SPACE銀河 Library

作:えり子

おトイレ考

 (その1)
 
 浣腸とは縁が深いおトイレについて書いてみます。
 一口におトイレと言っても、いろいろありますよね。
まず、私の自室のおトイレについて触れてみます。
おトイレは毎日必ず利用する大切な場所です。
特に、私の場合、うんちは外ですることはほとんどありません。
毎朝、自室でしないと、落ち着かないのです。
ウオシュレットの問題もあるし・・・。

 妹*河童さんという方が書かれた本に、河童が覗いたトイレと
言う本がありました。
これは作者が有名人のおトイレを覗いて、その様子をイラスト入りで
紹介したものです。
皆さん、それぞれ、快適に過ごせるよう、工夫をなさっていますね。

 学生時代のアパートのおトイレについてです。
私のおトイレは80cm×160cmの狭いものでした。
狭いながらも、使いやすいよう、多少手を入れています。
 まずウオシュレットです。
備え付けのウオシュレットがないので、携帯ウオシュレットを購入し、
常設のようにして使用しています。
タンク容量が小さいので、大型のペットボトルに水を入れて、すぐ補給
できるようにしています。
これで何とかしのいでいます。
 若い女性にとって、ウオシュレットは欠かせない気がします。
お尻を紙で拭くのは、お尻の穴のひだの部分がきれいにならないし、
かえって、うんちを擦り込むような感じがします。
やはりお水で清潔にしたいものです。
そうすれば、お尻の穴のいやなにおいも軽減されることでしょう。

 あと、消臭剤や芳香剤も必需品です。
いろんな種類のものがあるので、選ぶのがおもしろいです。

 部屋が狭いので、収納スペースとしても、おトイレを利用しています。
当然、食料品などは置けませんが、予備のトイレットペーパー、ティシュ、
シャンプー、せっけん、洗剤、生*用品などを置いています。

 また、棚を設けて、プラBOXをのせて、その中にお浣腸の道具を収納
しています。
イルリガートル、エネマシリンジ、プラシリンダ、嘴管、グリセリンなどです。
 ときどき、それらのお道具を展示会のように並べて、それを見ながら、
うんちをします。
お道具に囲まれて、見つめられながらうんちをするのです。
そうすると、お浣腸をされた気分になって、うんちもスムーズにお出ましに
なるのです。

 おトイレは書斎代わりにもなります。
うんちの最中に、重要なことを思い出したり、よいアイデアが出たり、
BBSのネタや浣句を思いついたりするのです。
だから、それをすぐに書き留めることができるよう、フックにメモ帳と
ボールペンをつるしています。

 狭いながらも、楽しきおトイレでした。
 
(その2)

 ある土曜日のことです。
週末なので、午後に多めの1Lのお浣腸をしました。

 すっきりしたところで、その後、街へお買い物に出ます。
商店街を歩いていると、おなかに違和感を感じ始めます。
歩いていると、それは次第に強くなってきます。
どうも、排出がまだ十分でなかったようです。

 私はおトイレを探します。
ふだんはすぐ見つかるのに、こう言うときに限って、ないんですよね。
駅、デパート、大型スーパーなんかあると、楽勝なんですけど、
小さな商店ばかり、コンビニはふつうだめですよね。
ガソリンスタンドはいいのだけど、車で来ているわけではないし・・・。
本当に困ってしまいました。

 喫茶店がありました。
コーヒー代の支出は仕方ないと思って、近づきます。
ところが、無情にも、ドアには
「本日休み」
と言う札がかけてあります。
ショックです。

 いよいよおなかの調子が悪くなって、ぜいたくを言っている場合では
なくなりました。
冷や汗も出てきました。

 そのとき、パチンコ店が目に入りました。
 一度、コンパの流れで、入ったことがあります。
思い切って、ドアを開き、中へ入りました。
すごい騒音とタバコのにおいです。
 一目散におトイレへ・・・。
 
 おトイレは意外に広く、きれいでした。
何とか間に合って、間一髪下着を汚さずにすみました。
終わって、パチンコもせずに、そのまま店を出てしまいました。
パチンコ店さん、ありがとうございました。
私の危機を救って下さって、感謝いたします。

 それにしても、おなかの調子が急に悪くなったとき、
おトイレがないって、最悪ですね。

 お浣腸のあとは外出したり、車に乗ったりするときは
注意いたしましょう。

(その3)

 私はできるだけうんちは外ではしないようにしています。
旅行のときは仕方ないですけど・・・。
外のおトイレでは調子が出ず、便秘になってしまいます。
 だから、少し長い旅行はお供に浣腸を連れて行く必要があります。
そうすれば、楽しい旅行になるんです。
 以前はお供はいちじく君だったのですが、在庫切れになってしまって、
補充するのも恥ずかしいので、最近はプラシリンダと嘴管、グリセリンの
小びんのセットをもって行きます。

