SPACE銀河 Library

作:えり子

同 窓 会

 (その1)
 私はえり子、20才で、都内の女子大に通っています。
地方都市出身なので、都内にアパートを借りて住んでいます。
はじめは一人暮らしの寂しさと、都会と田舎のギャップを感じて、ストレスが
たまりました。
そのため、体調も悪くなったのです。

 具体的な症状としては便秘になっちゃったんです。
おなかが苦しく、気分がすぐれない日が続いたのです。
そして、お肌の調子も悪くなったのです。

 しかたがないので、近くの薬局でいちじく浣腸を買ったのです。
こわごわこれを使ったのですが、これがすごくよく効いて、それまでの苦しさが
一気に解消したのです。
精神的にも落ち着きを取り戻すことができました。

 心と体って、連動しているんですね。
心が不調だと、体に影響するし、体が回復すると、心も上向きになるのです。
私の場合、いちじく浣腸が心と体の危機を救ってくれたのです。
そしてそのときから、私は浣腸の魅力にとりつかれたのです。

 (その2)
 その後も私は便秘になると、いちじく浣腸を使って、早めに処置をします。
便秘が解消すると、いいきもちです。
もう、いちじく浣腸を私は手放せなくなっている気がします。

 ある日、郵便受けにはがきがありました。
それにはなつかしい名前が見えました。
差し出し人は浩平とひとみでした。
2人とも、私の中学のときの同級生なのです。
そのはがきは同窓会の案内状でした。

 えり子様
この度、中学時代の恩師の美穂先生が結婚をされることになり、退職される
ことになりました。
 つきましては、同窓会をかねて、先生の送別会を催すことになりました。
浩平とひとみが幹事をつとめさせていただきます。
出欠を*月*日までに、ご返送下さい。

場所 *市*町*ホテル*の間
日時 *月*日(土)
時間 18時より

 私えり子はとてもなつかしく感じました。
と言うのも、中学を卒業すると、卒業生のほとんどは地元の*市の高校に
進学したのです。
ところが私だけは隣接する市のカトリック系の女子高校に進んだからなのです。
 中学時代の仲間とはしばらく会っていないのです。

 私はぜひ出席したいと思いました。
それに、どうしても会いたい人がいたのです。
幹事のひとみと浩平、それに当時憧れていた良太です。
なかでも良太にはぜひ会いたいのです。
 えり子は美穂先生とこの3人に共通したある思い出があるのです。
それは今えり子がもっとも興味をもっている浣腸に関する想い出なのです。

 (その3)
 私、えり子は中学3年のときのことを懐かしく思い出します。
担任は美穂先生、大学を卒業したばかりの若く、明るく、美しい先生でした。
英語が専門でした。

 初めてのホームルームの時間です。
美穂先生がクラスの役員の名前を読み上げます。
 総務 良太君、庶務 ひとみさん、美化委員 浩平君、保健委員 えり子さん、
風紀委員 *君、図書委員 *さん、放送委員 *さん、・・・。

 総務の良太は私のあこがれの君なのです。
頭が良くしかも性格も明るく、しっかりしていて、スポーツ万能なのです。
総務はクラスのまとめ役なのです。
 庶務のひとみは賢く、もの静かでかわいい子です。
美化委員の浩平はひょうきん者で、クラスの人気者なんです。
美化委員と言うと、名前は良いのですが、掃除のリーダーなのです。
 私は元気がよく、お茶目なので、保健委員に任命されたのです。
保健委員とは一体どう言うお役目があるんでしょうね。

 (その4)
 私はなおも、中学時代のことを回想します。

 美穂先生は若く、明るく、とびっきりの美人でした。
英語の時間は美しいソプラノの声で、発音指導をして下さいました。
そして、英語の歌を多く教えて下さいました。
「グリーンスリーブス」、「夢見る佳人」、「こげよマイケル」、
「風に吹かれて」、「レッドリバーバレー」、「ジャニーギター」などです。
英語の時間はとても楽しく、私は英語が大好きになりました。

 その先生が夏休みに体調を壊して、入院したのです。
私はひとみを誘って、先生のお見舞いに行きました。
先生は花束を受け取って、とても喜んで下さいました。

 先生は扁桃腺の手術をされたのです。
先生は私達の見舞いをとても喜んでくれました。
手術後間もないので、あまり大きな声を出せなかったのですが、お話をして
下さいました。

