っています。
音楽って、幼児のときの教育が大切なんです。
この頃に、絶対音階が判別できるようになるんです。

 音大生って、大変なんです。
特に、バイオリン専攻はバイオリンの練習だけではなく、ピアノの練習もしなければいけないんです。
練習時間が長いんです。
それにお金もかかるんです。
私のバイオリンはフランス製のけっこういいもので、ふつうのピアノよりかは
はるかに高価なんです。
もちろんピアノも買っていますよ。
借りているアパートの部屋は防音仕様だし、
楽譜、レッスン費用と、出費はすごいんです。

 その割に、卒業後は恵まれないんです。
一流演奏家として活躍できるのはごくわずかの人です。
先生になれればまだいい方で、幼児を教えたり、アルバイトで生計を立てる人も多いんです。

 毎日、練習とレッスンに明け暮れて、疲れて、
ストレスがたまる一方です。
気分転換とかストレス発散とかをしないといけないんです。
皆さんはCDでも聴いて、ストレスを発散する人も多いでしょう。
私達はそれが逆効果になるんです。
音楽から開放されなくてはいけないんです。

 幸い、私にはいいストレス解消法があるんです。
それは「お浣腸」なんです。

 (その2)
 私は音大生です。
バイオリンを専攻しています。
ピアノは鍵盤を叩けば音が出るけど、バイオリンは自分で
音を作らなければいけないんです。
弦と弓を指と手でコントロールしながら・・・。
だから、けっこう難しいんです。

 小さい頃から先生について、練習をしていました。
定期的に発表会やコンクールがあるんです。
それに備えて、猛練習をするんです。

 家で練習するときは、必ず母が聴いてくれます。
発表会の前日になると、母は言います。
「どうしたの、あんなにうまく奏けていたのに、今日はだめじゃないの。」
「お母さん、ごめんなさい。
 私、おなかが痛いの。」

 発表会が近づくと、私、緊張して、お通じがなくなるんです。
そして、おなかが痛くなっちゃうんです。
「それはいけないわ。
 すぐ、*先生に診てもいらいましょう。」

 (その3)
 母は私を近所のかかりつけの小児科医院につれて行きます。
先生が私のおなかを手で触れて診察します。
それはごく簡単なものです。
そしていつも決まり文句のように言うのです。
「浣腸をしましょう。」

 私は処置室のベッドに横になります。
看護婦さんがガラスの浣腸器をもってきます。
先端にはゴム管がついています。
そのゴム管を私のお尻の穴に入れます。
すぐにお薬がおなかに入ってきます。
しばらくがまんさせられます。
これはつらいです。

 もうだめと看護婦さんに言います。
すると隣にあるおトイレに行くのを許されます。
すぐにたくさんのうんちが出ます。
おなかが急に楽になります。

 (その4)
 浣腸をされた後、私の体調も、練習も上向きになります。
そして迎えた本番の演奏会では、自分でも信じられないくらい
うまく演奏できちゃうんです。
練習では不安な箇所が1、2あるんですが、難なく弾きこなせ
ちゃいます。
うまく演奏できた後の気分は最高です。

 演奏会は1年に4回あります。
春に学校の演奏会が、夏と冬に音楽教室の発表会が、
そして秋には市内の小中学校の合同演奏会があるのです。
私は演奏会の直前にまた腹痛を起こします。
そして、かかりつけの病院で浣腸を受けます。
その後、本番ではまた最高にうまく演奏できるのです。

 (その5)
 演奏会の前の練習で私が調子を落とすことは母もわかっていて、
そのときはすぐ私を病院へ連れて行きます。
病院での浣腸も、初めはつらかったのですが、次第に慣れて、
ついにはきもちよく感じられるようになりました。
看護婦さんも母から事情を聞いていて、
「えり子ちゃん、浣腸をしておなかを楽にしましょうね。
そして、音楽会では頑張るのよ。」
とはげましてくれるのです。

 演奏会の直前のレッスンでも、私はうまく弾くことができます。
先生が言います。
「えり子さん、急にうまくなったわね。」
母が答えます。
「昨日、*医院で浣腸をしてもらったんですよ。」
「そうだったの。
もう今度の演奏会は大丈夫ね。」

