Re: バリウム検査後の浣腸 -
さやか 2024/09/04(Wed) 01:20
No.4804
診察室に入ると、すぐにお腹の様子を確認されました。
「最後に便が出たのはいつですか?」
「水曜日です。3日前です。」
「バリウム検査をしているので妊娠は大丈夫ですね。レントゲンで確認しますので、撮り終わったらまたお呼びします。」
淡々とレントゲン撮影になり、再度診察室に呼ばれたのは11時15分ころでした。
「レントゲンを見る限り、出口のところに便が降りてきてますね。その近くまでバリウムも降りてきてますので、固まる前に出してしまいましょう。辛いと思いますけど、浣腸しましょう。」
(健康診断のためとはいえ、浣腸を期待してしまった自分…)
「分かりました。お願いいたします。」
今回は、やむを得ないということで、主治医の先生もすぐに浣腸の指示を出してくれました。
「あとは処置室で指示されますので、お大事にしてください。」
そう言われて診察室を後にすると、看護師さんから、
「それじゃあ処置室で処置しますので、処置室のベッド1番でお待ちください…」
処置室に入り、1番のベッドに腰掛けて待っていると、看護師さんが浣腸の準備を終えてやってきました。
「それじゃあ浣腸してお通じつけますので、左側を下にしてベッドに横になってくださいね…」
「はい…」
便秘の治療ではありませんが、浣腸処置が始まります。
Re: バリウム検査後の浣腸 -
さやか 2024/09/04(Wed) 01:30
No.4805
私は、看護師さんの指示に従って、ショーツを下げました。浣腸を期待していた!?ので、スカートでしたから、ショーツを膝下まで下げて、スカートの裾をたくし上げます。
「これでいいですか…?」
「はい。大丈夫ですよ。バリウムがしっかり出るように、ちょっと多めにお薬入りますけど、全部入りきるまでは我慢してくださいね。」
(多い?って、もしかして150…?)
「多いって、どのくらい入れるんですか…?」
「これから入れるのは120です。全部入りきったら、あとはトイレでできるだけ我慢して出してください。」
「120って、ドラッグストアの4つ分ですか?」
「バリウムが固まる前にしっかり出さないといけないので、我慢してくださいね。もう、いいですか…?」
「はい…」
「それじゃあ入れますので、口で息して楽にしてくださいね…」
私が(はぁ〜、はぁ〜)と口呼吸を始めて、息を吐いた瞬間、お尻の穴が看護師さんの手によって広げられ、ブスリと浣腸の管が入ってきました。
今回は、お尻の穴には何も塗られませんでしたが、浣腸の管に潤滑剤が塗られていたのか、私のお尻の穴はすんなりと浣腸を受け容れました。
ずずっと浣腸の管がお尻の穴の中に埋められると、その瞬間がやってきました。
「お薬入りますね。終わるまでそのままですよ〜」
生暖かいグリセリン浣腸液が、じわっと腸内に広がってくるのが分かりました。時折、ぴゅっという感じで、看護師さんの手の動きに連動して、浣腸液が、私の中に入ってきては、いったん止まるということが、5回ほど繰り返されました。40秒ほどでしょうか、浣腸液の注入が終わりました。
「はい。お疲れ様でした。管抜きますので動かないでくださいね。」
私のお尻の穴から、するっと浣腸の管が抜かれました。
120ccの浣腸ですから、お腹の中にずっしりとした感覚と、重苦しい感覚があり、ショーツを上げてトイレに向かうときから、何となく出したいという、あの感じに襲われました。
Re: バリウム検査後の浣腸 -
さやか 2024/09/04(Wed) 01:42
No.4806
ゆっくりとトイレに向かい、個室を開けて、鍵を掛けました。
(はぁ、はぁ、まだ何とか我慢できそうだけども…)
浣腸処置が終わってから1分ほどが経ったかと思います。
トイレの中で、最初の波を耐えますが、立ったままの態勢で前かがみになりながら、トイレットペーパーを巻き取って、ショーツの中に滑り込ませて、お尻の穴を押さえます。
(120ccだから大丈夫だと思うけれども…これで出なかったら、もしかして手術…?)
バリウムが出なかったのは初めての経験でしたので、不安の中、お尻の穴を押さえて、浣腸後の我慢を続けます。
(…っ!お、お腹痛い…っ!)
私は、トイレの個室の中で、足をじたばたさせながら、左手でお腹をさすりながら、限界まで我慢しようとしました。ですが、120ccの浣腸の効果はてきめんで、2回目の波には勝てませんでした。
(もう…無理っ!)
私はショーツを下げながらトイレにまたがり、お尻の穴を押さえていた右手を離しました。その瞬間、お尻の穴を塞いでいた固い塊がボトッと出てきました。
(ボチャン!…ブシャッ!ボトボトボトボト…)
堰を切ったように、グリセリン浣腸液と一緒に何かが出てくるのが分かりました。呼吸をしながらも、何かが出てき続けて、少しえずいてしまいましたが、10分ほどトイレに籠もり、無事にバリウムも排出されたようです。
バリウムが出たかどうかの確認があったのは、とても恥ずかしかったのですが、バリウムが固まると一大事ですので、我慢しましたが、これはちょっとしんどかったです…
便秘の処置では中々浣腸してもらえませんが、検査などですと浣腸してもらえることは、かなり多いように思います。が、頻繁にお願いすることも難しいので、便秘だということで浣腸処置をお願いできるところを探すか、一期一会で遠方での浣腸処置しか思い当たらないのでした。
病院での浣腸は、市販の浣腸とは容量だけでなく、注入される感じも全然違いますので、何度でもされたいです。
こちらの掲示板ですので、私の気持ちを理解してくださる方々も相応にいらっしゃるのではないかと思います。
(もっと病院で浣腸してほしい…)
バリウム検査の思い出 -
銀河 【管理者】 2024/09/08(Sun) 23:12
No.4807
毎度の事ながらさやかさんの文章には引き込まれてしまいます。(*^_^*)ぽっ
状況が目に浮かびますし、心情には共感させられます。
私はバリウムの経験は少ないのですが有ります。 その時『この下剤を飲まなければ、もしかして浣腸!?』と渡されたプルセニドの服用を
躊躇った思い出が有ります。
そう、まさにこのさやかさんのような結末を期待して・・・^^;
悩んだのですが、でも当時(その後のスケジュールの都合で、もし秘結しても)病院に行く時間が取れないと判断し(泣く泣く)服用しました。[苦笑]
文中に有りましたが浣腸処置は便秘での外来受診ではかなり難しいですよね・・・ 頼めば施してくれるかもしれませんが、それでは趣に欠けます。
入院の方が格段に外来に比べ機会が増え受浣率も上がりますが、そうそう入院は出来ませんしね。(^_^;
現実的には検査絡みが良いのかなぁ。
★ 銀 河 ★