 そして、私は先生の言葉に驚いたのです。
「手術の前に浣腸されちゃって、大変だった。
 こんなに、大きな浣腸だったのよ。」
先生はそう言って、手で輪を作ったのです。
美しい先生の口から ”浣腸” と言う言葉が出てきたのには驚きました。
「こんなにきれいなお方も、うんちをなさるんだわ。」
 私は新たな発見をしたような気がしました。
 
 でも、美穂先生だけではありません。
あたりまえのことですが、どんな美人女優さんもうんちをするんです。
女優さんだけではありません。
 あこがれのタレント、キ**クやタ*キ*もそうなんです。
こう考えると、遠い世界にいるタレントさん達が、身近な存在に
感じられるから不思議です。
  
 (その5) 
 私の回想は続きます。

 遠足がありました。
近くの海岸です。
この海岸は見事な砂浜と美しい松林があるのです。
遠足はこの美しい環境を守るため、清掃を行うことが目的なのです。
美化委員の浩平が音頭を取って、清掃が始まります。
美化委員とは名前がいいのですが、要するにお掃除担当なのです。

 浩平が突然、大きな声を出します。
「おもしろいものがあったぞ〜。」
皆がその声を聞いて集まってきます。
浩平は両手に何かを握っています。
それはピンク色をした小さなものでした。
  誰かが言います。
「あっ、いちじく浣腸だ。」

  浩平は両手にそれをもって、私に言います。
「えり子、浣腸するぞ、お尻を出せ。」
私はびっくりします。
「きゃ〜、止めて〜。」
私はお尻を手でおさえながら、逃げます。
浩平は追いかけてきます。
皆が笑ってその様子を見ています。

  美穂先生が言います。
「浩平君、それはきれいなものじゃないのよ。
ビニル袋に捨てた方がいいわよ。
そして、手を洗ってらっしゃい。」
 浩平は言われたように、それをビニル袋へ捨てます。

 いちじく浣腸の実物を見たのは初めてなので、私はまじまじとそれを
観察します。
 よく見ると、それはかわいい形をしています。
これがお尻の穴に入るとは不思議な気がしました。
そして、これはいったいどんな人が使ったんだろうと思って
しまいました。

 (その6)
 クラスに妙な遊びが流行しました。
仕掛け人はひょうきんな浩平でした。
 両手を合わせて、お祈りのような形にします。
 そして、人差し指を突き出すのです。
この姿勢で、女の子のスカートをめくって、お尻に指を突き立てて、
「浣腸!」
と叫ぶのです。
もちろん、下着の上からされちゃうんですけどね。

 浩平に刺激されて、男の子は皆それをするようになりました。
女の子は大変です。
男の子に背中を見せると、「浣腸!」とやられちゃうのです。
いつも油断ができないのです。
 お茶目な私はよく、男の子からこの「浣腸!」のターゲットに
されました。
スカートをめくられたかと思うと、「浣腸!」が飛んでくるのです。
やられると、「きゃー、浩平のばかっ〜」と言って、悲鳴を上げるのです。

 でも、これはいやなことかと言うと、必ずしも、そうではなかったのです。
浣腸をされる回数が多いと言うことは男の子からの人気のバロメータでも
あったのです。

 (その7)
 ひとみは頭がよく、しかも美少女です。
家が近いこともあって、私と仲良しなのです。
帰り道にひとみといっしょに帰ります。
  ひとみが私に言います。
「えり子はいいわね。男の子が寄ってきて・・・。」
「えっ、何のこと。」
「浣腸よ。」
「あっ、あれ、本当に迷惑なのよね。」
「私なんか、誰も寄ってこないの。」

 ひとみがこう言うのに驚きました。
確かに、ひとみはきれいなのですが、おとなしく、
男の子が近寄り難い雰囲気があったのです。
「あんなの、ない方がいいわよ。
 気にしない、気にしない。」
 私はひとみを慰めるのでした。

 確かに私は男の子によく浣腸をされたのです。
しかし、不満があったのです。
 私が浣腸して欲しかったのは、他でもない良太だったのです。
しかし、良太は私に一度も浣腸をしてくれませんでした。
私が近くに寄って、お尻を向けても、知らぬ振りなんです。