 もう、演奏会の前の浣腸は私にとってはなくてはならないものに
なっていました。
浣腸は単に便秘を治療するだけではなく、練習で疲れた私の心を
リフレッシュする効果があるようでした。
鉄腕アトムがお尻からエネルギーを注入されて、元気になるように、
浣腸を受けた私もエネルギーを注入されたように元気になって、
バイオリンをうまく演奏できるのです。

 (その6)
 演奏会の前の浣腸は私が小学校の頃から、中学、高校とずっ〜と続きました。
小学校の頃はまだよかったのですが、さすがに中学生になると、
この処置は恥ずかしくなりました。
 浣腸そのものはきらいではなく、むしろ好きだったのです。
でも、病院で人に見られるのが恥ずかしかったのです。

 特に、風邪のシーズンは患者が多くいやでした。
病院の駐車場は満車でした。
診察室も列ができていました。
処置室は数人の人が一度に入って、処置を待っています。
ベッドが2つあって、それぞれカーテンはついていたのですが、
いちいち閉められることもなく、次々に処置が行なわれています。私は処置室の
中の椅子にすわって処置を待ちます。
目の前では小学生の女の子に浣腸が行われています。
看護婦さんは事務的にてきぱきと処置をします。

 私の番がきました。
私も同じように浣腸の処置が行われます。
私が立った後の椅子には若い男性がすわって、こちらを見ています。私は自分の
お尻をかくす手段がありません。
お尻の穴を開かれ、ノズルを挿入され、液を注入されるところを
その男性に一部始終見られてしまいました。
とても恥ずかしかったです。

 (その7)
 私は高校生になりました。
音楽大学に進むべく、私はいっそう練習に打ち込みます。
先生のレッスンの回数も増えました。
そして、演奏会の回数も多くなりました。
地方の音楽コンクールにも参加するようになりました。
そうなるにつれて、私の腹痛の頻度も増します。
当然、浣腸の回数も増します。

 母が看護婦さんに相談します。
「処置室では娘が恥ずかしいと言うのです。」
「それでは、病室のベッドでいたしましょう。
2階へ上がって下さい。」
私は処置室ではなく、2回の病室のベッドで処置をされることに
なりました。
入院患者の中のあきベッドでの浣腸です。
カーテンは閉められますが、すぐ隣や周りには患者さんがいます。
声や音もつつぬけです。

「えり子さん、今から浣腸をしますね。」
「下着を下げます。」
「お尻を突き出して下さい。」
「楽にして下さい。」
「あ〜んと言って。」
「入れますよ。」
「入りました。」
「5分くらいがまんして、トイレに行って下さい。」
「トイレはとなりですよ。」
すべて、聴かれているはずです。
カーテンを開いておトイレに行く瞬間はとてもは恥ずかしかったです。

 (その8)
 やはり、高校生のときです。
ある日も、この医院に行きました。
先生から浣腸の宣告を受けた私は2階の病室に向かいます。
看護婦さんが言います。
今日はこの部屋はベッドがいっぱいだから、別の病室でしましょうね。
その病室には患者の名札がかかっていました。
それを見ると、男性ばかりです。

 私が入室すると、皆いっせいに私を見ます。
おじいさんや、おじさん、若い人など5人がいました。
カーテンが閉められました。
私が浣腸の処置を受けることは皆にすぐわかったようです。
皆、話を止めました。
TVも消されました。
部屋は静まりかえっています。
看護婦さんの声だけが響きます。

「えり子さん、もう何度も浣腸してるから、大丈夫よね。」
「そう、そう、その姿勢でいいわよ。」
「入るのがわかる?」
「終わったわよ。」
「苦しくない?」
「がまんできる。」
「トイレで便が出たら、流さないで、見せてね。」
すべて、皆にわかっちゃいました。
私、顔を隠しておトイレに向かいました。

 (その9)
 私は音楽大学を受験するため、上京します。
母が付き添ってくれます。
ホテルの部屋で私はバイオリンを弾きます。
調子が出ません。
母が言います。
「一体どうしたの。
これでは実技試験はパスしませんよ。」
「また、おなかの調子がよくないの。」
私は顔をしかめながら、訴えます。」
「困ったわね。
 もう夜だし。
 お母さんが、近くの薬局で浣腸を買ってくるわ。
 ちょっと待っててちょうだい。」
そう言って母は部屋を出ました。