 小用の場合は仕方ないので、外のおトイレを利用することになります。
最も安心なのはデパートのおトイレですね。
これは広く、きれいだし、トイレットペーパーも十分置いてあります。

 困るのは駅のおトイレですね。
利用者が多いせいか、汚れていることが多いのです。
駅のおトイレを利用するのは極力避けたいですが、やむなくと言うときもあります。
 通学電車の中で、おなかの調子が悪くなったことがあります。
お浣腸をしたわけではありませんが・・・。
苦しくて、どうにもならなくて、途中下車して、駅のおトイレに飛び込みました。
狭く、きたないですが、止むを得ません。

 駅のおトイレで、目につくのは落書きですね。
中高生が書いたものが多いようで、幼稚な文字や丸文字で落書きをしています。
そのときも、目の前に落書きが多くありました。
*さん好き・・・とか#さんとHして、きもちよかったとか、たいていそう言う
のが多いのですが、そのときはこうでした。

「出ない。もう1週間も出ない。どうしよう。」
  それに対し、別の字体での返事が書いてありました。
「ピンクの小粒、よく効く〜」
  もう1つ、さらに別の字体のものがありました。
「ピンクのカンチョー、よく効く〜」
しかも、イラスト付きで・・・。

 うん、落書きって、おもしろいね。

(その4)

 海や山など屋外に出たとき、女性にとって困るのがおトイレです。
小用はもちろん大の方も大いに困っちゃうのです。

 数年前に関東地方のある山を登山しました。
朝、家でうんちが出なかったのですが、そのまま出かけたのです。
山を上るにつれて、体を動かしたせいか、腸の活動もよくなったようで、
私は便意を催してきたのです。

 途中、山小屋があって、おトイレも完備しているとのことだったので、
がまんして、歩き続けました。
 ところが、山小屋は荒れ果てた無人のもので、おトイレは扉が壊されて、中が
見えるようなもので、かつ、おトイレの中も、これ以上汚いものはないと言うほど
最高に汚れていて、私の便意も急に引っ込んでしまいました。

 仕方なくまた、とぼとぼ歩き始めたのですが、途中でまた便意がやってきて、
とうとうがまんできなくなってしまいました。

 私は友人達と分かれて、やぶの中に飛び込み、用を足したのです。
やぶの先は絶壁になっていて、下から風が吹き上げてきて、私のお尻の穴を刺激
して、空気浣腸をされたような感じでした。
そのため、うんちが一気に出てしまいました。
とてもきもちよかったです。

 終わったあとに、ティシュと枯葉をかぶせました。
ただ、水がないのが困りましたけど・・・。
屋外でのうんちもよいものでしたよ。

 でも海や山では、女性のためにおトイレを整備して欲しいですね。

(その5)

おトイレ考その5です。
病院のおトイレについてです。

 病院のおトイレは浣腸をされる場合は深刻な問題です。
浣腸をされた後、おトイレに行くと、全部塞がっていて困ったと言う話をときどき
聞きますが、これは最高に困りますね。
浣腸される前に、2個所くらいを調べておかないと、万一の場合、大変ですね。

 男女共用なのも困ります。
特に、浣腸されたあとはすごい排泄音なので、男性に聞かれるのは超恥ずかしい
です。
これはどうしようもないことだけど・・・。

 私の友人の話では診察室のすぐ脇に、裸の洋式便器があって、浣腸されて、
医師や看護婦がいるところで、排泄させられたことがあるそうです。
もちろんドアなど仕切りは一切なかったそうです。
これはもう拷問に近いですね。

 私は経験ないですが、ベッドに寝たまま便器に排泄するのも困りますね。
においもすごいだろうし・・・。

 私が大腸検査を受けた病院は男女別々に検査専用のおトイレがあって、完璧
でした。
ただし、看護婦さんによる便の検査が何度もあって、あれは恥ずかしいです。
しかも、しいたけが出たなんて指摘を受けるんですから恥ずかしさも増します。

 病院で浣腸をされる場所は5種類あるようです。
1)診察室または診察室に隣接したベッドで受ける場合
2)処置室
3)病室のベッド
4)おトイレ
5)浣腸専用室(浣腸室)

 私の場合、2)、3)、4)、5)を経験しました。
3)の病室のベッドはカーテンは閉めるものの、お隣のベッドの人が気になって、
 恥ずかしいです。
 同性とは言え、数人がいる部屋で、
「えり子さん、浣腸しますよ。」
 と宣告されるのは、恥ずかしいです。
  そして、薄いカーテンで仕切られてはいるものの、病室のベッドでの浣腸は
 恥ずかしいのです。
  特に、イルリガートルではスタンドや器具のセットはカーテンを開いて
 行われるから、困るんです。
2)の専用の処置室は落ち着いて受けることができます。
 ただし、別の患者や付き添いの人がいる場合は恥ずかしいです。
4)のおトイレは便器がすぐそばにあるので、安心です。
5)の浣腸室には驚きました。
部屋にはベッドがひとつ、流し台があって、イルリガートルスタンドがありました。
こまったのは、ドアがないのです。
廊下からベッドが見えるのです。
隣がおトイレなので、おトイレに行く人に浣腸されている様子が見えちゃいます。
もっとも、検査を受ける人しか利用しないのですが。
私が浣腸されているとき、やはり見られちゃったようです。
目は合いませんでしたが・・・。
 浣腸をされているとき、人に見られるのはやはり恥ずかしいことです。