 私は良太のことが気になって仕方ありませんでした。

 (その8)
 良太は背が高く、ハンサムで、頭が良く、しかもスポーツマンでした。
運動会のときです。
クラス対抗のリレーがあったのです。
良太はビリでバトンを受けたのですが、ぐんぐん加速して、ゴール直前に
トップになって、テープを切ったのです。
胸がすく思いでした。
 そして、私は良太への憧れがますます強くなりました。

 運動会の日のお昼休みに、食事のあと、フォークダンスがありました。
私は良太とダンスを踊りたくって、参加しました。
相手が1人ずつ変わり、だんだん良太と近づいて来ます。
そして、やっとパートナーが良太に変わりました。
 私はうれしくて、たまりません。
手は暖かく、意外に柔らかく、素敵でした。
私はもう天国にも上ったきもちになりました。
いつまでも、こうしていたいと感じたのです。

 ある日、私は図書館にいました。
書庫で本をさがしていました。
書庫にはだれもいませんでした。
私は目的としていた本を探し続けます。
そのとき、ちょっと、背中に人の気配を感じました。

 とそのときです。
「浣腸!」と叫ぶ声がして、私はお尻に違和感と圧迫感を感じました。
あわてて振りかえると、何と良太が立っていたのです。
「良太ったら、エッチ、きらい。」
そう言って、私はとっさにその場から逃げて帰ったのです。
 良太自身、びっくりした表情でした。

 私、本当はすごくうれしかったんです。
でも、私はきもちとは反対の行動をしてしまっていました。
あんなに、待っていた良太からの浣腸なのに・・・。

 (その9)
  ある日朝礼のとき、皆の前で、美穂先生が言いました。
「隣のクラスで大変なことがありました。
 皆さん、最近男子が女子に浣腸をしていますね。
 隣のクラスで、男の子が鉛筆で、女の子のお尻に浣腸したのです。
 女の子が驚いて、体を動かしたので、鉛筆がほんとうに肛門に入ったのです。
 そして、女の子はお尻にけがをしました。
 すぐ、近くの外科病院に連れて行きました。
 幸い、肛門の内側を少し切っただけでしたが、大変危険な行為でした。
 皆さん、もうばかな遊びは止めましょう。」

 こうして、あれほど流行した「浣腸!」は下火になって、まもなく終わって
しまいました。
 ひとみはとうとう「浣腸!」を経験しないままでした。
しかし、その後、ほんものの浣腸を経験することになるのです。

 (その10) 
 2学期が始まりました。
保健委員の私の仕事が待っていました。
 検便です。
保健室で、容器と袋を預かって、クラスにもち帰って、皆に配ります。

 私は皆の前で、大きな声で言います。
「検便で〜す。
 お家で、割り箸で便を取って、この容器に入れて、それを袋に入れて、
 あさっての朝提出して下さい。
 全員、忘れないようにね。」

 当日の朝になりました。
私は検便の容器を集めて、大きな袋に入れます。
名簿にチェックの記号を記入します。
 ひとみとみちよの2人が未提出です。
2人に確認します。
2人とも、
「ごめん、出なかったの。」
と小声で言います。

  保健室で、養護の先生に言います。
「女子2名が未提出です。」
  先生が答えます。
「明日、もう1度集めて下さい。」
私はひとみとみちよに伝えます。

  授業が終わった後、美穂先生が皆の前で言います。
「検便を出していない人は明日必ず提出して下さい。
 明日出さない人は養護の*先生が浣腸をするそうです。」

クラスが一瞬どよめきました。

 (その11)
 翌日になりました。
私はみちよに言います。
「出た?」
「うん、何とか。」
みちよから容器を受け取ります。

  今度はひとみに言います。
「ひとみ、出た?」
ひとみは悲しそうな表情をして言います。
「ううん、どうしよう。」
私は言います。
「そうなの。それは大変ね。
養護の先生に聞いてみるわね。」

 私はみちよの検便をもって、保健室へ入ります。
先生が言います。
「一人未提出なのね。
 しかたないわね。
 昼休みに、食事が終わったら、あなた、ひとみさんをここへ
 連れてきてくれない。
 一人では来にくいかもしれないから、あなた、いっしょに来てね。」

 保健室を出るとき、白いガラス戸棚が目に入りました。
その中は棚が何段かに仕切られていました。
上の棚にホーロー製の底の浅いの平らな容器がありました。
その中に、注射器のようなものが置いてありました。
針はついていなく、青い色の大きなものでした。
目盛りが刻まれています。
 そして、その横にガラスびんもありました。
ラベルが貼ってあって、グリセリンと記入されていました。
これはきっと浣腸のお道具だわと私は直感しました。