 やがて、手に紙袋をもって、母が戻ってきました。
「今日はお母さんが浣腸をするわ。
 いいわね。」
「うん。」
 ホテルで私は浣腸をされることになりました。
母は紙袋からいちじく浣腸を取り出しました。
「ベッドに横になるのよ。
 そうよ。
 こちらにお尻を向けて、下着を下ろすのよ。
 入れるわよ。
 入ったわ。
 薬局の人が2個使う方が確実と言ってたから、もう1個
 入れるわよ。」
「うん。」
「終わったわ。
 しばらくがまんするのよ。」
おなかがモーレツに痛くなり、もうがまんできずに、私はおトイレへ向かいます。
すざましい音とともに、多くのものが出ました。
その様子は母にも聞こえたはずです。
恥ずかしいですが、おなかはすっきりしました。

 その後はいつものように、私はパワーを発揮することができました。
 翌日の入試も自分の力を出し切ることができました。
いちじく浣腸に感謝です。

 (その10)
 私は見事に志望する音楽大学に合格することができました。
しかし、私が演奏会の直前に腹痛を起こすこと、そして浣腸により
それは回復し、私が本番で実力を発揮することは、音楽の先生や
親戚の知るところとなりました。

 いよいよ私は実家を離れて、東京で生活することになりました。
お世話になった人々にあいさつに行きます。
音楽の先生が言います。
「東京の生活も大変だけど、体に気をつけて、頑張ってね。
それから、これ私からの贈物よ。
東京で使ってね。」
先生から餞別をいただきました。

 親戚にもあいさつをします。
Aおば(母の姉)のところに行きます。
「しっかり勉強して、もっともっとうまくなるのよ。
 これ、私からのプレゼントよ。東京で使ってね。」
また、お餞別をいただきました。
Bおば(母の妹)にもあいさつをします。
「成長がまた楽しみだわ。
 こちらに戻ったときはバイオリンを聞かせてね。
 これ私からのささやかなものよ。
 東京で使ってね。」
またまたプレゼントをもらいました。

 家に戻って、先生からもらった箱を開きます。
中から出てきたのは、何とガラス製の30CCの浣腸です。
驚きましたが、うれしくもあります。
私のことを心配してくれたのです。

 Aおばの品を見ます。
何とそれはエネマシリンジでした。
橙色のゴムに黒い嘴管がついています。
Aおばも私の体を心配してくれていたのです。

 Bおばの箱をあけます。
こちらはちょっとおおきなものです。
中から1Lのガラス製イルリガートルが出てきました。
すごいです。
カテーテルやクランプも付属しています。
吊り金具もあります。

 皆さん、私の体のことを心配してくれたのです。
母に報告します。
母が言います。
「よかったわね。
大切に使うのよ。」

 (その11)
 いよいよ私は東京のアパートで、一人暮らしが始まりました。
そして、音楽大学では多くの先生や友人と交流が始まりました。
好きな音楽の道ですから、やりがいがあります。
勉強やレッスンはけっこうハードです。
それに実技試験や発表会、演奏会もあるのです。

 しかし、私には強い味方がいるのです。
実家の皆さんからいただいたあのエネマのお道具です。
試験や演奏会の直前には、このお道具を使って、お浣腸をします。
そのときの気分で、ガラスシリンダ、エネマシリンジ、
イルリガートルを使い分けるのです。

 また、体位もそのときどきで変えるのです。
横向き、立位、仰向けで、ベッドに足を上げる体位、よつんばいなどです。
お浣腸のおかげで、心も体もすっきりし、試験や実技に私は好成績を上げることができています。

 (その12)
 学内で秋に演奏会があるのです。
私は友人3人と組んで、弦楽4重奏曲を演奏することになりました。
曲はシューベルトの「死と乙女」です。
私がリーダーで第1バイオリンを、ひとみが第2バイオリンを、
みちよがビオラ、あけみがチェロと言う構成です。

