ここのところ有給消化をしていて、久しぶりに遠出しました。
途中の村はずれに小さな薬局があり、どんな浣腸が売っているのか入ってみました。白髪のおばあさん一人で営んでいるだけあって、古びた内観でしたが、扱っていたのはイチジク浣腸だけだったので、少しガッカリしました。
でも、棚の上にグリセリン浣腸の箱があったので、頼んで取ってもらいました。今でも日医工から製造されているディスポ浣腸のORYでした。内容量は60mlでした。処方箋がないから無理かなと思っていたらおばあさんが、「だいぶ便秘が辛いようならこっちにしとき」と言ってくれたので、結局一箱とおまけに開封した箱のあまりの4個、合わせて14個をもらいました。
滅多に扱っていないORYを入手できたのはとても嬉しかったです。
一つ開封してみて気づいた点です。
まず外観ですが形はオヲタに酷似していて、キャップがオヲタのような鉛筆キャップではなくケンエーなどの小さなキャップでした。ストッパーはついていません。
チューブの根元にアダプターがありますが、逆流防止弁に使われる金属球は見当たりませんでした。
特筆すべきは浣腸液の入っている容器です。オヲタでは容器を回すことで開栓されて使うものですが、ORYはやや違いました。
開封はアダプターを左に、容器は右回しにして開栓します。逆回しにするとアダプターから容器が外れてしまいました。容器は密封で、アダプターで小さな穴を開けて開封するようになっていました。いきなりポロリと落ちたのでびっくりしました。後発薬で、オヲタのOEMかもしれませんが、少しチープな感じがしました。
けど、液の入った容器の形はイチジク型にどことなく似ていて気に入りました。
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