 昼休みに、ひとみはあれで浣腸されちゃうのかなと思うと、
私、胸がどきどきしてきました。
まるで、自分がされちゃうように・・。

  私は先生の言葉をひとみに伝えます。
「ひとみ、養護の先生が昼休みに、食事をすませて、保健室に
 来るようにって。
 私もいっしょに行くわ。」
  ひとみは悲しそうに、うなずきました。
「うん・・・。」

(その12)
 昼休みになりました。
私はひとみのことが気になって、食欲がなく、お弁当も半分しか
食べることができません。
ひとみも同じように、お弁当を半分残したようです。
  私はひとみに言います。
「そろそろ、行こうか。」
ひとみはうつむいて、言います。
「うん。」

  廊下を歩きながら、私は言います。
「心配しなくていいのよ。
 養護の先生の言う通りにすればいいのよ。」
ひとみは黙ってうなずきます。
 保健室のドアを開きます。
先生が椅子に座っていました。

 3年A組のひとみさんを連れて来ました。
「私が言います。」
先生が言います。
「ここにお座りなさい。」
  ひとみと私の二人は先生と向かい合ってすわります。

  先生が口を開きます。
「ひとみさん、2、3質問をします。
あなた、お通じがないのね。
ふだんからそうなの。」
「ときどき、そうなります。」
「そのとき、どうしたの。」
「母と家の近くの病院に行きました。
 そして、病院で看護婦さんが浣腸をしました。」
「そうなの。便秘は体によくないわ。
 特に、成長期のあなた達にとってはね。
 今から、病院と同じように、浣腸をしましょうね。」
「はい。」
  ひとみは意外なほど素直でした。
「ベッドに横になってね。
 準備をしますから。

 えり子さんは、ベッドの横で待っていてね。
終わったら、ひとみさんをトイレにつれて行ってね。
そして、この容器と割り箸を渡してね。」

 (その13)
 検便を出さなかったひとみは保健室で浣腸されることになりました。
ひとみはベッドに横になります。
先生は浣腸の準備を始ます。
サイドテーブルの上に道具の入った金属製のバットを置きます。
バッドの中には道具が並べられています。

 主役はやはりあの青い大きなガラス製の浣腸器です。
それは古いもののようで、昔から使い込まれたもののようです。
一体何人の生徒に使われたのでしょうか。

 脇役その1はグリセリンです。
大きなビンの中に液が1/3くらい残っています。
2/3はもう使われたようです。

 脇役その2は橙色のゴム管です。
先端には穴があいています。

 脇役その3は2個のビーカーです。
1個には冷ましたお湯が入っています。
もう1個は空です。

 脇役その4は棒状温度計です。
目盛りが室温21度を示しています。

 脇役その5は小さなびんに入ったワセリンです。

 脇役その6は脱脂綿です。

役者がすべてそろいました。
 先生は手際よく準備を進めます。
私はその一部始終を緊張して観察します。
これも保健委員としてのお勉強だと自分に言いきかせます。

 空のビーカーに冷ましたお湯を入れます。
それにグリセリンを同じ量だけ入れます。
グリセリンはビーカーの底に沈みます。
それを温度計でかきまぜます。
グリセリンとお湯がミックスされました。
温度計は38度を示しています。
 先生はゴム管を浣腸器の先端にセットします。
そしてビーカーから液を吸い上げます。
いよいよ準備が整ったようです。

 (その14)
 ひとみへの浣腸の準備が整いました。
ひとみは落ち着いています。

 浣腸は初めてではなく、何度か経験しているようで、平然として
処置を待っています。

 先生はひとみに言います。
「ひとみさん、今から浣腸をします。
 窓の方を向いて下さい。
 足を曲げてね。」
  ひとみは言われた通りにします。
 そして、言われる前にお尻をぐっと先生の前へ突き出します。
 やはり慣れているようです。

 これ以降は無言で、静かに処置が進みます。
先生はひとみの下着を下げます。
純白の下着から、白いお尻がむき出しになりました。
その中心部はうす茶色の花弁があります。
中心部から周辺へきめ細かいラインが多く走っています。
 人のお尻の穴を、見るのは生まれて初めての経験です。
それも、親友のひとみのものをです。