 夏休みに私達4人は合宿をします。
場所は軽井沢のひとみの別荘です。

 毎日、ハードな練習が続きます。
そして、練習を終えると、皆で分担して食事を作ります。
手料理と楽しい夕食が始まります。
夕食の後、片付けをしてお風呂に入ります。
湯上がりの後、皆でビールを飲みながら、楽しいおしゃべりをします。

 こうして、あっと言う間に1週間が過ぎました。
いよいよ最後の総仕上げの練習です。
練習を始めようとするとき、突然ひとみが腹痛を訴えたのです。

 (その13)
 ひとみの顔面は蒼白で、腹痛を訴えています。
「おなかが痛いの・・・。」

 私達3人はひとみを近くの内科医院へ連れて行くことにしました。
ひとみが診察室に入って行きます。
私達3人は待合室の椅子に座ってまちます。
しばらくすると、看護婦さんといっしょにひとみが出てきます。
「だいじょうぶ?」
ひとみに聴きます。

 ひとみの代わりに、看護婦さんが答えます。
「付き添いの方達ですね。
 単純な便秘からくる腹痛ですから、心配しなくていいですよ。
 今から処置室で浣腸をしますから、待っていて下さいね。」

 ひとみと看護婦さんは処置室へ入って行きます。
すぐに看護婦さんが部屋から出て別室へ入ります。
また、別室から出てきました。
手には大きなディスポ浣腸を携えています。
そして、処置室へ入って行きます。

 私達はそれを見てちょっと驚きました。
「ひとみ、浣腸されちゃうのね。
それにしても、大きな浣腸だわ。」

 (その14)
 ひとみが処置室で浣腸をされたのです。
皆心配そうに、かつ興味ありげに、成り行きを見守ります。

 ひとみが出てきました。
看護婦さんがお尻を押さえています。
おトイレへ向かいました。
ひとみはさすがに恥ずかしいのか、こちらを振り向きません。
しばらくおトイレから出てきません。
やがて、看護婦さんとひとみがおトイレから出て、再び処置室へ
入ります。
ひとみは苦しげな表情でした。

 看護婦さんが出てきて、私達に言います。
「浣腸が効かなかったの。だから、今から適便をしなければ
 ならないの。
 あなた達もうしばらくお待ちになって。」

 しばらく処置が続いていたようです。
私達心配でした。
しばらくして、看護婦さんが処置室から出てきました。
私達に向かって言います。
「ひとみさん、もう大丈夫よ。
 あなた達合宿をなさってたのね。
 ひとみさんは1週間も便通がなかたそうよ。
 でも、もう摘便が済んだからだいじょうぶよ。
 しばらく、点滴をするので、時間がかかるわ。
 いったん、戻って、1時間くらいしたら、またお迎えに来てね。」
 
 私達はまた、別荘に戻りました。
 
 (その15)
 あけみ、みちよと私はいったん別荘へ戻ります。
私が言います。
「ひとみは大変ね。かわいそうに。」
あけみが言います。
「それはそうだけど、実は私ももうパンク寸前なの。
 この7日間、出ていないのよ。
 苦しくって、たまらないわ。」
みちよも言います。
「私だってそうよ。もう苦しくって、倒れてしまいそうよ。」

 あけみが再び言います。
「ところで、えり子は平気な顔をしているけど、どうなの。」
「うん、私、隠してたけど、実は3日目と昨日、持参したいちじく浣腸を使ったの。
 だから大丈夫よ。」

 あけみが言います。
「えり子、ずるい。
 一人だけ勝手なことをして。」
「ごめん、私、苦しくって。
 皆平気な顔をしてたから、順調だと思ったの。
 ごめんなさい。」

 みちよが言います。
「いいのよ。
 しかたないわ。
 ところで、えり子、浣腸はまだ残っているの。」

「うん、5個入りを1箱買って、2個使ったから、まだ3個の残ってるわ。」
あけみが言います。
「私達、4人が同じ行動をしなければ、チームワークが乱れるわ。
 ひとみとえり子が浣腸したのだから、私達もそうするわ。」