 でも、病院で受ける浣腸って、恥ずかしく、いやなもののはずなのに、
エキサイティングで、また受けたいと思う不思議なものですね。

(その6)

 おトイレ考その6です。
女子大時代のことです。
 私の通っていた学園のおトイレのお話です。
女子大なので、女性専用トイレが多いのですが、もちろん、数は少ないですが、
男性用トイレもありますよ。
 女子大に行くと、男性は女性用トイレで用を足さなければならないと思って
いらっしゃる方もいると聞いていますが、そんなことは決してありません。

 うんちをする場合は小刻みに水を流して欲しいですね。
まとめて最後に流す子がいますが、それだとにおいがこもって、次におトイレに
入る子が困るんです。
また、最後にまとめて流す子はセーターなどににおいが吸着されていて、その子に
近づくと、とてもにおうんです。

 女子大生は便秘の子が多いせいか、おトイレで浣腸を使っている子も
いるようです。
ときには使用済みのいちじく浣腸がそのまま放置されていて、困るんです。
ちゃんと、使用後はサニタリボックスへ捨てて欲しいです。
どうも、いたずらで、わざと放置しているふしもあるようです。

 おトイレに入ると、お隣が気になります。
防音構造になっているわけではないので、いろいろな音が聞こえてくるんです。
排泄音、水の音はもちろんですが、うめき声が聞こえることがあります。
便秘のため、いかにも苦しそうなうめき声がするときは、いたたまれないです。
 そのほか、がさがさ、ざわざわ、ぱたぱた、しゃらしゃら、ぷちぷち、ばりばり、
ちゅうちゅう・・・
などいろんな音が聞こえてきます。
わざわざ耳をそばだてているわけではないんですが・・。

 自分が出す音は相手にどう聞こえるかも気になります。
私は小刻みに水を流します。
省エネルギーには反するのですが・・・。

 ほんとうに、お隣りの音は気になります。
一体あの音は何?と思うことがあります。
食事、まさか。
読書、そうかな。
メイク直し、ありうる。
髪の手入れ、それもあろ。
着替え、うん、そうかな。
生*のお手当て、なるほど。
そして、もしかして、お浣腸?

(その7)

おトイレ考その7です。

 変わり種のおトイレをご紹介します。
一番単純なのは昔のアフリカの人達のおトイレだそうです。
川に2本棒を立てて、それにひもを張ったものです。
川に入って、ひもを手にもって、川の中で用を足すのです。
排出したものは魚のえさになるのです。
自然の浄化作用を利用したリサイクルシステムですね。

 昔の中国のおトイレはうんちが樋を伝わって、豚小屋に落ちる
ようになっています。
これも、うんちを豚さんが食べるリサイクルシステムの優れものです。

 最新式のおトイレをご紹介します。
センサがお尻の穴を検出します。
ノズルがお尻の穴に移動します。
そして、うんちをすると、バキューム装置が働いて、うんちを吸引してくれる
のです。

 どこのおトイレと思われますか。
答えはスペースシャトルのおトイレです。
毛#さんや向*さんはこのおトイレでうんちをしたのです。

(その8)

おトイレ考その8です。

 今日はうんちのお話です。
私がうんちをしたとします。
仮に、誰かがそれを断りも無しに、もち帰るとします。
 現在の法律ではそれは犯罪にはならないそうです。
というのも、うんちはお尻の穴から出たとき、もう捨てたもの、
つまり廃棄物として扱われるからです。
私は自分のうんちの所有権を主張できないのです。

 これはおかしいので、法律を見直すべきだと言う声があるそうです。
今はうんちは汚いもので、役に立たないものとされています。。
しかし、まもなく、うんちのにおいを消す薬品や食品が開発されるでしょう。
においを消すだけではなく、逆に、よいにおいをつけることさえできるように
なるかもしれません。

 そうすると、うんちは価値をもつようになるのです。
美人女優さんの香りのよいうんちは高値で取り引きされるかも知れません。
それを巡って、盗難などの犯罪もあるかも知れません。
こうなると、うんちには所有権が必要になりますね。
それに備えて、法改正が必要になるのです。

 おトイレ考のシリーズは今回をもちまして、浣了です。
読んでいただきまして、ありがとうございました。

 なお、前回と今回の書き込みは、「トイレの考古学」と言う本に
記載された内容をご紹介しました。
 例によって、書店での立ち読みですので、出版社は記憶していません。

掲載作品一覧