 ひとみはとてもかわいい顔をしています。
主役は目と口です。
口はきりっと引きしまって、ほどよい大きさで、チャーミングです。
歯並びも美しいのです。
 その口と比べても、体の出口であるお尻の穴はひけを取らない
美しさです。
 ここが開いて、うんちが通過するなど、信じられないくらいです。
しかし、今はここからお薬を入れて、強引にうんちを引き出そうと
しているのです。

 先生は脱脂綿にワセリンを塗って、ゴム管を潤滑します。
次にそれでお尻の穴をぬぐいます。
お尻の穴は艶が出て、ますます美しさを増しています。

 先生は左手で、お尻の穴をぐっと開きます。
花弁が拡大されます。
右手でゴム管を花弁の中央部で挿入します。
ゴム管とひとみの花弁が結合されました。
それは不思議な光景です。
お尻に尻尾が生えているようにも見えます。
 先生は浣腸器を両手にもって、静かにピストンを押します。
中の液が少なくなって行きます。
グリセリンの引っ越し先はひとみのお尻の内側です。

 ピストンが完全に押し込まれました。
グリセリンはすべて、ひとみの腸に注入されました。
チューブを抜いて、先生は新しい脱脂綿でひとみのお尻の穴を
押さえます。
 先生は再び口を開きます。
「ひとみさん、浣腸が終わりましたよ。
 このまま少しがまんしてね。
 それから、えり子さん、つきそってトイレに行ってね。」

 浣腸も終わってみれば、あっけないものでした。

 (その15)
 ひとみの浣腸は無事終わり、検便も採取できました。
授業が終わって、帰り道はひとみといっしょでした。
 私はつとめて、浣腸のことには触れないよう心がけました。
でも、ひとみからそのことについて話を始めました。
「えり子、今日はごめんね。」
「ううん、ひとみこそ、大変だったわね。」
「私、あれ、慣れているから大丈夫。
 でも、このことは人には言わないでね。」
「うん、もちろんよ。」
「保健委員がひとみでよかった。
 となりの組は男の子が保健委員よ。」
「そうね、*君だよね。
 あの子に見られたらいやだよね。」
「うん。」

 その晩、私は興奮してなかなか眠ることができませんでした。
ひとみの浣腸シーンが頭から離れませんでした。
そして、自分がベッドで先生に浣腸されるシーンを想像するのです。
「一体どんなきもちなんだろう。
 恥ずかしいだろうな。
 恐いな。
 でも、経験してみたいな。
 一度は・・・。
 経験できるのはいつだろうか。
 あの先生はいやだな。
 そうねえ、良太ならいいな。
 良太からほんものの浣腸をされてみたいわ。」

 (その16)
 ひとみは検便が提出できなくて、保健室で浣腸をされました。
保健委員の私のお役目は検便の収集だけではありません。
 クラスの子が体調を崩したとき、保健室へ連れて行くのです。
指を切った、足を机にぶつけた、鼻血を出したなど、けっこう
私は忙しいのでした。
 こう言う場合、簡単な処置ですむからいいんです。
養護の先生が手当をして、また私が教室へ連れて帰るのです。

 でも、そう簡単でない場合もあるのです。
*子が腹痛を訴えました。
私が付き添って、保健室へ連れて行きます。
先生は排便の状態を聞きます。
その子は3日間出ていないと言います。
それを聞いて先生が言います。
「それはよくないわ。
 すぐ処置をしましょ。
 おなかの痛みもよくなるわ。
 ベッドに横になってちょうだい。
 今から浣腸をします。」

 そう言って、ひとみのときと同じように、あの古い青いガラスの浣腸器が
登場するのです。
その処置が終わるまで、私は横で付き添わなければいけないのです。

 この浣腸器は何度も登場しました。
腹痛や発熱のとき、何度も活躍しました。
先生はお熱を下げるには浣腸がいいのよと言いました。

 ある日、炎天下の校庭で、別の女の子が倒れました。
熱射病です。
保健室に連れて行くと、先生はまずその子の服を全部脱がせました。
それからベッドに寝かしました。
 そして、体温を測ります。
直腸温を測りますと言って、その子のお尻の穴に体温計を挿入しました。
そして、言いました。
「まあ大変、こんなに直腸温が高い。
 すぐに、処置が必要だわ。
 水浣腸をしましょ。」