 みちよも言います。
「そうよ。この苦しさから早く開放されたいわ。
 今、浣腸しないと、ひとみのようになっちゃうわ。」

 あけみが言います。
「えり子、今から私とみちよに浣腸をしてちょうだい。」

 (その16)
 私はあけみとみちよに浣腸をすることになりました。
「そう、わかったわ。それじゃあ準備を始めるわ。」

 早速、準備を始めます。
いちじく浣腸2個、クリーム、それにティシュです。
準備は簡単です。
すぐ終わりました。

「さあ、始めるわ。
おトイレが2箇所あるから、二人一緒でいいわね。」
「そうね。」
 あけみとみちよは床に手とひざをついて、そろってよつんばいになります。

 私は二人の背後に来ます。
「お二人とも、お尻をもっと上へ上げてちょうだい。」
 言われた通りに、二人はお尻を突き上げます。
私はひとりずつ下着を下げます。

 あけみのお尻は肌の色が黒く、中央の花弁は濃い紫色です。
みちよは色白で、花弁は淡い茶色です。

 私はクリームをティシュに落します。
それで、2個のいちじく浣腸の先端に塗ります。
それから、まずあけみの花弁をクリームで潤わせます。
次にみちよの花弁もそうします。
二人の花弁は潤って、光を反射して光っています。

 最初にあけみの花弁を開き、いちじく浣腸を挿入します。
「あぁ」
あけみが声を出します。
いちじくをつぶします。
「あぁ〜あぁ〜」
あけみがさらに声を大きくします。
私はいったんノズルを抜いて、容器をふくらませて、再度注入します。
「あっ、あっ」
また声が漏れます。
「あけみは終わったわ。

 次はみちよよ。」
あけみと同じようにみちよにも浣腸をします。
その度に
「うっ」
「うぅ〜うぅ」
「うっ、うっ」
みちよからも声が漏れます。
私はティシュを重ねて、両手であけみとみちよのアヌスを押さえます。
「3分間がまんするのよ。」
「1分経過よ。」
「あっ」
「うっ」
「2分経過よ。」
「あっあっ」
「うぅうっ」
「もうすぐ3分よ。頑張って。」
「あっあっあっ」
「うっうっうっ」
「3分過ぎたわよ。」

 私は手を放します。
あけみとみちよはティシュでお尻を押さえながら、それぞれ
小走りにおトイレへ向かいます。

 しばらくして、二人がもどってきます。
もう、二人とも、穏やかな安堵した表情に戻っています。
よかった。


 (その17)
 ひとみが別荘へもどって来ました。
「迷惑かけて、ごめんなさい。」
「ううん、いいのよ。
もう大丈夫なの。」
「うん、私、7日間お通じがなっかたから、あんなに
 なっちゃった。」

 あけみが言います。
「私達も同じよ。
 だから、あの後、浣腸をしたの。
 皆同類よ。」

 私が言います。
「さあ、落ち着いたところで、練習再開よ。」
全員、うそのように元気になりました。
皆生き生きとした表情で、練習を再開し、すばらしいアンサンブルが展開
されました。
 終楽章の難所も何のそのです。

「素晴らしい。」
 誰ともなく、言います。
「こんなできばえ、初めてね。」
「もう演奏会は大丈夫ね。」
「浣腸が効いたのね。」

 あけみが提案します。
「1週間後が本番よ。
 提案があるの。
 本番の前日に皆そろって、浣腸をしましょうよ。」

「賛成、賛成。」
全員一致でした。

 (その18)
 演奏会の前日です。
カルテットのメンバー全員が私のアパートに集合しました。
私は説明をします。
「私、小さい頃から、演奏会の前におなかが痛くなるの。
 そして、病院で浣腸を受けるとよくなるの。
 そして、演奏会は無事切り抜けてきたの。
 東京に行くとき、先生や親戚の人達が心配してくれて、
 これをプレゼントしてくれたの。」

 私はタオルの上に、お道具を並べます。
いちじく浣腸、ガラスシリンダ、エネマシリンジ、イルリ
ガートルです。
それに50%グリセリン液と温水の入ったビーカーです。

 あけみが提案します。
あみだくじで、お道具を決める。
順番は道具の並んだ順よ。
次の人が前の人に施浣するの。
最後は最初の人がするの。」
皆、ひとみの提案に賛成します。
 くじ引で、1番はひとみ、2番はみちよ、3番はあけみ、
そして最後は私になりました。
最初はひとみです。
みちよがいちじく浣腸を手に取りました。

