こんにちは。今日もまた医院で浣腸してもらいました。
今日訪ねたのは隣りの町との境にある診療所です。
職場の通り道で見つけた診療所ですが、とても古い建物で昭和のノスタルジーな感じがよくよく伝わる雰囲気でした。
中に入ってみると、一人おばあさんの患者さんが診察されているだけで待合室には誰もいませんでした。受付で保険証を渡すと、体温を測るように体温計が渡されたのですが、今の時代に水銀の体温計でした。仁丹の体温計で、普段から電子体温計(直腸用にしても)だったのでびっくりしました。
中のおばあさんの世間話がなかなか終わらなくて10分くらい待たされました。やっと診察室に呼ばれました。看護婦さんは50代くらいのおばさんで、私服に白いエプロンを着ただけの格好をされてました。
医師は結構お年を召されたおじいさん医師で、耳が遠いようで質問に応えるのに難儀しました。
今月に入ってから便通がない旨を伝えると、なんでもっと早く来なかったんやと叱られました。今は見ることがない鬼束式の聴診器で聴診され、横になって触診したら、かなりあっさりと「浣腸しよう。浣腸して詰まってる便を出さにゃ、ずっと苦しいよ」と言われ、これから浣腸してもらえることにドキドキしていたら、看護婦さんから思わぬ言葉が出ました。「浣腸、イチジク浣腸しかないですよ」と。そこから、医師と看護婦さんと受付の人とで揉めてました。大人用はもうなく、一つだけあったけど古くて期限が切れてるようでした。
失礼ながら、ぞんび様のお写真を借りさせていただき、URLを貼らせていただきますが(http://okancho.lab.jp/owota/owota60v4_01.jpg)、オヲタの60mlでした。まだキャップがオレンジで緑色のストッパーもついていません。
これ以外はイチジク浣腸しかないようでした。それでもお医者さんは浣腸器にイチジク浣腸液を吸い上げてやったらいいと譲らず、看護婦さんが奥へ浣腸器を探しに行きました。戻ってきた看護婦さんが見せた浣腸器は青ガラスの浣腸器でした。それでも20mlしか入らないからイチジク浣腸の方がまだ多く入ると看護婦さんが言いましたが、耳を貸さないお医者さんが、イチジク浣腸2本分なら三回入れたら入るだろうと言い、結局看護婦さんが折れて期限切れのオヲタをした後に浣腸器でイチジク浣腸二本分を入れることになりました。お医者さんGJって内心思いました。
診察台に寝てる間に看護婦さんが準備していましたが、イチジク浣腸の中身を検尿のコップに出していました。それからガラス浣腸器とオヲタが用意され、左側臥位にされお尻の下には新聞紙が敷かれました。最初にオヲタを入れられましたが、深くまで入れんとあかんと言って、管の根元くらいまで挿入されました。ゆっくり管を入れてくれたので痛みはなかったですが、左側臥位でもあの深さなら腸穿孔を引き起こしそうとは思いました。オヲタが入れ終わると次は浣腸器です。先に一本分は吸い上げていたようで、すぐに注入されました。オヲタは温めてませんでしたが、こちらは湯せんしていて生温かったです。一本目が入ったと同時に脱脂綿で栓をされ、その間に二本目を吸い上げて、また浣腸されました。
その後看護婦さんにお腹を揉まれながら、そのままの格好で五分我慢させられて、脱脂綿が濡れてきたところでトイレに案内されました。和式便器なので苦労しましたが、結構な量が浣腸されたおかげでたくさん排便できました。
便の観察などはなく、お腹すっきりしたかどうかお医者さんに聞かれて診察は終わり、会計を済ませました。
10年前に期限が切れたオヲタ、青ガラス浣腸器、水銀体温計に鬼束式聴診器と昭和感溢れる素晴らしい体験でした。
見にくいですが、青ガラス浣腸器を持ってきた看護婦さんの写真を添付させていただきます。
追伸になりますが、ぞんび様へ。ここでぞんび様の資料の写真のURLを貼らせていただく失礼をお許しください。
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