 そして、またあの青い浣腸器が登場したのです。
先生の機敏な処置で、その子は間もなく回復して、元気になったのです。

 (その17)
 私は帰省して、同窓会へ出かけます。
皆に会うのは4年ぶりです。
なつかしく、ちょっぴり恥ずかしくも感じます。
一番の気がかりは良太が出席するかと言うことです。

 会場のホテルに来ました。
ひとみと浩平が受付をしています。
「よっ、お久しぶり、どこの美人さんが来たかと思えば、えり子じゃないか。」
浩平が言います。
「きれいになったわね。見違えちゃったわ。」
ひとみが言います。
「ひとみこそ、相変わらずきれいだよ。」
私も返事をします。

 部屋で待ちます。
三々五々メンバーがやってきます。
美穂先生も来られました。
軽く会釈します。
相変わらず美人です。

 最後に背の高い、きりっとしまった顔の男の子が来ました。
良太です。
よかった、彼も出席です。

 会が始まりました。
司会の浩平があいさつします。
「この度、美穂先生がめでたくご結婚されることになり、
それを機に学校を退職されます。
送別会をかねて、同窓会を開きます。
 今日は20人が集まりました。
楽しくやりましょう。」

 先生のあいさつ、乾杯、会食をしながらの各自の近況報告、
思い出話が続き、楽しい時間が過ぎます。
 先生が当時写されたアルバムを回覧します。
運動会での良太の活躍の場面、遠足の場面などがなつかしくてたまりません。
 浩平が遠足で、例のいちじく浣腸を両手にもって、はしゃいでいるシーンも
写っています。
ほほえましいです。

 (その18)
 同窓会も終わり、場所を変えて、2次会になりました。
カラオケBOXで、カラオケ大会です。。
 多くの人が帰宅して、5人が残りました。
先生もいます。
 ひとみ、浩平、それに良太も残っています。
これに私を入れて丁度5人です。

 浩平がまず歌います。
演歌です。
元気よく歌います。
兄弟船です。
 ひとみが歌います。
松田*子です。
かわいらしく、歌います。
 代わって、先生がマイクを取ります。
英語の先生らしく、英語の歌です。
スカボローフェアーです。
うまいです。
皆シーンとして、聴きほれます。
 私の番です。
ユー*ンの曲を歌います。
まずまずのできです。
皆、うまいとほめてくれました。

 最後が良太の番です。
「君の横顔 すてきだぜ〜・・・」
石原*次郎の曲です。
低音が魅力的で、しびれます。
 心なしか、良太は歌っている間はず〜っと、私の顔を見ている
ように思いました。

 2次会が終わり、先生が帰られました。
私はほろ酔い気分で考えます。
「先生には幸せになって欲しいな。
 そして、元気な赤ちゃんを生んで下さい。
 先生、赤ちゃんを生むとき、また浣腸をされちゃうのかな。
 いいな、いいな、私も赤ちゃん生みたいな。
 そのとき浣腸もされたいな。」

 ひとみは家が変わっていて、浩平が送って行きました。

 私は良太と2人きりになりました。
予期せぬことです。
 良太が口を開きます。
「えり子、お茶でも飲もうか。」
「いいわね、そうしましょ。」
近くの喫茶店に入ります。
「今日は楽しかったな。」
「そう、ほんとうに、中学時代を思い出して、なつかしかったわ。」
「そうだね。

 ところで、えり子、僕、えり子に謝らなければならないことがある。」
「何?」
「えり子、おぼえているか、図書館でのこと。」
「ああ、そう言うこともあったわね。
 浣腸遊びのことね。
 私、全然気にしてないわ。
 むしろ、逆にうれしかったの。
 良太から、あれをされたいと思っていたの。
 でも、良太は私を避けていた。
 あのとき、実はとてもうれしかったの。
 でも、そうは言えなかった。」

「そうだったのか。
 えり子を怒らせたと思って、ずっ〜と気になっていたのさ。
 その前にえり子に浣腸をしたくて、しかたなかった。
 でも、僕、ずっとがまんしてた。
 あのとき、たまらず、あんなことしちゃったのさ。」
「そうなの。
 お互いにしたかったし、されたかったのね。

 私、そのきもち、今でも変わらないわ。」
「僕こそ、変わらないさ。」
「良太、私に今、浣腸してくれない。
 もちろん、ほんものよ。」
「えっ、ほんとうか。いいとも、あれ以来僕もず〜っと、そう思っていたのさ。
 えり子に浣腸したいと・・・。」