 (その19)
 最初はひとみです。
みちよが施浣を担当します。

 バスタオルの上にひとみが横になります。
ひとみは黙って左を下にします。
自分で下着をずらします。
そして、お尻をぐっと施浣者の方へ突き出します。
 ひとみは浣腸に慣れている雰囲気を感じます。
ひとみは病院でもこのように浣腸をされたのでしょう。
 
 みちよが青い箱からいちじく浣腸を取り出します。
いつ見ても、かわいくエッチな形状です。

 みちよは嘴管部のキャップを取って、綿棒でクリームを塗ります。
次にその綿棒で、お尻の穴を潤滑します。

 みちよは右手でいちじく浣腸をもち、左手でひとみのアヌスを開きます。
ひとみのアヌスは茶色のごく普通のかわいいものです。

「入れます。」
みちよが言います。
「ああ。」
低い声でひとみが答えます。
みちよは静かにいちじくを挿入します。

「あっ。」
声が漏れます。
みちよはぐっといちじくをつぶします。
「あっ、あっ。」
また声が出ます。
いちじくまあっという間に小さくなってしましました。
みちよはいったんいちじくを抜き、残液を確認して、もう一度挿入します。
ひとみもそうされるのがわかっていて、みちよのなすがままにされます。
みちよがまたいちじくをつぶします。
「あっ。」
短い声が出ました。

 (その20)
 私達4人は明日、弦楽四重奏曲「死と乙女」を演奏します。
練習では、全員浣腸をすると、素晴らしい結果が得られたのです。
だから、皆で、本番前にも浣腸をしようと決めたのです。
まず、ひとみの浣腸が終わりました。
そして、次はみちよの番なのです。

 みちよはベッドの上でよつんばいの姿勢になります。
施浣者はあけみです。
あけみはガラスシリンダを取り上げます。
そして、それにグリセリン液を吸い上げます。

 次に綿棒でノズルの先端にクリームを塗ります。
中央部が少し膨らんだ形状をした嘴管部はエッチな姿ですが、
クリームで更に艶が出て、ますます妖艶さを増しています。

 あけみは左手でみちよのアヌスを開きます。
そして、綿棒でていねいにクリームを塗ります。
うす茶色のアヌスは少し口をあけて、次のステップを待っています。
ちょうど、ひな鳥が母鳥のエサを待っているかのようです。
あけみは左手はそのままアヌスを開いた状態にして、右手を綿棒
から、シリンダに持ち替えます。
そして、待ち続けたそのお口に、エサ代わりに嘴管が与えられます。
お口は嘴管をしっかり、くわえ込みます。
もう一つのお口から、声が漏れます。
「いぃっ」
さらに、第3のお口は興奮のあまり、甘い蜜であふれています。

 あけみがピストンを押します。
「いぃっ、いぃっ」
再び、声が漏れます。
シリンダが抜かれます。
重ねたティシュが当てがわれます。
しばしの沈黙があります。

「おトイレへ・・・。」
みちよがつぶやきます。
みちよはあけみの手からティシュを引き継ぎ、お尻を
押さえたまま、おトイレへ向かいます。
まもなく、成功の合図である大音響と、水の流る音が続きました。
次はあけみの番です。

 (その21)
 次はあけみの番です。
私が施浣をします。
あけみは下着をとって、ベッドの上で、仰向けになります。
そして、両足を上げて、ひざを折ります。
それを腕で抱え込みます。
いわゆるおむつ替えのポーズです。
この姿勢では花弁が完全に露出されます。
あけみの花弁は濃いラベンダー色です。
それが見事に開いています。
私は息を飲んでそれに見とれます。

 しばらくして、自分の役目に気がつきます。
ぬるま湯1Lの入ったビーカーとエネマシリンジを準備します。
エネマシリンジの嘴管にクリームを塗ります。
黒い色が光沢を帯びて、あやしく見えます。
あけみの花弁に綿棒でワセリンを塗ります。
紫色の花弁が美しく輝きます。

 花弁を開いて嘴管を挿入します。
あけみの口から
「うっ」
と言う声が漏れます。
エネマシリンジのもう1つの先端をビーカーに入れます。
私は左手で、嘴管をもち、右手でゴム球を操作します。

「行くわよ。」
ゆっくりゴム球をつぶします。
液が移動するシュパッ、ズッーと言う音が聞こえます。
あけみが反応します。
「うっ、うっ」
私は操作を続けます。
右手をリズミカルに動かします。
ビ−カーの液面が少しずつ下がって行きます。
あけみの息づかいが荒くなります。
液の残りが1/3になりました。
私はあけみに声をかけます。
「あけみ、大丈夫、苦しくない。」
「う〜ん、苦しい〜、でもまだがまんできる。」
「苦しいときは言ってね、止めるから。」
「う〜ん。」
私は操作を再開します。
あけみの顔は苦痛で少し歪んでいます。
ズズ〜ッと音がして、液がなくなりました。
1Lのお湯があけみの体内に移動したのです。

「終わったわ。」
あけみに知らせます。
私は嘴管を抜こうとしますが、あけみが制止します。
「そのままにしていて。」
私は言られたままにします。あけみのお尻の穴に赤い
チューブが接続されたままのちょっと異様な光景が続きます。
「私、おトイレに・・・。」
あけみが告げます。

 私はチューブを抜き、ティシュを当てがいます。
あけみは自分でティシュをおさえて、おトイレへ移動します。
大きな放出音と水を流す音がほぼ同時に響きました。
成功です。

 (その22)
 次は私の番です。
施浣者はひとみです。

 ひとみは部屋の柱のフックに1Lのイルリガートルをつるします。
ビーカーにぬるま湯1Lを準備します。
棒状温度計で液温をチェックします。
温度計は39度を示しています。
適温です。

 椅子乗って、イルリガートルにビーカーのお湯を注ぎます。
イルリガートルが満水になり、ちょうど1Lの目盛りのところに水位が来ました。
ふだん、1Lは慣れているけど、改めて水位を見ると、多いなと私は不安に
なります。
 皆の前でそそうはできません。
床にビニルシートを敷きます。

 ティシュ、クリーム、綿棒が揃えられます。
私は観念して、シートの上に立ちます。
膝を少し曲げて、背中を前傾させます。
両腕は後ろ手に組みます。
立ち位です。
 ひとみが私の背後に座ります。
ちょうど、ひとみの目の位置が私のお尻の穴の正面になります。
すぐ近くで、お尻の穴を見られていると思うと恥ずかしさが込み上げてきます。

 ひとみが言います。
「えり子、始めるわよ。」
「うん。」
ひとみは綿棒で嘴管の先端にクリームを塗ります。
次に、私のお尻の穴を少し開き、やはり綿棒でクリームを塗ります。
次にひとみは嘴管を私のお尻の穴にぶすりと挿入します。
「おっ」
声が出てしまいます。
私のアヌスはそれをまったく抵抗なしに、するりと受け入れます。
そして、それをしっかりとくわえ込みます。
「液を入れるわよ。」
また、ひとみが言います。
「うん。いいわよ。」
私が答えると、間もなく、お尻にあたたかい液の進入を感じます。
「おっ、おっ」
また、声が漏れます。
何度経験しても、きもちのいい瞬間です。

 液面は順調に、確実に下がります。
それに反比例して、私のおなかは少しずつ手答えを感じます。
500CCを過ぎました。
心なしか、いつもより苦しく感じます。
700CCになりました。
この辺にいつも苦しさのピークがあります。
おなかの圧迫感は相当なものです。
ひたすらがまんです。
便意はないのですが、おなかが内側から押される感覚です。
「もう少しよ、えり子、頑張るのよ。」
ひとみが励ましてくれます。
液がなくなりました。

「終わったわよ。抜くわよ。」
嘴管が抜かれました。
ひとみがお尻をティシュで押さえてくれます。
苦しいけど、しばらくがまんします。

 頃合いを見て私はおトイレに向かいます。
便器に腰をかけると、ほっとしたのか、お尻の穴を閉じている筋肉がゆるみ、
大放出が始まりました。
私の浣腸も無事終わりました。