 (その19)
 私と良太は喫茶店を後にしました。
良太と私は深夜営業のドラッグストアに入ります。
 良太がいちじく浣腸の青い箱を指差します。
私はうなづきます。
良太はそれをつかんで、レジに行きます。
 良太はほんとうにその気です。
私はうれしさがこみ上げてきます。

 良太が言います。
「遠足のときに行ったあの海岸に行こう。
えり子、20分くらい歩けるか。」
「もちろん、いいわよ。」
 私は良太と海岸へ向かって歩きます。
良太は右手で私の手をしっかり握っています。
左手はドレスの上から私のお尻の上にあてがっています。
 夜風がさわやかです。
2人は黙って歩き続けます。
私はまもなく良太から、夢にまで見た浣腸を受けるのです。
信じられないような気分です。
夢心地で、何だか現実の出来事ではないような気がします。

 いよいよ海岸に着きました。
誰もいない静かな海です。
私達2人の浣腸のために、この美しい海岸が貸し切られたのです。
月がきれいで、とてもロマンチックです。
波打ち際に来ます。

 良太は乾いた砂の上にハンカチを置きます。
私はその上にひざをつきます。
手を砂の上についてよつんばいの姿勢になります。
良太は青い箱からいちじく浣腸を取り出します。
お膳立てがすっかり整いました。

「えり子、始めよう。いいか。」
「うん、お願い。」
良太が下着を下ろします。

 (その20)
 月がとてもきれいです。
私は月の方向にお尻を向けています。
月が私のお尻の穴を肛々と照らしていることでしょう。
 良太は左手で私のお尻の穴を開きます。
夜風でお尻の穴がひんやりとします。
 次の瞬間に、いきなりいちじく浣腸が進入してきました。
そして、すぐに私のお尻の穴は冷たい液が注がれたことを感じ取りました。
先端はいったん抜かれ、再度挿入されました。
残液が注入されたのでしょう。

 良太は興奮しているのでしょうか、挿入から注入までの浣腸の各ステップを
矢継ぎ早に行います。
あっと言うまに、1個の注入が終わりました。
私は感慨を感じる間もありません。
 これでは、私は満足できません。
おかわりをすることにします。

「良太、もう1つ入れて、お願い。
 ゆっくりお願いね。
 誰も見ていないし、時間もたっぷりあるのよ。」
「そうか、わかったよ。」

 今度は少しゆっくりしたペースで浣腸のプロセスが進みます。
私のお尻の穴はもう1本いちじくを迎え入れました。
挿入から一呼吸あって、注入が始まりました。
いいきもちです。
一端、嘴管が抜かれ、また残液が入りました。

 良太は私のお尻の穴をティシュで押さえます。
「えり子、だいじょうぶか。」
「うん、このままがまんするわ。」
「そうか、頑張るんだ。」

 しばらくがまんして、私は良太から離れ、大きな松の木の陰に
しゃがみます。
おなかの中のものが、一気に出ました。
いいきもちです。
ティシュでお尻を始末します。
下着を上げると、私は排出したものの上にティシュを数枚被せます。
さらにその上に、砂をかけます。
そして、その上に枯葉をかぶせます。

 私は再び良太のところに戻ります。
良太の胸に飛び込みます。
良太は私をしっかり抱きしめてくれます。
「ありがとう、私、しあわせよ。」
「そうか、俺も感激したよ。」
しばらく、私たちはその姿勢を保ちました。

 良太は私から離れて、いちじく浣腸の空容器を取り上げ、それを海へ
放り込みました。
それらは、たった今、私のお尻の穴と結合していたものです。
その中身は私のおなかに注ぎ込まれたのです。
そして、私のおなかの中で、しばらく腸をダンスさせた後、今はまたお尻から出て、
今は砂の中です。
ちょっと、不思議な気がします。

 私のお尻合いだった2個のいちじく浣腸はしばらく波の上を上下していましたが、
そのうち、次第に沖へ流れて行き、とうとう見えなくなってました。

 あのいちじく浣腸は漂流して、再びどこかの海岸に流れ着くことでしょう。
そして、それをまた遠足に来た中学生が拾うのでしょう。
そして、彼らは浣腸に興味をもつのです。
時が流れ、また、同じことが繰り返されることでしょう。


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