 これで、4人全員の浣腸が無事終了したのです。

 (その23)
 次は私の番です。
施浣者はひとみです。

 ひとみは部屋の柱のフックに1Lのイルリガートルをつるします。
ビーカーにぬるま湯1Lを準備します。
棒状温度計で液温をチェックします。
温度計は39度を示しています。
適温です。

 椅子乗って、イルリガートルにビーカーのお湯を注ぎます。
イルリガートルが満水になり、ちょうど1Lの目盛りのところに水位が来ました。
ふだん、1Lは慣れているけど、改めて水位を見ると、多いなと私は不安に
なります。
 皆の前でそそうはできません。
床にビニルシートを敷きます。

 ティシュ、クリーム、綿棒が揃えられます。
私は観念して、シートの上に立ちます。
膝を少し曲げて、背中を前傾させます。
両腕は後ろ手に組みます。
立ち位です。
 ひとみが私の背後に座ります。
ちょうど、ひとみの目の位置が私のお尻の穴の正面になります。
すぐ近くで、お尻の穴を見られていると思うと恥ずかしさが込み上げてきます。

 ひとみが言います。
「えり子、始めるわよ。」
「うん。」
ひとみは綿棒で嘴管の先端にクリームを塗ります。
次に、私のお尻の穴を少し開き、やはり綿棒でクリームを塗ります。
次にひとみは嘴管を私のお尻の穴にぶすりと挿入します。
「おっ」
声が出てしまいます。
私のアヌスはそれをまったく抵抗なしに、するりと受け入れます。
そして、それをしっかりとくわえ込みます。
「液を入れるわよ。」
また、ひとみが言います。
「うん。いいわよ。」
私が答えると、間もなく、お尻にあたたかい液の進入を感じます。
「おっ、おっ」
また、声が漏れます。
何度経験しても、きもちのいい瞬間です。

 液面は順調に、確実に下がります。
それに反比例して、私のおなかは少しずつ手答えを感じます。
500CCを過ぎました。
心なしか、いつもより苦しく感じます。
700CCになりました。
この辺にいつも苦しさのピークがあります。
おなかの圧迫感は相当なものです。
ひたすらがまんです。
便意はないのですが、おなかが内側から押される感覚です。
「もう少しよ、えり子、頑張るのよ。」
ひとみが励ましてくれます。
液がなくなりました。

「終わったわよ。抜くわよ。」
嘴管が抜かれました。
ひとみがお尻をティシュで押さえてくれます。
苦しいけど、しばらくがまんします。

 頃合いを見て私はおトイレに向かいます。
便器に腰をかけると、ほっとしたのか、お尻の穴を閉じている筋肉がゆるみ、
大放出が始まりました。
私の浣腸も無事終わりました。

 これで、4人全員の浣腸が無事終了したのです。

 (その24)
いよいよ、演奏会の本番です。
難曲に挑戦します。
 私達4人は昨日全員そろって、お浣腸をすませています。
何の不安もなく、おなかに力を入れることができるのです。
皆の顔には自信がみなぎっています。
曲がスタートします。

 第一楽章 アレグロです。
皆がそろって軽快なピッチで曲が進みます。
まったく、危な気はありません。
それどころか、曲は生き生きとして展開されています。
 第二楽章 アンダンテです。
この曲特有の憂いを帯びた優美さがうまく表現されています。
 第三楽章 スケルツォです。
私達はミスもなく、軽快な部分は軽快に、かつ重々しい部分は重々しく
確実にリズムを刻んで行きます。
 第四楽章 プレストです。
いよいよ最大の難関です。
山場や難所が何箇所もあります。
私達は呼吸もぴったりに、ひとつひとつを乗り越えて行きます。
難所も、全員余裕をもって弾きこなしています。
緊密なアンサンブルは一糸乱れることなく、最後まで続きました。
最後のコーダも無事完了し、曲も終わりました。
大成功です。
会心の出来映えでした。
 ミスがないだけではなく、この曲のもつ陰影を見事に表現できました。
メンバー全員の目から涙があふれます。
浣激の涙です。
40分もの長い間、緊腸が途切れませんでした。
浣ぺきでした。

 私はほっとして、思います。
「うまく演奏できたのは、実に、浣腸のおかげね。
 音楽と浣腸って、相性いいのね。
 これからも、演奏会の前には浣腸は必然よね。」


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